原子力による発電 | 小林一郎と歩く「ガード下」と「横丁」

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原子力による発電
一昨日、新自由主義(保守というよりタカ派の保守、あるいは民族主義者)の方のお話をお聞きしました。
そこで、原発の話。「わたしは原発推進派だったんですが、民主党政権時代、原子力事故があって、それをきっかけに原発反対になりました」
う~ん、たしかに多いですよね。
で、現在自民・公明政権に戻りましたが、
その先生は原発反対を続けているそうです。
まあ、ルーマンの合意形成でも持ち出すのかどうかわかりませんが、
戻るに戻れず、という方多いと思います。
ボクぁ-、こういう人信じられないな~。素直に、やっぱり、原発推進、っていって恥ずかしそうに戻っていく人の方が信じられるな~。かっこわるいだろうけど。
某革新政党だって、本心は原発どころか核を持ちたいんでしょ、という疑念はぬぐいきれません。自民党と一緒になって核拡散条約への調印に反対していましたからね。その二政党が手に手を取るなんてことほかにはないでしょ。まあ、ぼくは、書評でお世話になってはいるんですが。
こんな捻れたなかで、人権派の出版社から『脱原発とエネルギー政策の転換』(坪郷實著)が出版されました。最後の校正の際、先生のドイツ出張と重なってしまってハラハラしましたが、誠実にきちっと作業していだだき、どうにか日程通り発売することができました。これは、早稲田大学の坪郷先生授業でも使用する書籍ですが、みなさんもご興味あったら読んでみてください。