私、脳の可塑性(Plasticity of Brain)という言葉に惹かれます。
脳は、外界からの刺激に対して、随時変化・適応していく能力がある。
これは、脳障害だけでなく、末梢神経障害、網膜損傷など感覚受容器の障害に対しても呼応する。
このメカニズムとして…、
①シナプス 伝達の効率性の増加もしくは抑制
②使われてなかった回路の使用
③シナプス自体の形態変化
④樹状突起・軸索の延長
⑤シナプスの新生
⑥神経細胞の新生
などなど。
そのために、必要なものは、
①外部からの適度な入力(視覚・聴覚だけでなく、固有位置覚・運動覚・物体認知なども)
②栄養
なんです!
その栄養(神経栄養因子)は、
①BDNF (脳由来神経栄養因子)
②GDNF(グリア細胞 由来神経栄養因子)
④IGF (インスリン様成長因子)-1
などが、ずいぶんと解明されつつあります。
では、要するに、
何を食べればいいんでしょう?
私なりの現時点の答えは、
とりあえず、酸化ストレスを減らすことが手っ取り早いというか、
栄養が効率的に働くことにつながるんではないかなーと思ったりしてます。
今まで「栄養」は、運動(ヒトが動くことすべて)のために必要という観点から研究されてきましたが、
栄養が細胞で効率よく働くための適度な運動(刺激)量は?という逆説的な視点からの研究もあっても面白いなぁ、と思います。
でもそんなもん、決めれるか!って、
僕でも思います。(゜д゜;)苦笑
Masa