中国がTPP?
先週、ちょっと意外なニュースが出た。それは、中国がTPP参加に申請したというのやね。
環太平洋パートナーシップ協定。加盟国間で互いに関税を低くしたり、撤廃したりして、互いの貿易を増やそうという取り組みやわな。
もともと、トランプがいなかったら、このTPPは、中国包囲網の為に作ったようなものだったはず。
苦労して、くみ上げた11か国の協定に、果たして、中国は入れるのか。
一番大きな問題は、中国という国が、社会主義国で、国営企業に政府が、馬鹿スカ資金提供をしているということなんやね。
つまり、明らかに優位な条件の企業が、他国の競争相手を簡単に負かせてしまえること。これを認めたら、協定にならん。
TPPは、そのために、いろいろと厳しい制限措置を取り決めている。それを無視して、「ええとこどり」だけしようとするのなら。他の加盟国が黙ってないはず。当然、日本も認められないはずやて。
最恵国待遇が欲しいのなら、国営業への政府の不公平な優遇を止めないといけなくなる。そんなこと、中国に出来るはずがないと思うのやけれどね。
デジタル遷都
自民党の総裁選挙というより、次の日本の総理大臣を決める選挙が、野田聖子氏も立候補して、4名で始まった。
野田氏の立候補は、河野票を食うだろうから、ますます、行き先が複雑になってきたね。
その河野太郎氏が、「デジタル遷都」なる構想をぶち上げた。
機械に弱いロートルの国会議員の先生方には、なかなかイメージしにくいことやけど、この発想は、ある程度は使えるね。
企業でも、コロナ禍で、リモート出社にしているのに、国会議員の先生方は、まさに、密状態で、国会議事堂に集まって、口角泡を飛ばす、談論風発の論戦を、なさる。
国民に、自宅にいておけ、会社に行くなと言っている立場の人たちが、本来なら、率先して、リモート国会をすべきやのに、それをしない。
デジタル・アレルギーもあるのやろうけど、今日日、スマホやタブレット、PCなどで、テレビ通話をしたり、会議したりは、最早、日常のことになっている。
ところが、国会というところは、未だに昭和のままのことをやっている。
伝統を大事にすることは大事なのやけど、コロナ禍対策を、率先垂範してやるべき、代議士さんたちなんやけどね。
ええかげん、頭を切り替えて、世界中、どこにいても、委員会討議が出来るってこと。この際、徹底してみたらどうなんや。
議員さんの歳費や、旅費交通費を半額にして、その分、減税なんてできたら、みんな喜ぶで。
人口を増やすこと
まちづくりを進めるために、一番大事な事は何かを問われると、私は、多くの人が住みたいと思う街にする事にあると、答えると思うのやね。
世界の都市間競争って言えば、一歩引いて考えると、花いちもんめ。なんやね。魅力ある街にすること=人が集まってくること。
つまり、人口が減っていく街は、その政策が基本的に間違っている事にあると言えるのやね。
わが街・京都は、この意味において、何が一番大事な事か。これを間違えたのやと思うのやね。
京都は、国際観光都市とか言っているけど、実は観光で飯を食っている人の割合は、たった1割。大学で飯を食っている人が2割という、ある意味、特殊な街なんやね。
門川市長は、京都には5つ星ホテルが無い。ホテルの部屋数をもっと増やせと、観光重視政策を採って来た。
観光業は、言っちゃ悪いが、たくさん人が来てくれれば、たくさんのお金が落ち、粗利も大きく、経済寄与率は高いのやろう。
ところが、お宿バブルと呼ばれるほど、観光客が来て、こりゃ、ぼろ儲け出来ると、そこら中に雨後の筍のごとく、お宿が出来た。
普通の古民家を改装して、一軒貸しする者。大挙として押し寄せる中国人観光客をすし詰めにするための、寝られれば良いだけの安ホテル。
中国の人は、風呂に入らないから、シャワーさえあればいい。本当かいな。誰も疑わなかった。
大型も中型も含めて、今も京都では、多くの宿泊特化型のホテルがどんどんオープンしている。コロナ禍で、ほとんど、客もいないのにね。
観光公害と言われたほど、多くの人出溢れていた観光地は閑古鳥が鳴き、そして、誰も泊まらないホテルは、まさに、開店休業状態。倒産したところだってある。真新しい建物だけ残してね。
でも、このことで、一番の被害を被ったのは、京都で新しい生活を始めようとする若い人たちなんやね。
めぼしい土地には、安ホテルがどんどん建って、新しいマンションを建てる土地が無くなった。たまに出来ても、とても若い人が住めるほどの価格のものは皆無。
お宿バブルが、京都市内から、新婚カップルの住む場所を奪って、周辺都市や隣県に住まざるを得ない状況を作ってしまった。
