【新シリーズ】2019年9月に屋久島視察をしたときのレポート3屋久島ドライブ開始 | エコノミライ研究所のブログ

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2015年2月16日に設立した任意団体です。
ありとあらゆる「ミライ」について考える団体ですが、主に
「E」lectric「V」iecle(電気自動車)を通じて
1、生活の未来
2、文化の未来
3、社会の未来
を探求して行きます。

いつもエコノミライ研究所のブログをご覧下さり、誠にありがとうございます。

COVID-19による影響が世界を混乱の渦に巻き込んで早3年。

なかなか、収束しそうにありませんが、無事息災であることの幸せを噛み締めています。

 

 

 

 

(東シナ海展望所から屋久島永田浜方面を見渡した屋久島北部の風景)

 

(鹿児島本港)

 

(JR山陽新幹線岡山駅下りホームより)

 

 電気自動車EVは、時速80km以上の高速走行の場合は、エネルギー効率が悪くなりますので、第2世代量産型EVである三菱i-MiEVや日産ZE-0リーフ、e-NV200の場合には、70kmから80kmごとに急速充電を継ぎ足して行かなければ、走り切ることができません。
 エコノミライ研究所は、このことを、経験をもって実証してきました。
 所長楊田は三菱i-MiEV「Gミーヴ」号を所有していますが、TECTOMさんの「燃費マネージャー」(実勢価格3万円前後)を搭載し、電池残量や消費電力、累積電費など、各種情報を記録し、適切な情報処理を施せば電気自動車という「次世代自動車」の実用性能をより詳しく分析することができ、快適なEVドライブに活かすことができます。


 楊田の片道300km超のEVロングドライブの実績と致しましては


(報告済)2017年7月横浜→関→倉敷(700km)
(報告済)2017年8月倉敷→鹿児島→屋久島(900km)
(報告済)2017年10月倉敷→東京・横浜→倉敷(1400km)
(報告済)2018年8月倉敷→小牧→白馬→小牧→倉敷(1400km)
(報告済)2018年10月倉敷→東京(700km)
(報告済)2019年4月倉敷→東京・横浜→倉敷(1400km)
(報告済)2019年9月倉敷→米原→白馬→敦賀→倉敷(1400km)
★今回★2019年9月鹿児島→倉敷(700km)
2021年3月倉敷→鹿児島(700km)
2022年3月倉敷→鹿児島→倉敷(1400km)

2022年7月倉敷→小牧→白馬→小牧→倉敷(1400km)


となっておりますが、2023年現在、まだまだ、過去に実施したドライブ報告ができておりません。

先回をもちまして、漸く、2019年春の倉敷東京往復レポートが完了しましたので、

 

先回より屋久島訪問を実施した令和元年秋のレポートを始めています。

 

令和元(2019)年9月下旬


 

「〇〇電力の担当者が屋久島視察をする継いでに協議会を開催したいので、同席してくれないでしょうか」

 

という依頼がありましたので

 

エコノミライ研究所ゴッチ本部長の拠点、屋久島へ向かうため

 

JR山陽新幹線の岡山駅からまずは、博多駅を目指し

 

「博多で勉強会があるけど、それが終わったら合流できるよ」

 

と言ってくれたN氏と博多駅で合流

 

令和元(2019)年9月下旬の午前10時頃

 

JR九州新幹線の博多駅にて「さくら」号に乗車し

 

令和元(2019)年9月下旬の正午前

 

JR九州新幹線の鹿児島中央駅に到着しました。

 

引き続き、屋久島行き高速船が発着する

 

鹿児島本港へ目指すため

 

タクシー乗り場へと向かったのでありました。

 

鹿児島本港から東を向いた方角を望んでいますから

 

目の前に桜島が見えます。

 

左手前には、これから乗ろうとしているフネだと思いますが

(トッピー7号だと思います。)

 

高速船トッピー号です。

 

また、その奥には、車も搭載可能なフェリー屋久島2が停泊する突堤も見えます。

 

時刻は正午ごろ

 

船が出るまで30分程度しかありませんけれども

 

高速船に乗る時間は1時間強かかりますから

 

昼食としてラーメンを頂きました。

 

鹿児島らしい豚骨ラーメンで美味しかったです。

 

利用したフネは

 

屋久島の宮之浦港行きのトッピー号です。

 

「種子屋久高速船株式会社(たねやくこうそくせん)は、鹿児島県に本社を置く日本の海運会社。」

 

(出典:ウィキペディア種子屋久高速船 - Wikipedia

「航路の安定的な維持のため鹿児島県などが仲介に入り2011年10月に高速船事業の統合が発表され、両グループが合弁し種子屋久高速船を設立、2012年4月1日より運航を新会社に統合した。

