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現代の青天井について

遅ればせながら、さいきん具合悪くて家族の不具合?もあって不通で申し訳ない。しかしもう、専門的な事はブログに記載することはないのかも?

 

ここにきてスターゲートが熱狂を帯びている。

 

何度もお伝えしてきた人間の進化が終わりそれを補う世界の幕開けともいえる青天井が市場の一部で始まった。

 

ここに生きるしかない、

 

 

 

トランプフレーションとAI半導体セクターについて

米4月CPIが前年同月比3.8%増、コアが2.7%増。ハイテク、SOXは急落、昨年4月のトランプ関税からの流れで、これは完全なトランプフレーション、全世界に損害を与えている。たった1人、しかも個人の事情で。

 

AI半導体が相場を主導しているが、これによって高金利長期化となれば、MicrosoftやAlphabet、Amazonなど格付け高く保有キャッシュも巨大なテック企業は本業からもキャッシュフローがでるものの、もっとも注目されているOpenAIは赤字成長企業であり評価が下がりやすい。上記巨大テックと比較した場合、本業キャッシュが無く、MicrosoftやSBGとの提携はあるものの、そのSBGは最近報じられているように、資金繰りの問題が取り沙汰されている。

 

そのSBGは攻め(PL)の部分は評価益によって形成されているものの、バリュエーションといった意味ではPER10倍前後は割安株といった側面あり、さらにそのモメンタムは他の日本企業と比較にならない。そこがサポート要因となっている。

 

しかし守り(BS)の面ではARMの先行割高感とともに、その担保価値がどの程度SBGの財務面に安定感をもたらしているのかといえば大きな不安材料となっている。

 

SBGのLTVは25倍目安だが、ARMの目に見えない期待感がLTVを支えていることが投資家心理を不安にさせており、本日の決算を乗り越えたとしても攻めは評価益、守りは高PERの空中戦、ということで他のテック企業とは大きく異なっている。さらに今回この米国によるCPIの大幅上昇は、昨年のトランプ関税・今年のイラン攻撃から繋がっているトランプフレーションであり、全世界に波及することになった。これはSBGやOpenAIにとって逆風になる。

 

 

 

 

 

つまりAI需要は止まることをしらないが、トランプ発の高インフレはAI半導体セクターに調達コスト高として大きくのしかかる。本日のNasdaqやSOX、その他AI企業をみても明らか。高金利はFRBや為替だけの問題ではない、先端テクノロジーに大きくのしかかっており、これはハッキリいうがトランプ発の豪快なオウンゴールからはじまった。

 

このままだとトランプ共和党には中間選挙で大きなブーメランとなる。だから慎重を期しベッセントを日韓に調整役として米国の意図を伝えているはず。日本の首相が米国の意向を捉えることができず対中強硬姿勢を貫けば(直情的な失言など)、制裁を喰らうのは日本の現政権になる。

 

 

 

 

 

ベッセント訪日について雑感

介入については過去に何度も同じことを記載しているので重複でまぁいいかと、前回分は気分で削除。

 

ベッセントは米金利上昇に敏感なので、自身でコントロールできるところはコントロールする。つまり日本の通貨当局に対してはコントロール可能なので、今回の来日は米国債売るな(介入するな)・利上げするなの日本発の米金利上昇波及懸念(以下チャート)を伝えに来たのではないかな?世間の見通しとは違うわけだが。

 

以下、その根拠として米国の長期金利は高市政権発足後(昨年末)・米国によるイラン攻撃後・そして現在、とイールドカーブは長期金利上昇を伴いスティープニングしていることがわかる。ベッセントがナーバスになっているポイントである。

 

 

 

 

 

FFRはこの期間変わりない。政策目標は3.75だが、結局のところフロア金利(リバースレポレート、3.50%)が重要になる。 

※つまり表にあるRRPとはオーバーナイトのリバースレポプログラム、FFレートの下限のことである(※参照:拙著FRBとマーケットの関係がよくわかる本)

 

また為替とは別にして、日本の首相と会うのはその後の米中首脳会談にてディールを成功させたいから。 昨年から日本にメッセージを送っているように「中国を刺激するな、怒らせるな」といった事前の帳尻合わせだろう。 しかし米国側の意図を汲み取れない高市片山氏に苛立ちを募らせたベッセントは今年1月に直接片山大臣を叱責したでしょう?

 

大体ベッセントが政策についてSNS発信するときは、日本政府が発信した後に是正・修正メッセージといったパターン、今回もその延長におもえる。日本の両名とその取り巻きは相当疎いようだ。

 

今年序盤もそういうことから米国債を売却するような介入をさせずNYfedがレートチェックを行った。原資として米国債を今売られると困るので。

 

 

 

 

こちらの方が実弾介入より遥かに効果的だったが、米国債売却に釘を刺すものの、今回は円安ホクホク発言でレートチェックが実施されるとも思えない。(上リンク)

ベッセントからしても日本の首相が何を考えているのかわからないのではないだろうか。危うさを感じ取っているはずである。

 

トランプはとにかくイラン情勢を何とかしたいので中国の手を借りなくてはいけない、日本(というか日本の首相)は米国のディールの邪魔をする可能性があるので、その釘差し、というわけ。

 

まだ終わっていないので何ともいえないし、残り弾数は2兆円ほどとみているので、あと1,2度はやるかもしれないが、基本シナリオは上記の内容とみている。ベッセントが日銀利上げをどう思っているのかも、本当のところはわからないわけだが。日本の首相は逆に(利上げを)嫌がるでしょうね。

 

 

で、そんなことよりも自分にとってはAI半導体セクターで重要なイベントがある。正直、為替の状況についてはこんなところだろうな、で記載しているが、ERCリポートではAI半導体セクターに専念、といったところ。