盛岡車両センター一般公開を見学後、取って返して船岡に戻りまして、船岡駅前緑地に保存のED71 37号機とオハフ61 2527を訪れてました。
この2両は2017年4月以来の訪問で正直、状態はもっと悪化しているだろう。と思っていましたが、オハフ61 2527は本格的な修復されていないながらも、塗装がブドウ色2号に塗り直されていました。
ED71 37号機を船岡駅ホームから撮影。
こちら側が1エンドとなり、東京方を向いています。
こちらも船岡駅ホームから撮影のオハフ61 2527後位側。
本格的な修復は行われていないようですが、屋根の修復は行ったようです。
ホームからの前位側1ー3位。
以前は色褪せて、大井川鐵道のトーマス客車みたいな色になっていました。
ブドウ色に塗り直されていますが、腐食して欠落した雨樋は取り付けられていませんでしたが、草で良く見えないので、何とも言えませんが、車体の修復がある程度終わっているのでしょうか?
駅を出て、真正面から撮影。
なにしろ草の隆盛がもの凄く、撮影のしようがありませんでした😓
ED71形とオハフ61形についての解説板もありますが、柵内に設置されている上、草がすごくて読めません😅
なお、オハフ61形の表記類は見える限りでは手書きで書かれていました。
ED71 37号機のナンバーとメーカーズプレート。
ホーム側は見た目の状態はよさそうですが、公園側は南側となるのか、状態は余り良くありません。
フェンスの上に手を伸ばしてようやく撮影しました。
オハフ61 2527の後位側2ー4位側。
草も凄いですが、車掌室妻面付近にまで松の枝が伸びてきているため、これ以上のアングルでの撮影は諦めました😢
また、車番表記付近に解説板がありますが、植栽と花壇があるので近づく事も出来ません。
一部の窓枠が無くなっています。
これから本格的な修復をする(?)のかも知れませんが、塗装を先にしてしまったので、どうなんでしょうか?
しかし、夏場に来るもんじゃありませんね…😱

この2形式は、ED71形はこの37号機と利府に放置の1号機のみ、オハフ61形もこれと熱塩駅跡に保存の2両のみしか残っていません。
2両とも貴重な存在ですが、特にオハフ61形は大正産まれの台枠と台車を持つ貴重な存在です。
また、何のお手伝いもしていないのであまり大きな事は言えませんが、このオハフ61 2527が塗り直されたのは希望が持てる喜ばしい事ですが、まだ予断を許さない状況なような気がしました。
東北地方の厳しい自然環境では維持する事は難しいとは思いますが、なんとか美しい2両の姿を見たいと願ってやみません。

撮影年月
2019年7月
場所
船岡駅前緑地
JR東北本線  船岡駅下車2~3分ほど。

追記
以前の様子は過去ログをご参照していただければ幸いです。
テーマ別 電気機関車 2017年12月27日の記事です。