【推敲】Gミーヴ倉敷東京往復ドライブ2019春1-1本部→淡河(おうご) | エコノミライ研究所のブログ

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2015年2月16日に設立した任意団体です。
ありとあらゆる「ミライ」について考える団体ですが、主に
「E」lectric「V」iecle(電気自動車)を通じて
1、生活の未来
2、文化の未来
3、社会の未来
を探求して行きます。

いつもエコノミライ研究所のブログをご覧下さり、誠にありがとうございます。

 


 電気自動車EVは、時速80km以上の高速走行の場合は、エネルギー効率が悪くなりますので、第2世代量産型EVである三菱i-MiEVや日産ZE-0リーフ、e-NV200の場合には、70kmから80kmごとに急速充電を継ぎ足して行かなければ、走り切ることができません。
 エコノミライ研究所は、このことを、経験をもって実証してきました。
 所長楊田は三菱i-MiEV「Gミーヴ」号を所有していますが、TECTOMさんの「燃費マネージャー」(実勢価格3万円前後)を搭載し、電池残量や消費電力、累積電費など、各種情報を記録し、適切な情報処理を施せば電気自動車という「次世代自動車」の実用性能をより詳しく分析することができ、快適なEVドライブに活かすことができます。
 楊田の片道300km超のEVロングドライブの実績と致しましては
(報告済)2017年7月横浜→関→倉敷(700km)
(報告済)2017年8月倉敷→鹿児島→屋久島(900km)
(報告済)2017年10月倉敷→東京・横浜→倉敷(1400km)
(報告済)2018年8月倉敷→小牧→白馬→小牧→倉敷(1400km)
(報告済)2018年10月倉敷→東京(700km)
★今回★2019年4月倉敷→東京・横浜→倉敷(1400km)
(報告済)2019年9月倉敷→米原→白馬→敦賀→倉敷(1400km)
2019年9月鹿児島→倉敷(700km)
となっておりますが、2020年の秋も深まりつつある現在もなお、昨年実施したドライブ報告ができておりません。

 ただ、新型コロナ禍の影響で、新規のロングドライブにチャレンジすることが不可能な現在、レビューできていなかった過去のドライブについて取り上げることができるのは、不幸中の幸いかもしれません。

いずれにしましても
2017年夏から連載開始したエコノミライ研究所のブログは、このようなEVドライブのレポートをするために開設されたようなものですので、
「三菱i-MiEV「Gミーヴ」号で東京往復_往路編」
と題して、旅行記を綴り始めます。

 これまで同様、「ゆっくり・じっくり」とお付き合い下されば幸いです。

<三菱i-MiEV「Gミーヴ」号で東京往復_往路編>

第1章 往路ドライブの様子

 第1節 倉敷本部から「1」山陽自動車道福石PA上りまでの様子

 平成31年は、4ヵ月だけ存在しました。

 いずれは、日本史において、「平成天皇」と称されるであろう、明仁(あきひと)上皇陛下は、30年余りもの間、日本国の象徴として、わが国の平和を祈り続けて下さいました。

 平成最後のゴールデンウィークは、週末の関係や、「令和天皇」と称されるであろう、皇太子浩宮(ひろのみや)殿下が、天皇徳仁(なるひと)として即位されることをお祝いすることも兼ね、楊田家としても、10連休という、過去最長のお休みを頂くことができました。

 この10連休の初日は、先に紹介した「山羽虎夫式国産第1号車115周年記念パイオニアラン」に参加しました。

 

そして、連休2日目から、2泊3日の予定で、片道約700km、総走行距離約1400kmに及ぶ、Gミーヴでの東京往復のためのEVドライブに挑戦することとなりました。


2017年10月に実施したときとは、違う家の者とのドライブです。

 