出資比率は岩崎54%、市丸27%で残りは金融機関、自治体など。

社長は市丸隆二郎が就任している。
 

両社とも同一船種(ボーイング929・通称「ジェットフォイル」、鹿児島商船は5隻・コスモラインは3隻)で運航していたが、統合時の協定により鹿児島商船・コスモラインともに3隻ずつの保有と定められたため、鹿児島商船は2隻を減船・売却している。

船舶は両社がそれぞれ引き続き保有している。

また、愛称は旧 鹿児島商船の「トッピー」(方言でトビウオの意)、旧 コスモラインの「ロケット」ともに旧称がそのまま承継されており、新会社でも各々の呼称が並称されている。」(出典:ウィキペディア種子屋久高速船 - Wikipedia
 

乗船すること約100分間

 

令和元(2019)年9月下旬の午後2時過ぎ

 

屋久島の宮之浦港に、無事、到着しました。

 

乗客の皆さん

 

思い思いの場所へ向かうため

 

桟橋を渡って行きます。

 

これより

 

ゴッチ本部長が待っている

 

駐車場へと向かいます。

 

無事に屋久島のゴッチ本部長と合流することができ

 

1周約100kmの屋久島では重宝する

 

三菱自動車の電気自動車ミニキャブ・バン・MiEVにて移動することとなりました。

 

(参考写真:手前がミニキャブ・バン・MiEV、左奥側が日産e-NV200)

 

この島に遣って来た目的は

 

翌日に、大手電力会社担当者様との協議会に参加するためなのですが

 

先方様も前日入り、到着地は屋久島空港、時間は午後4時頃ということで

 

 

2時間近く、待ち時間があるため

 

ゴッチ本部長の提案により、島内ドライブを敢行することとなりました。

 

 

そういうこともあろうかと

 

倉敷本部から所長楊田は

 

SONYのアクションカムを持参しておりましたから

 

急遽、ミニキャブ・バン・MiEVに装着し、録画させてもらうことにしました。

 

 

9月下旬の頃なのですが

 

本州中国地方では朝夕寒い位の気候であったところ

 

屋久島島内の気候は、比較的高い湿度と熱波に曝され、大変、蒸し暑かったです。

 

 

鹿児島や高知は、冬でも比較的暖かい印象がありますから

 

それよりも100km程南下した屋久島

 

亜熱帯のど真ん中に位置する島、なのかもしれません。

 

 

 

宮之浦港から島の周囲を巡る県道に出て

 

交差点を右折し、永田浜方面へと向かいます。

 

そうそう

 

この看板に記されているとおり

 

「いなか浜 海亀産卵地」

 

へと向かうワケです。

 

 

紹介が遅れました。

 

現在通行中の道路は

 

鹿児島県道78号上屋久永田屋久線(1976年9月1日認定)です。

 

(参考:ウィキペディア鹿児島県の県道一覧 - Wikipedia

 

 

法定時速は40km

 

比較的、クルマの流量も少ないですから

 

余裕を持ったドライブを楽しむことができます。

 

 

生まれてこの方(かた)

 

どちらが屋久島で、どちらが種子島?

 

程度の知識から

 

 

今から10年程前よりゴッチ本部長が屋久島島民となり

 

筆者楊田にとりましても

 

無縁な場所では無くなりましたから

 

 

何時かは、この島に上陸し

 

すこうしでも多くの情報を得よう

 

と想うに至り

 

 

2017(平成29)年8月初頭

 

初めて、屋久島に上陸

 

滞在時間、たったの4時間という、短い訪問をして以来

 

2回目の上陸であります。

 

 

今回の屋久島訪問の理由は、既に紹介しましたように

 

某大手電力会社の関係者による

 

屋久島視察並びにEVユーザーへのリサーチ

 

に立ち会うためです。

 

 

ゴッチ本部長一人では、応対が間に合いそうになかったため

 

電気事情に詳しいブロガー先輩と

 

2019年段階でEVユーザー歴7年、所長楊田も加勢し

 

翌日の協議会に臨む予定です。

 

 

2017年の訪問時より、可成りの時間的余裕があるなぁ

 

幸せな気分でドライブを楽しんでいました。

 

 

地図で確認しましたが

 

宮之浦港をスタート地点とし

 

これから向かっている

 

永田浜までの距離は

 

約20km

 

 

平均時速40kmとしますと

 

約30分で到達できる場所に

 

ウミガメの産卵地、永田浜へと辿り着くことができます。

 

 

島の形状に沿うように道路も整備されていますから

 

 

上り坂や下り坂

 

 

左へ右へとカーブ

 

 

ただ、急激な

 

昇り降りや

 

左右のワインディングはありませんので

 

ドライブ自体はすこぶる快適です。

 

 

地図によりますと

 

志戸子(しとこ)

 

という集落のようです。

 

 

志戸子ガジュマル公園

 

という

 

南国特有のガジュマルの密林を堪能できる公園ですが

 

通過致しました。

 

ヤシ科植物や

 

