前の記事でも述べた通り、今回の旅行のメインイベントである大井川鐵道のEL急行に乗車するために島田市役所前からバスで新金谷へ向かいました。
新金谷入口と言うバス停から駅までは5~6分でした。
新金谷駅に到着したらEL急行はすでにホームへ据付けられており、編成を見てビックリ😲
何とスハフ43 2とオハ35 435の2両繋ぎでした。
なお、牽引機はE34でした。
このようなに模型みたいな組成が組めるのも旧客ならではです。
乗車前に撮影。
隣に留置されているのは後発のSLかわね路1号に使用される組成。
今回、復路は予約していったのですが、往路は予約していなかったので、駅前のプラザロコにて購入した所、何とか1ボックスを確保できましたが、往復ともに指定されたのは1号車。つまりこの車で往復する事になる所でしたが…
今回、往路で乗車したオハ35 435。
戦後製の折妻タイプです。
もう1両がスハフ43 2。
出来ればこちらに乗りたい❗
サボは吊り下げ式のオハ35形には入っていました。
差し込み式のスハフ43形には入っていませんでした。
ちょっと早めに改札を済ませて、他の乗客が乗車する前に車内に入ってみました。
スハフ43 2の後位側から客室を撮影。
近代化改装車のため、車内は塗りつぶし、座席は回転クロスシート(現在は固定化)、床はリノリューム貼り等の改造が行われています。
スハフ43 2の洗面所。
この車は便所と洗面所窓のHゴム化は行われていません。
もう1両のスハフ43 3は便所、洗面所窓ともにHゴム化改造が施工されています。
乗車するオハ35 435の車内。
こちらは近代化改装の行われていない、まさに「ザ 旧客」と言った感じでしょうか。
ニス塗りの車内に木製の床など、旧客現役を知る人にとってはこれぞ「汽車」なんでしょうね。
またガラガラのように見えますが、この後あれよあれよと観光客が乗り込んできて、編成が短いのもあり満席になりました。
妻仕切りには外付けのスピーカー。
ポスターは国鉄時代の物がそのまま貼られています。
向かい側のボックスシートも良い感じですが、やはりこの席も観光ツアー客でにぎやかな車内となりました。

晩秋の川根路をトコトコゆっくり進みます。
今年は紅葉の進み具合が遅かったようで、まだ紅葉している所は少ないとの事でした。
2号車には幼稚園児の団体が乗車しており、その団体が下車するために塩郷駅で臨時停車もありました。
このような柔軟な対応もさすが大井川鐵道さんだな。と思いました。

さて、この列車に千頭まで乗車して折り返しのかわね路14号で新金谷まで戻りましたが、その様子は次回の記事でご紹介したいと思います。

撮影年月
2019年11月