この者にとっては、不安もあったでしょうが、行きたくて仕方なかったため、満を持しての出発であったことも、申し添えます。

 平成31年4月28日午前5時、倉敷から出発致しました。

高速道EVドライブの出発地点であるE2山陽自動車道17倉敷ICのETCゲートを、潜(くぐ)ります。

倉敷インターから、本線に入る際には、このような、上り坂が待っていまして、

これがまた、”長いドライブをスルゾ、楽しみだなぁ”という気分にさせてくれます。

倉敷ICから本線に合流するポイントは、すでに、16倉敷JCT手前1kmの地点となりまして、E30瀬戸中央自動車道との分岐が近づくゾーンを兼ねています。

E30瀬戸中央自動車道からの合流車両との兼ね合いをクリアして間もなく、次の「関門」である、「二子トンネル」通過の状況が待ち構えます。

「二子(ふたご)トンネル」(758m)の辺りは、西から東へと勾配が高くなる、いわゆる「サグ」でもありますから、異常な速度低下にも、ご注意下さい。

二子トンネルを抜けましても、暫くは上り坂が続きますから、速度低下の無いよう、引き続き注意が必要です。

 

標高100m程度の山間を抜けるゾーンですが、道はこの辺りから平坦になります。
 

人口70万人余り、岡山県都の岡山市に入りますと、間もなくE73岡山自動車道との分岐点である15岡山JCTを通過します。


岡山県民は、この場所があるお蔭で、県南と県北とを、スムーズに、スピーディに行き来することができる、という便利さを享受しています。
 

昼間のドライブは、やはり、快適です。


4月28日の朝日を受けながらのドライブでした。


朝方の気温は10度位でしたので、この時間帯では、服を多めに着こまないと寒いくらいでした。

岡山県内最大のサービスエリアの一つでもある、吉備SA(上り)の入り口です。

スタート地点から10km程度しか進んでいませんので、吉備SAは通過します。

 

吉備SAを通過しますと、程なく、県都岡山市街の最寄インターチェンジである、


<14>岡山IC上りを通過します。
 

流入車両・流出車両が共に多いインターチェンジですので、車間距離や速度には十分、お気をつけ下さい。


岡山ICを出ますと、次のICは10km以上も東の13山陽IC上りとなりまして、東隣りの兵庫県の県都神戸市まで、約150km余りとなります。

全長3200m、E2山陽自動車道で最長の部類に入る長さのある笠井山トンネルに入ります。
車両火災や、死亡事故が時々発生する要注意のトンネルですので、車線変更が禁止されています。

山陽自動車道は、兎に角、トンネルが多い高速道路です。

倉敷ICから岡山県最東端の福石PAまでに存在するトンネルを列挙致しますと、次のようになります。
(参考:ドライブレコーダー記録並びにグーグルマップ参照)

<17>倉敷IC
<16>倉敷JCT
1二子(ふたご)トンネル(758m)
<15>岡山JCT
2鼓山(つづみやま)トンネル(560m)
3名越山(なごしやま)トンネル(1035m)
4城山トンネル(317m)
吉備SA
<14>岡山IC
5笠井山トンネル(3200m)
6宋谷山(そたにやま)トンネル(1290m)
7牟佐(むさ)トンネル(1350m)
8馬屋(まや)トンネル(1120m)
<13>山陽IC
9龍王山(りゅうおうざん)トンネル(1530m)
10塩納(しおの)トンネル(480m)
瀬戸PA
11保木(ほき)トンネル(440m)
12勢力(せいりき)トンネル(550m)
13熊山トンネル(1310m)
14奥吉原(おくよしはら)トンネル(450m)
15福富トンネル(1090m)
<12>和気IC
16稲坪トンネル(280m)
17閑谷(しずたに)トンネル(960m)
<11>備前IC
福石PA