ソテツ科植物が多く目に入るので

 

南国風情を満喫できますが

 

 

道なき道を切り開いた歴史も有しているようで

 

のり面がコンクリートでガッチリと固められている場所もあります。

 

 

また、断崖絶壁の多い島ですから

 

このように施工が大変そうな橋を何か所も通過しました。

 

 

 

一湊(いっそう)海水浴場前を通過します。

 

 

この辺りは標高が低いので

 

海が近くに見えました。

 

 

ほどなく、すこうし内陸部に進み

 

集落が見え始めます。

 

 

この辺りの場所は

 

一湊(いっそう)

 

というようです。

 

 

川の名前も一湊川

 

 

一湊という集落は

 

屋久島の真北に位置するエリアです。

 

 

一湊小学校を通過します。

 

 

令和5(2023)年現在

 

屋久島全島の人口は1.1マン人強でありますから

 

学校施設も少なくないのでは、と思いましたから

 

ウィキ記事にてチェックしました。

 

教育
高等学校
鹿児島県立屋久島高等学校
屋久島おおぞら高等学校


中学校
町立
屋久島町立中央中学校
屋久島町立金岳中学校(口永良部島)
屋久島町立岳南中学校
屋久島町立安房中学校


小学校
町立
屋久島町立宮浦小学校
屋久島町立一湊小学校
屋久島町立永田小学校
屋久島町立金岳小学校(口永良部島)
屋久島町立小瀬田小学校
屋久島町立栗生小学校
屋久島町立八幡小学校
屋久島町立神山小学校
屋久島町立安房小学校

 

(出典:ウィキペディア屋久島町 - Wikipedia

 

 

決して、多くはないですけれども

 

令和元(2019)年といえば、

 

口永良部島の噴火で島民の方々は大変でしたから

 

屋久島町立金岳中学校(口永良部島)

屋久島町立金岳小学校(口永良部島)

 

の皆様も、大変だったのだろう、ということを

 

今更ながら知るに至りました。

 

 

この辺りは島の北端から500mほど内陸部の山間(やまあい)を通過中です。

 

 

長い上り坂を登った先に、トンネルが見えてきました。

 

 

とても短いトンネルのようです。

 

 

開通してから、相当の年月が経過したトンネルだと思います。

 

 

トンネルを抜けた先には海が見えたのですが

 

直ぐに、このように断崖の上を走る道路へと変貌致します。

 

 

嘗ては、ここも、断崖絶壁だったのだと思います。

 

手前側はともかく

 

前方に見えるコンクリート建造物の存在は、

 

嘗ての大規模ながけ崩れにより復旧工事が実施された跡なのだろうと思います。

 

 

可成り、手の込んだ防護柵ですが

 

柵から植物が食み出していますので

 

あまり、考えたくはありませんが

 

いずれまた、此処は、がけ崩れが発生するのかもしれません。

 

 

そうしましたら

 

突然

 

見晴らしの良い場所に到達しましたので

 

 

”すこうしだけ景色をみさせて下さいな”

 

とお願いしたところ、OKしてくれましたので

 

停車スペースにクルマを停めました。

 

 

東シナ海展望所

 

北は九州、西は口永良部島を目視できる東シナ海を一望することができます。

 

 

 

 

 令和元(2019)年9月下旬に実施した

 

〇〇電力担当者様との協議会参加のための屋久島訪問ミッション

 

そのときの模様をレポートし始めています。


 これまで同様、「ゆっくり・じっくり」とお付き合い下されば幸いです。
 

 

前のシリーズ

【推敲】Gミーヴ倉敷東京往復ドライブ2019春1-1本部→淡河(おうご) 2022-09-17 07:00:00

 

 

<関連シリーズ>

ジャパンEVラリー白馬2018の思い出1(2018.9.22)

 

ジャパンEVラリー白馬2019の思い出2_エコノミライ研究所メンバーそれぞれの旅立ち(2019.9.14)

 

【新シリーズ】20190428Gミーヴで東京往復_01平成最後のEVロングドライブへ 2020-10-24 07:00:00

 

 

【新シリーズ】e-NV200「えこの弐」号で関東出張_00移動をした前提(2020.5.16)

 

<蛇足「えこの弐」とは>

エコノミライ研究所のブログを最初からお読み下さっている方々には、説明不要かもしれませんけれども

過去記事がありますので、リンクを貼っておきます。

 

ご参考になれば幸いです。

HハンドルNネーム、e-NV200について(2017-09-09)

 

<蛇足「Gミーヴ」とは>

エコノミライ研究所所長楊田が所有する2011年11月マイナーモデルチェンジタイプの三菱i-MiEVのGグレードのことを言います。楊田はこのクルマを2012年11月に購入選択権付きリースにて導入し、5年後の2017年10月末に残価を支払い、完全所有の形で2020年10月現在も所有し続けています。

我がGミーヴについて(2017.7.10)