第9回「橫丁・小径学会」三ノ輪遊歩日程が決まりました!
「横丁・小径学会」三ノ輪遊歩
開催日:11月23日(土・祝)
ナビゲーター:小林一郎
集合場所:JR常磐線「南千住駅」西口改札前
集合時間:午後2時
内容:三ノ輪ラビリンスを遊歩します。
*参加費無料。参加希望の方、ご連絡ください。一緒に、遊歩しましょう。
第9回「橫丁・小径学会」三ノ輪遊歩日程が決まりました!
「横丁・小径学会」三ノ輪遊歩
開催日:11月23日(土・祝)
ナビゲーター:小林一郎
集合場所:JR常磐線「南千住駅」西口改札前
集合時間:午後2時
内容:三ノ輪ラビリンスを遊歩します。
*参加費無料。参加希望の方、ご連絡ください。一緒に、遊歩しましょう。
レディメイド(製品化、パッケージ化)の時代の前にはハンドメイドが輝いていた
うちわの読書会で、『ミシンと日本の近代――消費者の創出』(アンドルー・ゴードン、大島 かおり著 みすず書房)を扱いました。これはミシン、とりわけ、世界初の多国籍企業といわれるシンガーがわが国に入り、普及する課程を消費者と同時に購買することによって生産者にもなり得るという一面(ライフスタイルが消費を支える)をも孕んだ姿を浮き彫りにしている書籍です。シンガーミシンの値段は月給二ヵ月分。ということで、現金で買うことはできません。そこで登場したのが月賦販売というシステム。現代流にいえばローンということでしょうか。このローン、なぜ日本人に受け入れられたか、に話が進み、さらに、ミシンの普及を通してわが国の近現代史を描いて見せてくれているが、では、「なぜミシンが滅びたか」が今後のテーマだ、ということでミシンの消滅過程とその原因について話し合いました。まあ、父ちゃんは、ただ単に飲み会で集まっているだけじゃなくて、一応、本の内容について語り合ってから飲み会に席を変えているんだよ、ということなんぞを家族に伝えてはいるんですが、今晩もまた何かしら理由を付けてどっかに飲みに行ってる、なんだそうです。
本を借りる基準は?
昨日、ある本が読みたくて、図書館に行きました。
まあ、あらかじめ、ネットで、もよりの区の図書館の在庫状態を見て、寄ったんですが、事務所で調べたときと同様、図書館内で調べてみても、同名の書籍が同じ出版社からが何冊出されていました。うん? なんで、こんなに?
メガネを老眼鏡にかけ直して、ひとつひとつ丁寧に見ていくと、やっぱり同じ。なんですが、さらに、繰り替えし見ていくと、どうも一番最初に出した単行本と、選書のシリーズの中での書籍と、さらに、年度版を違えた単行本、最後にゃ現代学術文庫なるものすら出ていました。というだけではなく、どうもヒット商品だったようで、続編も出版されていて、それぞれ、単行本その他が用意されていました。まあ、これだけ仕入れて在庫していていただけるのはありがたいことですが、さて、小生、何を借りていこう。単行本は重たい。かといって文庫本は開架なのですぐにもってこられるけれど、自分で探すのはなんともおっくう。それに文庫本ってことは字が小さい? う~ん、でも、単なる文庫じゃなくて現代学術文庫なんて名前がついている。講談社なら通常のサイズだけれども違うので通常の文庫版よりも大きい可能性がある? そこで、もう一度、検索し直して、本のサイズを確認し、でも確認すればするほど、どのタイプも小さいことが判明。ってなことを繰り返しながら、これってジイサンしかやらないな~、と自分自身で納得。最後は、プリントアウトしたものをカウンターに出して、閉架から同時代ライブラリーという選書での書籍を出してもらいました。
借りる本を選ぶだけで、結構疲れちゃいました。
ライオン看板の取材アポとってきました!