倉敷から福石までの高速道路構造物については、橋を除けば、上述した内容だけのことなのですけれども。。。

そこには、様々な、ドラマが、皆様を、待ち受けるのです。
侮(あなど)っては、なりません。

<13>山陽IC上りを通過致します。

桃やぶどうの生産が盛んな旧山陽町の最寄ICでありまして、現在は、旧赤坂町、旧熊山町、旧吉井町との合併により、赤磐(あかいわ)市となっております。

1993(平成5)年12月に、備前IC-岡山IC間が開通したことにより、岡山県の東西は、急速に縮まりました。

左の方に見えているのは、国道374号線美作岡山道路(高規格道路)です。
山陽自動車道とは接続していないのですが、造りかけの橋脚が存在することから、計画はあるのかもしれません。


E2山陽自動車道の瀬戸PA上りです。


岡山県民にとりましては、西の笠岡市にある篠坂PAと並んで、EV用急速充電器設置をお願いしたい場所です。

岡山三大河川の一つ、吉井川を渡ります。


山陽自動車道の為に掛けられた「吉井川大橋」(780m)は、下から見上げますと、可成りの高さがある橋であることが分かります。

岡山藩ゆかりの藩校である閑谷学校でも有名な
<12>和気ICを通過します

和気町は人口約1万4千人、旧佐伯町との合併で現在に至ります。
・岡山国際サーキット
・中山サーキット
・徳永こいのぼり
・岡山自然保護公園

などへ行く際の最寄インターチェンジですが、

実を言いますと、このインターチェンジを下りた方が、備前焼で有名な備前市伊部(いんべ)エリアが近くにあります。

次の備前ICが10km未満の距離となったことで、岡山県エリアが、残りあと僅(わず)かとなります。

この辺りは山間を縫うように走りますから、上り坂もキツいです。

人口3万2千人余りの備前市に入りました。

このゾーンを走る度、「嗚呼、旅に出るんだなぁ」と思っています。

未だ、朝方の時間帯ですので、朝靄(あさもや)が立ち込めており、朝日とのコラボレーションも実現したので、気分が良いです。

<11>備前ICまで、進んできました。


此処まで来ますと、兵庫県との県境も、あと僅かです。

この辺りも、結構、上ります。
充電予定場所である福石PAまで、もうすこうしで到着できるのですが、無理せず、法定速度を守り、電池消耗を抑えながら
ゆずり車線を走行します。

倉敷から、この辺りまでですと、まだ、40km程度先までEVドライブできる電力量を残していますから、

やはり、龍野西SAに、充電器設置が実現してほしいです。

そうこう3言うておりますうち、福石PAの入り口まで到達しました。

 

福山SAから105.1km
道口PAから71.2km
吉備SAから43.1km
瀬戸PAから21.6km
進んだところにある福石PAの駐車場入り口付近の様子です。


夜間では、トラックで溢れかえる場所でもあります。

平成最後の大型連休ともありまして、午前6時前にも関わらず、既に、大勢の休憩車、休憩者で溢れそうな雰囲気です。
 

それでも、幸運なことに、充電器は、空いていました。

幸先(さいさき)、良いです。

<0>5:00倉敷本部
<1>5:57山陽道福石PA上り98%→41%、6.4kWh消費、63.5km0h57m走行、電費9.92km/kWh、25分5.4kWh充電で82.5%まで回復


 第2節 「1」山陽自動車道福石PA上りから「2」山陽自動車道権現湖PAまでの様子

福石PAから、話を続けて行きます。

それでも、幸運なことに、充電器は、空いていました。
 

写真の奥に方に見える散策路を歩いたりもして、充電に要する時間を有意義に過ごしました。

 


 