新しい住民が増えないことは、そのまま、年寄りが死んでいくだけの街になって、京都市の人口は、大都市では、全国一の下落率になってしまったのやね。
地方自治体の主な収入源は、市民税と固定資産税。人口が減ると、収入が減るし、家が増えないとなかなか、苦しい。
人口を増やすのが、市長の究極の目的なのに、京都市のやってきたことは、全く逆の事ばかり。そりゃ、財政破綻して当然やわな。
地下鉄の借金とか、京都には、寺社仏閣が多くて、税金が入ってこないは、下手な言い訳やて。そんなの、今に始まった事やない。
京都市の経済危機は、完全に市長の政策が、失敗した失政に近いこと。認めはった方がええで。
そのうえで、どうしたら、京都市の人口が増えるか。そのためには何をすべきか。京都は三方を山に囲まれている。都市圏を大きくするためには、南に思い切って進出するしかない。
市役所を伏見区に移して、久御山、向日市、長岡京市、宇治市、城陽市、八幡市などと連携して、合併し、大京都となる方向性しか、埋没する京都の救済策は無いのやないか。
そのうえで、コロナ禍の悪影響が薄れるのを待つ。大事なのは、今の日本は、都市のサバイバルのための競争の時代になっていることを認識すること。
福岡や札幌、川崎にまで抜かれて、今や京都は人口第10位にまで、成り下がっている。
11位のさいたまにも、いずれ抜かれる。この凋落ぶり。誰が悪いのや。
京都が人口10位以下になると、市民のプライドが無くなる。なりふり構っている場合やないのやないのか。
カントリーリスク
実は、我が家のトイレのご機嫌が悪くなって、シャワートイレ機能が全く使えなくなってしまった。
他の暖房便座とか、水洗機能は、大丈夫なので、使えることは使えるのだけど、お尻が洗えないのはつらいね。
築16年の我が家からしたら、ぼちぼち、いろいろなところが故障してきている。食器洗浄機は換えたし、洗濯機や冷蔵庫、エアコンなんかも、買い替えた。
ある程度は消耗品やからね。トイレなんて、めったに壊れないと思っていたけど、やっぱり、電化製品の部分は、潰れるものなんやね。
まぁ、これから、10年か20年か、お世話になるのだから、今までLIXLEのサティスというものやったのを、TOTOのネオレストという、ちょっと良いトイレに交換してみた。
いろいろ悩んで、相見積取って、発注したのやけど、その納期が何と、11月初旬なんやと。
何でも、TOTOの便器の工場があるのが、ベトナムで、そのベトナムで、コロナが猛威を振るっていて、工場が操業停止しているのやそうな。
ワクチンがまあまあ、行き渡って来た日本と比べて、ベトナムは、ワクチン不足で、なかなか接種が進んでないのやろうね。
それにしても、TOTOぐらいの日本のトップメーカーが、そんなに流通在庫を持たずにお商売をしているなんて、どうなのかね。
日本の便器のシェア6割のTOTOが欠品って。喜んでいるのはINAXさんぐらいかもね。
ベトナムのロックダウンは、いつ終わるかわからない。他の生産拠点で、作る作戦に変えたのかもね。
サプライチェーンというものは、つながって初めて生きるもの。いろいろな生産拠点に分散しているのは、リスクをヘッジするためなのかもね。
材料から生産まで全部国内でなっていた時代しか知らない我々は、他国でそのチェーンが途切れたら、全部こける・・というカントリーリスクも考慮しておかないと、いけないのやろうね。
河野氏は信用できない
鳩山元総理が、自分のご都合主義で、前言を翻した河野太郎氏に、信用できないと、批判した。
おいおい、トラストミーと言って、嘘つきまくっていた、あんたが、それを言うのか。あなたの方がよっぽど、信用できないけどね。
私、鳩山氏が、こんなことを言うのは、野党にとって、河野太郎氏が、一番総理になって欲しくないと思っている事の裏返しなんやと思うのやね。
国民的に人気のある河野太郎さんが、総理になると、より野党の支持者が落ちるからね。
誰を敵に回したくないかの答えを、言っているのと、同じやわ。
野党からしたら、菅総理は選挙に弱い。このまま、総選挙になったら、野党候補が確実に得票が増えると、目論んでいたはずや。
ところが、支持率の落ちていた菅総理は、あっさり退陣して、人気のある河野太郎氏が、出て来た。
河野太郎氏と言えば、地方議員にとって、二面ポスターに一緒に乗りたい総裁候補の人気ナンバーワンや。
そら、菅さんや石破さんよりは、よっぽど、見栄えが良いわな。申し訳ないけど。
本当は、河野太郎氏と小泉ジュニアが、最強コンビらしい。これが、野党にとっては、悔しいところなのやろうね。
今年の9月は、自民党の総裁選が、世の中の話題を独り占めしていて、野党の人たちは、負け犬の遠吠え状態になっとる。