ある電子書籍文庫の原稿依頼を受け、躊躇しながらも、「ライオン看板をテーマにしたものなら」と消極的に引き受けたのが数ヶ月前。とはいえ、その後、その仕事にはほとんど手を付けず。こんな雰囲気は編集者にも伝わるんでしょう。その後、どのくらい進んでいるか、手を変え品を変え尻を叩かれ、それなりにごまかし続けてきましたが、とうとう逃げおおせず、とにかく、アポをとりに行ってきました。
めざすライオン看板のお宅に伺って、「こんど取材をさせてください」と頼んだのが、去年の初夏。そのときには、どこどこに出稿するため、という即物的な理由はなかったので、一年以上経ってしまいましたが、苦し紛れにこたえた「ライオン看板なら」という返答も、去年声をかけていたんで、いつでも取材できる、という目論見もあったからなんですが、それでも取材先が一軒では話が書けません。で、資料は? それが、震災復興なら結構あるんですが、戦災復興となるとほとんどなし。建設省の総括もまるで使いものにならず。
ということで、今日まできてしまったんですが……。
どうにか、来週いっぱいで片を付け、スッキリとした気持ちで、12月を迎えたい、と思っています。もし、書けたら、面白いものになると思います。ダメだったら、ごまかしのほもうもいろいろ考えていて、どちらの自分が強いか……。
毎年、10月の第三日曜日、母校の大学院の前で
毎年、学生時代の同じクラスの者どうしが集まって、一献傾けています。
日にちは10月の第三日曜日。場所は母校の大学院前。なぜ大学院前か、というと、10年近く前(?)最初に集まるときにてんやわんやの事態が発生したからです。当時でもすでに、校舎も新しく建て替えられており、それぞれにカタカナ名が付けられていました。そのため、そのカタカナ名で集合をかけたところ、どうもそのカタカナ名を聞いただけで内容を判断せず、先に建て替わっていたカタカナ名が付いていた本校というか記念館行ってしまったもの、はたまた、他の学部の方にいってしまう者までいて、あっちに駆けていったり、こっちに戻ってきたりとてんやわんや。みんなが集まるだけで(近くにはいたんですが)1時間以上かかってしまいました。これだけでも大消耗。ということで、現在ない校舎名などいまの学生には通じないでしょうが、すべて40年前の名称、校舎名で動いています。
集まった後は、近所で一献のはしごをしたり(午前中から飲んでいるので店を変えなければならない状態になります)、神宮に行って母校の野球を応援したり。隣のラグビー場に行こうとしたこともありましたが、残念ながら、どうも母校の試合が組まれない日に当たってしまってそれは断念。
急遽まち歩きをせがまれて、東京見物をしたり(こんな時にしか東京に出てくる機会がないとうのが理由)、とやってることはたわいないことばかり。ただし、今回は、はじめから谷中遊歩が組まれ、さらに駒込の六義園も行きたい、とのこと。雨になりそうなのが心配ですが、それも楽しいんだそうです。
毎年同じ日、同じ時間に集まるというこの企画。もう何年繰り返しているのか。いちいち、アナウンスせずにも、とにかく「大学院の前に集まろう」というのが合い言葉。最後の一人になっても、広場の椅子にちょこんと座って誰かを待っていれば、それはまだこの企画が続いていることになるんじゃない、というのがみんなの一致した意見です。
今年は、明後日が集合の日です。
わが家の花は枯れない!
何週間前でしたか、カミさんがどこかで引き出物のようなものをもらってきました。きっと幼稚園での引き出物の残りだと思うんですが、なにぶん、普段からあまり熱心に話を聞いていないので、その出所が、娘がどこかからもらってきたものなのか、カミさんがもらってきたものなのか、はたまた、どこからもらってきたのは定かではないんですが、細長いケースの中にバームクーヘンが入っていました。で、そのケースには、白いカラーが添えられていました。まあ、なんというか、食べ物だけでなく、花を添えるなんぞ、繊細な心配りが感じられます。ということで、カミさんはさっさと蓋をあけて、バームクーヘンをパクパク。まあ、ご自分で獲得してきた獲物なので、どうぞご存分のお食べいただいていました。一方、小生はカラーがなんとも気になりまして、掲げてみたり、透かしてみたり。う~ん、今の時期にカラー? まあ、なんとも時代の力というか欲しい時期に欲しいものがつくれる、という時代なんですね。
で、花びら、触ると見た目の柔らかい質感そのもの。しっとり感まで伝わってきます。とはいえ、茎の下の方。これはなんとも贋作の世界。ちょっと、違うんじゃない。どこをどう見ても偽物とはいいけれないけれど、本物、と言い切る自信はありません。
と、カミさん、普段は花を生ける(一応、卒塔婆じゃなくて、生け花の看板はもっています)なんざしないのに、コップに水を入れ、カラーを差しました。一輪挿しです。うん~?
