単なる田舎じゃない! 柴又にも文化財があったゾー!
今年も東京都の文化財ウィークが始まります。ということで、小冊子を眺めていたら、「東京下町に築かれた前方後円墳――柴又八幡神社古墳――」なんぞというのが掲載されていました。たしか、八幡さまの奥、京成線と隣の保育園に近い側にこんもりとした裸の盛り土がありました。かつては、登ったり降りたり(子どもだからできました。大人になったら、そんな意味のないことなど繰り返しませんね)して遊んでいました。きっと、人の背丈ほどのそのこんもりとした山のことだと思います。
この話、高校生ぐらいになると〝古墳らしい〟という話を何となく聞いたような。大人になると、明らかに築山ではなく、土砂を捨てて、そのまま放置したところ、というような認識でしたが、なんと古墳でした。
いやはや、柴又にも文化財なんぞというものがありました。単なる田舎というだけ(帝釈さんだけは昔からあって、昭和の30年代までは賑やかで、庚申の日には人混みで歩けないほどでしたが……)じゃなかったんですよ~。