多分、自民が、そこそこ取る選挙に今年は戻ると思うで。
タカとハト
自民党の総裁選挙。いつものことやけど、与野党の対決より盛り上がる。
ある意味、日本は、総与党の感覚で、真の革新が出てこない国柄なのかもね。
野党があまりにも、頼りなさすぎるので、自民党内に右派と左派が出来て、その戦いになる。国民は、自民党内での選択肢に頼り切ることになるのやね。
今度の総裁選で見えるのは、自民党の国会議員票では、比較的右派が強くて、地方票になると、比較的左派というより、中道派が、強いようやね。
立候補者で言えば、左から言えば、(河野)(石破)(岸田)(高市)の順かな。右寄りの高市は、最終的には、岸田氏の票に変わるはず。
石破氏の票は、河野氏に合流する。そして、結局、岸田VS河野の戦いになるのやろうね。
国会議員という人たちは、ある意味、選挙のプロたち。百戦錬磨のやり方で、どうなれば、山が動いて、がけ崩れが起きるかを、知り尽くしている。
高市氏の立候補は、最初から、対河野への定石と見るべき。石破が河野支援に回るのが分かり切っているからね。
だから、高市を出して、反河野体制を作って、最後に岸田に合流する作戦を採ったのやろうね。
地方票では河野氏に負けるのは、小泉総理の時の事が教訓になっているからね。でも、今度はどうやろうかね。
安倍さんが、右寄り過ぎたから、時代の流れは、やや左により戻されると考えるのが常道。河野総理誕生になるのやないかな。外したら、恥ずかしいけど。
無駄遣いが身についている
京都市の門川市長が、このままでいけば、5年以内に、京都市の財政は、破綻してしまうと公表していた。
その割には、京都市交通局は、地下鉄の新型車両を公表。250万もかけて、また、新キャラを作る。。。ほんと、節約する気があるのかねぇ。
きっと、お金の使い方が硬直化していて、誰もそれに手を付けられない体質になってしまっているのやろうね。
ただね。市長さんの立場で、それを何とかするために、選挙で当選しているのに、もう駄目だの弱音を、吐くのは、あかんて。
ダメにならないためには、どうしたか。どうするのかを、言わないと、何にも、切りこめてないやないの。
市長さんや、市議会議員さんの報酬はカットしたのやろうね。1%しか、カットやらないって、どやさ。
自ら、身を切ってそれでもダメでしたでないと、みんな納得出来ひんて。
この2年、コロナでいろいろなことが中止になっているはず。本当なら、けっこう大きな金額が支出されず残ってないといけないはず。
本当に、それを、きっちり、チェックできているのか。助成金、補助金のあたりに、きっちり、踏み込めているのか。不要不急のカネは使ってないか。
私、他の地方自治体に比べて、京都市って、ぬるい体質で、例年通りの支出を減らすと、文句言われるから、それが嫌で、言い出してないと思うのやね。
市民新聞とか、区役所の広報誌。本当にカラー刷りのあんな立派なものが必要か。
本当に必要な人にだけ、行きわたれば良いのに、既存のやり方を変えられない。ネット使えば1円もいらないものに、無駄な銭を使って、どぶに公金ほかしてないか。
門川氏が出来ないのなら、出来る人に新しい市長をやってほしい。いつまでも、5党相乗りの教育長上がりの市長を続けなければいけない理由が無い。
うるさい猫の首に鈴を付ける嫌な役回りを誰かがおってくれないと、京都市のぬるま湯体質は、変われないって。
1/10デノミ
日本っていう国が、なぜ、世界から後れを取りだしたのか。このことを明確に指摘することは大変難しいことやね。
でも、マスコミに先導された世論なるものが、永く日本の経済成長を停滞させてきた可能性は、大きいと思うのやね。
今の低金利だって、その根底にあるのは、日本の貨幣価値がずっと変わらないままにあることに、大きく関係している。
我々はきっと、毎年のようにマスコミが起こす、大変だ大変だという、報道に乗せられ過ぎているのかもね。
春と秋はも物の値上げがある時期なんやけど、いつも間にか、我々は、物価が騰がることが、「悪」であるという価値観に洗脳されてないやろうか。
そりゃ、値上げは懐に響くから、誰もが嫌なものなのは分かる。
でも、モノの値段が上がることは、実は、経済にとって、至極当然のことであって、ある程度の価格上昇というものは、経済を成長させることにおいて、必要悪である意味もあるのやね。
少しはインフレが起きないと、預金の金利や、投資の利回りも上がらない。物価が上らないと、我々の給料も上がらない。
資産家は、貯蓄をしても、金利が稼げないし、その余禄を預かっている贅沢品も売れない。負のサイクルから抜けられなくなっているのやね。