それから、一週間。ちょっと、朽ちてきた?
また、もう一週間。花びらの縁がチョット茶色っぽくなってきました。花は枯れるまで飾っておいたらかわいそう。美しい時期だけ見てあげる、というのが小生のポリシーなのですが、まだまだ、しっかりと見られます。
そして、……。一昨日、ついに、「大様の耳はロバの耳?」じゃないですが、「これって、本当に生花かい?」と勇気を出して異を唱えてしましました。
もう、ここまで来ると、引くに引けず、「やっぱりおかしいよ~」。
花は本物でしょう、という反論にも季節が違う、ということから説得をし始め、最後には茎を見せて、ほらね、と同意を求めると、納得したようで、すかさず(? それほど動きがいいわけじゃありませんが)台所へ。
う~ん、長かったな~、不審のカラー!
原子力による発電
一昨日、新自由主義(保守というよりタカ派の保守、あるいは民族主義者)の方のお話をお聞きしました。
そこで、原発の話。「わたしは原発推進派だったんですが、民主党政権時代、原子力事故があって、それをきっかけに原発反対になりました」
う~ん、たしかに多いですよね。
で、現在自民・公明政権に戻りましたが、
その先生は原発反対を続けているそうです。
まあ、ルーマンの合意形成でも持ち出すのかどうかわかりませんが、
戻るに戻れず、という方多いと思います。
ボクぁ-、こういう人信じられないな~。素直に、やっぱり、原発推進、っていって恥ずかしそうに戻っていく人の方が信じられるな~。かっこわるいだろうけど。
某革新政党だって、本心は原発どころか核を持ちたいんでしょ、という疑念はぬぐいきれません。自民党と一緒になって核拡散条約への調印に反対していましたからね。その二政党が手に手を取るなんてことほかにはないでしょ。まあ、ぼくは、書評でお世話になってはいるんですが。
こんな捻れたなかで、人権派の出版社から『脱原発とエネルギー政策の転換』(坪郷實著)が出版されました。最後の校正の際、先生のドイツ出張と重なってしまってハラハラしましたが、誠実にきちっと作業していだだき、どうにか日程通り発売することができました。これは、早稲田大学の坪郷先生授業でも使用する書籍ですが、みなさんもご興味あったら読んでみてください。
千住のやっちゃ場がテレビに出たみたい!
千住のやっちゃ場の前を通ると、芸能人が食堂で集合写真を撮ったテレビ取材の写真が掲示されていました! おお~、なんとやっちゃ場もとうとうテレビで扱ってもらえた! と大感激。で、よく見ると、どうも値段が違う。刺身定食が安い。う~ん? これ、場内じゃなくて場外だ! ということは、いろいろ法令、条例の関係があって(場内は組合員のものですものね)? 場内の食堂を広く一般に報道することはできないのかな、なんて少々がっくり。でも、つねづね、築地はあんなに有名になっているのに、江戸時代(二大市場? 三大市場?)から続く千住のやっちゃ場(現在8~9割が魚、野菜その他が1~2割)がなんでみんなに知ってもらえないの? と残念で仕方がなかったので、場外でも納得です。
みなさん、千住のやっちゃ場、昼過ぎぐらいまでなら、入って美味しい魚漁が食べられます。入り口の守衛さんに声を掛ければボクら一般人でも入れます。ぜひ、立ち寄ってください。
そうそう、正式名称は「東京都中央卸売市場足立市場」です!