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日曜雑感 ‐曜日を勘違いしてしまう‐

本日は6時に起床というか、ほとんど眠れずに深夜からFED公表の統計と為替レートの値動き相関させ、朝イチにリポート発行しなくちゃいけないということで集中してやっていたんですよね。

 

寄り見て動きが無いものだから、さっき日曜だということに気付いた。NYの時間が主戦場、リアルタイムが売りなのでリポートに関してはどうしてもオフィスではなくなるわけです。こういっちゃなんだが、東京時間の昼間はどうしても周回遅れのぬるいリポートになる。

 

米銀が破綻してからは私生活含め、なにかと追い込まれているのかもしれない。月曜だと思い込み、夜中から集中していた、 、こーいうのはあんま無いですね。

 

「権利確定前になんでこんな状況に?」と罪のない国内株ホルダーの方々をなんとかサポートしなくちゃいけない、ということで今月は一心不乱でやってきた。130円を割り込めば?

 

2、3の重要米マクロが軟化すれば可能性高く、セクターによっては(国内に)波及する。権利落ち前のポジション調整は、その水準によるが24日にはドイツ銀のCDS上昇に株価急落あり、火種か小種かなんとも決めきれない地雷が残った。金曜からはそのことが頭から離れなかったからかも。

 

27日にはダラス連銀活動指数、28日にはケースシラー、リッチモンド連銀活動指数、そしてFOMC高官の発言もある。表立って注目されていないが、コンファレンスボードの予想値は現在100を超えているようだが100を割り込む可能性あり、1つの分岐点になる。 金利がさらに下がりドルが売られた場合には、こーいう感じで、みたいな。まぁ明日も同じ状況なわけですが、1日経つと考えも変わるかも。

 

↑こーいう記事?は数日たてば削除の可能性ありってことで、決して無駄ではないけど疲れた。酒飲んで寝よっと

 

 

 

Update2: FOMCからのドル相場について ‐バランスシートはさらに拡大-

市場参加者は、政策当局があやふやな「~する準備がある」という言葉に惑わされず、今ある事実に向かってポジション調整し、期待不安を誘発するアナウンスに関しては後回しにすべき。当局者自身が展望をわかっていないのだから、そうするしかない。

 

ということで、3月会合で残された事実のみ示せば以下。

 

FFレートに関しては、世間一般でいわれているように目標レンジが4.75‐5.00%になった。で、ドル市場参加者にとって重要なのは(さらに)以下。

銀行準備に支払う金利は4.90%となり、オーバーナイトのレポに5.00%、オーバーナイトのリバースレポに支払う利息は4.80%となった。 米国債のラン‐オフ(持ち切り償還)は米国債600億ドル、MBS350億ドルで変わりなし。

 

がしかし15日時点で119.4億ドルだったBTFP利用額は22日時点で536.7億ドルへとさらに拡大している。 Fedは償還を続けるということだが、お伝えしていた通りバランスシート自体はQTを否定するかのように一層拡大し、前回の8.64兆ドルから8.73兆ドルとなっている。

 

以下はオマケというか補足だが、23年末のFFレート予想は12月予想からこれまた変わりなし。 予想中央値は5.125%、つまるところ「表記的には」あと一回の利上げをFOMC参加者は予想している、ということになる。(5.00%‐5.25%ということ) 

 

今なぜドル円レートは軟化し131円を割りこんでいるのか? 短期金利は誘導目標を割り込み、さらに一層の低下をみせているが、これはなんだかんだで金利を引き上げられないだろう、というマクロを踏まえての市場評価である。そしてバランスシートは拡大している。 軟調なマクロが、仮にこのまま継続傾向にあれば、現水準は妥当なレートだといえそうだ。

 

ドル売りの円転?現在の流れだと円高は正当化される。

 

 

 

※Fedの資産公表とともに修正しています

※ドットプロットに関しては言葉足らずで確認不足でした

 

 

 

 

3月会合について雑感

以下は会合前のeRsearch Eyeから。アメーバはメンテナンス中で更新できなかったんですよね。ダドリーの記事を見返したとき、くどかったものだから例のごとくやっぱいいや的な感覚で削除。(失敬)  

しかし内容は間違いなく、QT継続も声明文に記載された。

 

 

 

 

 

まぁ前回ブログと同じ内容ですが、こちらの方は公式リポートほどではないもののちょっぴし真面目に書いており、22日の会合後の感想としては、イエレン‐パウエルならでは、といったところで、ある意味煮え切らない方向で想定内だった。重要な箇所で言い切ることができないのも想定内。

 

SEPにおける23年末のFFレート予想、ならびにQTを継続する(声明文)といったことでも同様。まぁこんなところだろうな、という会合でしたね。簡素にいえば、「インフレファイターとしての印象を残しながらの金融不安のテールリスクを注視する」、というもの。

 

金利の引き上げはインフレ対処である一方で、金融不安を呼び込むといった2つの側面から語られていたのが今回の会合。パウエルはその狭間にいるんだと。

 

しかしもう1つの重要な視点として上記リンクに記載したのだが、金利を引き上げることによってベンチャー投資が減り、それがアメリカの経済成長にも影を落とす、といった内容。そのような論調を見かけることは無い。そのあたりまで語られるようになれば今回の問題は、社会感覚といった意味で有益なものだったかもしれない。

 

これをうけてNY株式市場は、って、、現議長はこんなもんです。

 

 

 

 

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