人口を増やすこと | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

人口を増やすこと

 まちづくりを進めるために、一番大事な事は何かを問われると、私は、多くの人が住みたいと思う街にする事にあると、答えると思うのやね。

 

 世界の都市間競争って言えば、一歩引いて考えると、花いちもんめ。なんやね。魅力ある街にすること=人が集まってくること。

 

 つまり、人口が減っていく街は、その政策が基本的に間違っている事にあると言えるのやね。

 

 わが街・京都は、この意味において、何が一番大事な事か。これを間違えたのやと思うのやね。

 

 京都は、国際観光都市とか言っているけど、実は観光で飯を食っている人の割合は、たった1割。大学で飯を食っている人が2割という、ある意味、特殊な街なんやね。

 

 門川市長は、京都には5つ星ホテルが無い。ホテルの部屋数をもっと増やせと、観光重視政策を採って来た。

 

 観光業は、言っちゃ悪いが、たくさん人が来てくれれば、たくさんのお金が落ち、粗利も大きく、経済寄与率は高いのやろう。

 

 ところが、お宿バブルと呼ばれるほど、観光客が来て、こりゃ、ぼろ儲け出来ると、そこら中に雨後の筍のごとく、お宿が出来た。

 

 普通の古民家を改装して、一軒貸しする者。大挙として押し寄せる中国人観光客をすし詰めにするための、寝られれば良いだけの安ホテル。

 

 中国の人は、風呂に入らないから、シャワーさえあればいい。本当かいな。誰も疑わなかった。

 

 大型も中型も含めて、今も京都では、多くの宿泊特化型のホテルがどんどんオープンしている。コロナ禍で、ほとんど、客もいないのにね。

 

 観光公害と言われたほど、多くの人出溢れていた観光地は閑古鳥が鳴き、そして、誰も泊まらないホテルは、まさに、開店休業状態。倒産したところだってある。真新しい建物だけ残してね。

 

 でも、このことで、一番の被害を被ったのは、京都で新しい生活を始めようとする若い人たちなんやね。

 

 めぼしい土地には、安ホテルがどんどん建って、新しいマンションを建てる土地が無くなった。たまに出来ても、とても若い人が住めるほどの価格のものは皆無。

 

 お宿バブルが、京都市内から、新婚カップルの住む場所を奪って、周辺都市や隣県に住まざるを得ない状況を作ってしまった。

 

 新しい住民が増えないことは、そのまま、年寄りが死んでいくだけの街になって、京都市の人口は、大都市では、全国一の下落率になってしまったのやね。

 

 地方自治体の主な収入源は、市民税と固定資産税。人口が減ると、収入が減るし、家が増えないとなかなか、苦しい。

 

 人口を増やすのが、市長の究極の目的なのに、京都市のやってきたことは、全く逆の事ばかり。そりゃ、財政破綻して当然やわな。

 

 地下鉄の借金とか、京都には、寺社仏閣が多くて、税金が入ってこないは、下手な言い訳やて。そんなの、今に始まった事やない。

 

 京都市の経済危機は、完全に市長の政策が、失敗した失政に近いこと。認めはった方がええで。

 

 そのうえで、どうしたら、京都市の人口が増えるか。そのためには何をすべきか。京都は三方を山に囲まれている。都市圏を大きくするためには、南に思い切って進出するしかない。

 

 市役所を伏見区に移して、久御山、向日市、長岡京市、宇治市、城陽市、八幡市などと連携して、合併し、大京都となる方向性しか、埋没する京都の救済策は無いのやないか。

 

 そのうえで、コロナ禍の悪影響が薄れるのを待つ。大事なのは、今の日本は、都市のサバイバルのための競争の時代になっていることを認識すること。

 

 福岡や札幌、川崎にまで抜かれて、今や京都は人口第10位にまで、成り下がっている。

 

 11位のさいたまにも、いずれ抜かれる。この凋落ぶり。誰が悪いのや。

 

 京都が人口10位以下になると、市民のプライドが無くなる。なりふり構っている場合やないのやないのか。