企業は誰のもの?
資本主義社会では、企業の目的は、株主への還元なんて、お花畑なことを書いてある経済の教科書がほとんどやけど、私、これに、違和感あるのやね。
株主なんて所詮、目先の利益ばかり追う、守銭奴たちばかり・・と思わないとあかん。本当に企業が株主のものなんて思っている人はいないのやないか。
企業は、やっぱり、社員と経営者のものやて。
企業の儲けは、ここへの配分に重点を置くべきであって、株主への配当重視の考え方では、血が通った会社にはならんて。
つまり、もっと、会社の儲けは、設備投資やら、社員への分け前に向けるべきやと思うのやね。
これからは、日本生命やサントリー、JTBなどのように、資金力のある優良企業ほど、株式至上主義から卒業して、非上場の道を選ぶようになるのやないかな。企業防衛のためにも。
もともと、株式を発行して、お金を集める必要のある企業って、資本力が弱いところ。
しっかり儲かっている所は、自己資金で何とかなるから、株券発行なんて頼らなくていいわな。
いつの間にか、日本の会社は、本来、個人企業の大きくなっただけやったのが、株式市場での資金調達によって、会社の運営をする奴隷に成り下がっているのやね。
市場から、金を借りたら、その金を返したり、それに利息を付ける配当というものをしなくてはならなくなる。
これが企業を市場の奴隷にしてしまうのやね。
安直に新株発行して、濡れ手に粟のカネを作る行為より、資金繰りに困ったら、自社所有の本社ビルを売って、資金調達するJTBは、立派やと思うわ。
本来の経営はやっぱり、その企業の独自性に依拠すべきやわな。
大手投資ファンドに身売りした企業の行く末なんて期待したらあかん。日本の復活のキーワードは、非上場なのかも知れないね。