2019(平成31)年4月28日(日)午前6時25分、東方面へ向け、ここ福石PA上りを出発します。
 

次の充電ポイントは、兵庫県の権現湖PA上りの予定です。

走行距離63km余りで、岡山県ゾーンは終了します。

これより、兵庫県です。

人口約4万7千人、兵庫県赤穂市に入ってきました。

山陽新幹線と交差するポイントで、丁度、新幹線とすれ違いました。


平成最後の連休ですから、午前6時台でも、旅行客で乗車率も高かったかもしれません。


また、この辺りは、備前から5km程度下り坂が続きますので、スピードの出し過ぎには、くれぐれも、ご注意下さい。


「忠臣蔵」で「赤穂浪士」という言葉を聞いたことがある方も、多いと思いますが、「赤穂事件」の舞台でもある町、

そして、製塩業で栄えた町でもある、赤穂市への最寄インターチェンジである、赤穂ICを、通過します。


赤穂ICを通過しますと、少々、長いトンネルに差し掛かります。

この辺りで、兵庫県の県都、神戸市まで、あと100km程度となるようです。

赤穂市を通過しますと、東隣りにありますのは、
人口約2万9千人、相生市であります。

相生市の港湾エリアは、IHIさんの拠点の一つでもありますので、造船・海運の町というイメージを抱いて居ましたが、
事業規模縮小の煽りを受け、町の勢いが衰えつつあることを知り、活性化の手法がどのように展開されているのか、興味が沸きました。

このゾーンのICやSAPA、トンネルは、以下のとおりです。
福石PA
<10>赤穂IC
1・高山トンネル(1380m)
2・清水トンネル(450m)
3・目坂トンネル(370m)
4・尼子山トンネル(620m)
5・相生トンネル(517m)
<9-1>播磨JCT
龍野西SA
<9>龍野西IC
<8>龍野IC
6・竜野トンネル(410m)
7・欅坂トンネル(290m)
8・西脇第2トンネル(260m)
9・西脇第1トンネル(260m)
<7>山陽姫路西IC
白鳥PA
10・書写山第2トンネル(1510m)1つ目
11・書写山第1トンネル(500m)2つ目
12・御立(みたち)トンネル(1030m)3つ目
13・上大野トンネル(500m)4つ目
14・廣峯山トンネル(1610m)5つ目
15・増井山トンネル(1130m)6つ目
16・城見台トンネル(420m)7つ目
<6>山陽姫路東IC
17・谷内トンネル(390m)
18・志方西トンネル(1040m)
<5>加古川北IC
19・志方東トンネル(740m)
20・城山トンネル(270m)
権現湖PA

トンネルの数が非常に多い走行区間であったことを、改めて痛感します。

さて、そうこう(走行!)、いうておりますううち
交通の要衝ゾーンでもある、人口7万4千人、たつの市に入ってきました。

 

播磨龍野藩は、池田氏、本多氏に続き、賤ケ岳(しずがたけ)七本槍の一人として有名な脇坂安治を始祖とする脇坂氏によって、江戸年間、統治されてきたそうです。

E29播磨自動車道への分岐点である、<9-1>播磨JCTを、通過します。

播磨JCTを通過しますと、E2山陽自動車道としては、最重要休憩ポイントの一つでもある、

龍野西SAに到達しますが、このサービスエリアには、2020年現在においても、未だ、急速充電器の設置がなされていません。

<9>龍野西ICと併設されている龍野西SAですが、

山陽自動車道の開通が最も早かった場所の一つでもあることから、比較的複雑な構造を有するIC・SAとなっています。

瀬戸PAといい、ここ龍野西SAといい、東隣りの白鳥PAといい、EV用急速充電器があれば、不安なくEVドライブを楽しめるのに、という想いは、一層、強くなっています。

兵庫県の人口は、約540万人なのだそうです。
そのうち、圧倒的に人口が多いのが、神戸市の151万人、姫路市の53万人、西宮市の48万人、と続きます。

素麺(そうめん)の商品名でも有名な、揖保川(いぼがわ)を渡りますと
たつの市の中心地区への最寄、<8>龍野ICを通過します。

兵庫県内の人口第2位の大都市、世界遺産の城があることでも大変有名な姫路市に、入ってきました。
 


国道29号線姫路西バイパスと接続する、<7>姫路西ICを通過します。

阪神淡路方面へは、やはり、阪神高速道路を利用する方が便利な場合がありますので、
通行料を最大限セーブできる、龍野西ICか、ここ山陽姫路西ICを出入りすることが、節約のコツであります。