日本は長く、デフレスパイラルから抜け出せないでいて、アベノミクスで、多少改善はしたように見えているけど、まだまだ、インフレターゲットの達成には到底届いていないのやね。
そこで、どうしたら、この悪循環を断ち切れるか。私、奇策やけど、1/10のデノミはどうかと思うのやね。
デノミネーションをするとしたら、1/100というのが王道なのやろうけど、100円が新1円になるデノミって、なかなか、皆がピンと来ないと思うのやね。
30万の給料もらっている人が、明日から、月給3000円になります。円の価値が100倍になるのだから、計算上は合っているけど、肌感覚はどうやろう。
1円8銭が1ドルてなかんじ。それより、1ドルが10円80銭の方が抵抗感が低いような気がするのやね。
この1/10デノミによって、日本人のお金に関する感覚が、ちょっと変えられると感じないかな。これをきっかけに、再び経済成長する日本にリセットできないやろうか。
デノミは、いつまでも今のままが良いという、旧守派の意識を変えられる。時代が変わったと思ってもらうためのきっかけにする。
30万円だった月給が新円では30000円。円の価値が少し上がったような感覚が、デフレスパイラルや、スタグフレーション突破に良い影響力を与えるような気がするのやけどね。
企業は誰のもの?
資本主義社会では、企業の目的は、株主への還元なんて、お花畑なことを書いてある経済の教科書がほとんどやけど、私、これに、違和感あるのやね。
株主なんて所詮、目先の利益ばかり追う、守銭奴たちばかり・・と思わないとあかん。本当に企業が株主のものなんて思っている人はいないのやないか。
企業は、やっぱり、社員と経営者のものやて。
企業の儲けは、ここへの配分に重点を置くべきであって、株主への配当重視の考え方では、血が通った会社にはならんて。
つまり、もっと、会社の儲けは、設備投資やら、社員への分け前に向けるべきやと思うのやね。
これからは、日本生命やサントリー、JTBなどのように、資金力のある優良企業ほど、株式至上主義から卒業して、非上場の道を選ぶようになるのやないかな。企業防衛のためにも。
もともと、株式を発行して、お金を集める必要のある企業って、資本力が弱いところ。
しっかり儲かっている所は、自己資金で何とかなるから、株券発行なんて頼らなくていいわな。
いつの間にか、日本の会社は、本来、個人企業の大きくなっただけやったのが、株式市場での資金調達によって、会社の運営をする奴隷に成り下がっているのやね。
市場から、金を借りたら、その金を返したり、それに利息を付ける配当というものをしなくてはならなくなる。
これが企業を市場の奴隷にしてしまうのやね。
安直に新株発行して、濡れ手に粟のカネを作る行為より、資金繰りに困ったら、自社所有の本社ビルを売って、資金調達するJTBは、立派やと思うわ。
本来の経営はやっぱり、その企業の独自性に依拠すべきやわな。
大手投資ファンドに身売りした企業の行く末なんて期待したらあかん。日本の復活のキーワードは、非上場なのかも知れないね。
岸田流所得倍増
自民党の総裁選での公約で、岸田氏が、ちょっと驚くような事を言い出した。
いつの時代の新聞の見出しかと思ったら、ちゃんと2021年の9月って書いてある。その見出しには、所得倍増を公約したとあるのやね。
池田隼人の時代やあるまいし、日本人の所得が今の倍になる。この公約って大丈夫なのか。それとも、妄想のアドバルーンなのか。
確かに、日本人の給料はこの30年以上あまり上がってないし、その間に世界の発展途上国やら先進国が成長して、日本は、一人、取り残された感がある。
本来やったら、日本人の平均所得は今の倍ぐらいになってないとおかしい。この主張は分かる。
国税庁の資料によると、日本人の2021年の平均年収は436万円。これって、1992年の455万円より下がっている。誰が悪いのやろうね。
ボーナス引いて月給にしたら30万円を割るかな。これを50万円ぐらいには、したいところやね。他の国に負けないようにするには。
それと、大問題は少子化。これの解決法は、「えこひいき」するしかないと思うのやね。文句を言う人はいるやろうけど。
結婚しないと損。子供を作らないと損・・の社会にするために、税を優遇する。これに尽きる。
もともと結婚できない、しないは、稼ぎが少ないから。稼ぎが増えれば結婚や子育てをする人が確実に増える。
そのためには、企業の利益をしっかり個人に還元させて、給料が上る仕組みを作ることやろうね。
これ、もし本当に、実現出来たら、岸田さん株が騰がるで。