前回からの続きです。
浜松で一泊後、予定していた残りを全て回る事にしました。
宿を出てまずは、一番近い遠州鉄道 遠州西ヶ崎駅構内に留置されているED28 2号機を見に行きました。
今回も定位置に留置されていました。
当ブログではお馴染みの機関車ですが、昨年に検査を受けて再塗装されたとの事で訪問しました。
だいぶ色が濃くなった印象です。
車体も足回りもキレイになりました。
製造から95年も経過しているとは思えない姿です。
また工事用とは言え、今なお現役です。
一度は走行シーンは勿論ですが、パン上げ状態でも撮影してみたいですが、夜間しか走らないし…😅
また、伊豆箱根鉄道と遠州鉄道では「EDコラボ記念乗車券」を発売していました。
私はお土産用として両方購入しましたが、岳南電車と合わせて実際にコラボしたら凄い事になりそうですね😁
場所
遠州鉄道 遠州西ヶ崎駅構内。
次は遠州鉄道に乗車し、西鹿島にて天浜線に乗り換えて、天竜二俣駅西広場に保存のキハ20形、ナハネ20形を訪問しました。
2018年以来の訪問ですが、足場が増えていました。
天竜レトロ・トレインクラブと言うボランティア団体が地道ながらコツコツと修復活動なさっています。
前回は無かったキハ20 443にも足場が組まれていました。
もう一つの「20」形、C20コンテナも置かれています。
駅西広場から駅前ロータリーから道路を渡った所に機関車公園があります。
そこに保存されているC58 389号機。
以前から状態は芳しく無く、荒れた状態となっています。
場所
駅西広場、機関車公園
共に天竜浜名湖鉄道 天竜二俣駅下車、徒歩2分くらい。
二ヶ所の場所は少し離れています。
天竜二俣からは天浜線の時間が開いてしまいましたので、徒歩で西鹿島へ戻り(天浜線の関係者の方々、ごめんなさい🙏)、遠鉄で第一通り駅で下車、舘山寺方面のバスに乗り換えて、浜松フラワーパークに向かいました。
浜松フラワーパークに保存のD51 86号機。
浜松工場製D51形の第一号機であると共に、標準形D51形の量産先行機の第一号機でもあります。
過去ログでも書きましたが、ナメクジ形は1~85、91~100号機。
間の86~90号機の5両は設計を変更し、改良形としと試作されました。
標準形として量産されたのは101号機からで、二桁ナンバープレートもこの5両だけなので少し違和感があるような…😅
某所から移動しまして、今回のラストミッション、菅原遊歩道公園 堀留ぽっぽ道のケ91です。
小学校裏手の遊歩道に置かれている軽便機。
シリンダーカバーが外され、サイドタンクなどもカットされている所を見ると、浜松工場で教材として利用されていたと思われます。
サイドタンクには「国鉄 浜松工場」と書かれていますが、製造元は大日本軌道(雨宮製作所)です。
また、この遊歩道も浜松工場への引き込み線跡のようです。
ケ91の「ケ」は軽便の「ケ」を表します。
旧東濃鉄道(現在の太多線)が国有化により、国鉄籍に入る事になり付けられた形式で、名古屋のリニア鉄道館のケ90とは兄弟機です。
長期間整備されていないようで、かなり痛みが出て来ていました。
場所
浜松駅北口 バスターミナルから5番のりば 20系統乗車。
東伊場バス停下車 徒歩3~4分。
これで今回の保存巡りの旅も終了いたしました。が、二泊三日の旅程でしたので、もう一泊して帰宅しました。
もう少し、ゆっくりと回るつもりでしたが、最終日は雨予報でしたので毎度の事になりましたが、二日目に押し込んだ行程となってしまいました。
また、修復中の車両もありましたが、これらの車両はキレイになった頃、また見に行こうと思います。
しかし、これだけ遠鉄電車とバスに乗るなら、共通一日券を買えば良かった…😓
今度、静岡に行く時は岳南電車と大井川鐵道はスルーしませんので…😁