姫路西ICを通過した、直ぐ先には
白鳥PAがありまして、この場所も、飲食店の営業をしていただいていることもあり、重宝する休憩設備です。

時刻は午前7時ごろとなりました。

家の者は、しばらく前から居眠りし始めていましたので、実質単独走行が続いて居り、楊田も、少々睡魔に悩まされていました。

眠たいにも関わらず、山陽道名物、姫路連続トンネルゾーンに入りますから、気を付けて走行しなければなりません。

書写山第2トンネル(1510m)1つ目を皮切りに、

7つの連続トンネルを通過します。
採用写真枚数の関係上、名称のみの紹介とさせて戴きます。

書写山第1トンネル(500m)2つ目

御立(みたち)トンネル(1030m)3つ目

御立トンネルを過ぎますとすぐさま

上大野トンネル(500m)4つ目

廣峯山トンネル(1610m)5つ目
 

増井山トンネル(1130m)6つ目
 

すこうし、間があきましたら、連続トンネル最後の

 

城見台トンネル(420m)7つ目

 

を通過しますと

 

<6>山陽姫路東ICを、通過します。

姫路東ICは、E95播但連絡道路と接続しているインターチェンジでもありますので、
北へは天空の城朝来(あさご)市にある竹田城へと続きますし
南へは、国道2号線姫路バイパスへと接続するため、

重要なインターチェンジのひとつでもあります。

平成年間最後のゴールデンウィークを、皆様は、どのようなスタイルで御過ごしなされたのか、覚えていますか。

2019年4月末の段階で、2020年の、全てが立ち止まったような世界が待ち受けていたことを、殆どの方は、予測できなかったでしょう。

姫路市エリアを抜け、大阪中心エリアまで100kmを切りました。

播磨灘沿いではなく、すこうし、北の山間(やまあい)を西から東へと抜けるルートが、E2山陽自動車道の姫路エリアでして、

姫路市を抜けますと

人口26万人を擁(よう)する、加古川市に入ってきました。

加古川市内を流れる一級河川加古川は、大日本帝国海軍の重巡洋艦の名前にもなった川ですが、重巡洋艦の艦名に付けられるのは、本来、「山」であるにもかかわらず、「加古」だけは、「川」の名前を頂いている、珍しいフネです。


本来、5500トン級軽巡洋艦として計画されていたものが、ワシントン会議の影響を受け中止となった余剰予算を再編成して、
古鷹(ふるたか)型2番艦として、就役したのが、重巡洋艦「加古」なのです。

<5>加古川北ICを通過します。

そして程なく

 

次の充電ポイントである

権現湖PA上りに、到達しました。

時刻は午前7時頃です。

権現湖SAは
・福山SAから163.9km
・道口PAから130km
・吉備SAから101.9km
・福石PAから58.8km
東にあるパーキングエリアです。

 

実は、権現湖PAより
・11km先には三木SA
・29.2km先には淡河(おうご)PA
があり、それぞれ、EV用急速充電器が設置されているため、

充電安心ゾーンなのではありますが、昨今のEV普及台数の増加により、充電待ちの可能性が飛躍的に高まってしまいましたので、
人が集まりそうな三木SAを避け、手前の権現湖PAで充電するという判断も、有効なため、
このパーキングエリアでの充電をする判断をしました。
 

しかし、しかしながら!
先客の方が居られました。残念です。
充電待ちは、15分程度だったと思います。
実は、家の者同様、睡魔に襲われていましたので、充電待ちの時間を活用し、若干の小休止をすることができました。

楊田家の三菱アイミーヴ「Gミーヴ」号は、
午前5時に出発して約2時間が経過し、120km余り進んだ、ここ権現湖PAにて、
午前7時半頃から、2回目の充電を開始したのでありました。

