アンチエイジング分野でも注目のテーマが、皮膚。
『見た目』は、特に女性からするとアラユル手段を尽くしてキレイに保ちたいもの。
エイジング認識を左右する大きな『皮膚』の管理の記事がったので抜粋します。(HealthDay Newsから)
▼皮膚を滑らかに保つ方法▼
年齢を重ねた皮膚を、しわが目立つ皮膚とたとえることが多いが、しみやしわを最小限にするためにできることがいくつかある。
米メリーランド大学メディカルセンター(ボルティモア)は、皮膚を滑らかに保ち、柔軟にし、しわを減らしたい人のために、下記のような方法を勧めている:
・生野菜や果物、全粒粉穀類を多く含む食事を摂取する。
・オリーブオイルなど、健康的な食用油を食事に取り入れる。
・定期的な運動を十分に行う。
・喫煙はせず、受動喫煙も避ける。
・就寝3時間前以降はアルコールを摂取しない。
・皮膚に優しい洗顔料で洗顔し、毎日保湿剤を利用する。
・皮膚を乾燥させる恐れがあることから、水道水での洗顔は頻繁に行わない。
・毎日日焼け止めを塗布し、紫外線が最も強い午前10時~午後4時の間は直射日光を避ける。
(HealthDay News 3月24日)
▼湿疹のケア▼
湿疹(eczema)とは、皮膚の赤みや痒みの原因となる種々の症状に対する包括的な用語である。
湿疹の家族歴がある人は、罹患する可能性がより高いが、感染するものではない。
米国家庭医学会(AAFP)は、湿疹の誘因となるものを予防するために、下記のような方法を勧めている:
・石鹸や洗剤、家庭用品の化学物質など皮膚を刺激するものを避ける。
・手を水に入れたり、水回りで作業をする際は、手袋を着用する。また、汗の蓄積を避けるために、手袋は定期的に外す。
・衣類の素材は、ウールや化学繊維を避け、綿や綿混紡を選択する。
・無香料の優しい洗浄剤で皮膚を洗う。短めの入浴かシャワーを浴び、湯温は熱くせず、ぬるめに保つ。
・シャワー後は、皮膚をやさしくパッティングして乾燥させ、保湿効果の高い物質をすぐに塗布する。
・皮膚の保湿は毎日行い、医師の処方通りに湿疹の治療薬を使用する。
・炎症のある皮膚はかいたりこすったりしない。皮膚は冷やして乾燥を保つ。
・ストレスとなるものは、可能な限り取り除く。
(HealthDay News 3月31日)
▼脱毛後のケア▼
化学療法や疾患による一時的な脱毛、あるいは永久的な脱毛であっても、毛髪を失うと日焼けの影響を受けやすく、頭皮や顔の皮膚癌(がん)に罹患しやすくなる。
米国立関節炎・筋骨格・皮膚疾患研究所(NIAMS)は、脱毛後の皮膚を保護するために以下のことを勧めている:
・顔および頭皮など、露出した部分すべてに日焼け止めを塗る。
・日光から目を守るためにサングラスをかける。
・頭皮にあたる日光の遮断および防寒のため、スカーフ、帽子、かつらを着ける。
・鼻毛の脱毛がある場合、鼻孔の内側に少量の抗生物質軟膏を塗る。
(HealthDay News 4月7日)
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幼少期からの皮膚疾患(アトピー性皮膚炎/ステロイド塗布薬依存症)による塗布薬の副作用離脱の闘いの中でアンチエイジング分野に行きつき自分の経験と集めた知識が今後の可能性を広げてくれているとしみじみ感じる私にとっては、納得の情報です。
Masa