<2>7:26山陽道権現湖PA上り26%、7.2kWh消費、58.8km充電待ち含め1h29m走行、電費8.17km/kWh、25分充電で81%まで回復

 

 

第3節「2」山陽自動車道権現湖PA上りから「3」山陽自動車道淡河(おうご)PA上りまでの様子

 楊田家の三菱アイミーヴ「Gミーヴ」号は、午前5時に出発して約2時間が経過し、120km余り進んだ、ここ権現湖PAにて、

1台の先客の日産リーフの充電終了の後、午前7時半頃から、2回目の充電を開始したのでありました。

普段よりも大分、早い、午前4時過ぎの起床で、睡魔に多少、悩まされていましたから、丁度良い休憩を取ることができました。

平成31年4月28日午前7時51分、E2山陽自動車道権現湖PA上りから、出発します。

観光のため行楽地へ向かっていると思しきクルマの量も、徐々に、増えてきました。

三菱アイミーヴ「Gミーヴ」号は、時速80kmを超えますと、電費が悪くなりますので

法定速度100km区間でも、時速80km程度のペースで走行させてもらっています。
運送業者のトラックも、法定速度を超えないような走りをして頂きますので、高速道路では、心強い存在です。

人口4万7千人、そろばんの生産で有名な小野市に入ってきました。

地図を見て、改めて納得したことですが、小野市は、加古川市の北に位置する町ですので、加古川が蛇行しながら、小野市を経て加古川市へと流れていくのですね。
神戸や姫路のベッドタウンでもありますが、本社や、事業所を小野市に置く企業が多いことにも、驚きました。

JR福知山線、神戸電鉄粟生(あお)線、北条鉄道北条線と、鉄道網も充実した町が、小野市なのです。

先ほどの権現湖で25分ほど充電したので、次の充電ポイントとしては、E1A新名神高速道路宝塚北SAを目指しているのですが、

淡河(おうご)PAまで、あと21km
とありますように、次の充電場所をどのように定めるべきか、気になり始めていました。

そうこう(走行)思っておりますうち、<4>三木小野ICを、通過します。

そして、場所は、いつの間にか

人口7万4千人、三木城合戦で有名な三木市に入ってきました。

権現湖PAと三木SAとは、11kmしか離れていませんから、

岡山県民にとっては、吉備SA、龍野西SAと並ぶ、重要な休憩ポイントである三木SAなのですが、充電して間もないため、通過します。

今回区間につき、関連施設を記していきますと、次の通りと成ります。

権現湖PA
<4>三木小野IC
三木SA
1・平井トンネル(810m)
<3>三木東IC
<2>三木JCT
淡河PA

区間28.7kmだけですが、先回と比べますと、トンネルの数が、平井トンネルだけ、など、大きな違いがありました。

この辺りまで遣って参りますと、関西エリアに入ってきたなぁ、と実感致します。

いつも気になっている、写真左方向に見える、オブジェについて、いつかまた、調べて観なければなりません。

道は、再び、上り坂ゾーンに入ります。

そして

楊田家にとっては、三田プレミアムアウトレットへの最寄ICともなっている、<3>三木東ICが、近づいて来ました。

神戸市の西北を覆いかぶさるような形で東西に斜め方向に広がる三木市ですが、場所は、いつの間にか、三木市と神戸市との境目辺りまで迫ってきました。

<3>三木東ICを通過します。


三木東ICを通過しますと、高速道路ドライブでは、立て続けに重要な分岐点に差し掛かります。

岡山方面から東へ進んで、ここ三木エリアに差し掛かりますと、
<2>三木JCTから、神戸淡路鳴門自動車道を使い、神戸方面、淡路島、徳島方面へと分岐して行きますし、

<1>神戸北ICからは、六甲北有料道路を使い、三田方面へと分岐して行きますし、

<5-1>神戸JCTから、E2A中国自動車道を使い、西は岡山県津山市方面、北は丹波篠山方面、東は伊丹、宝塚、豊中、吹田方面へと分岐、

そして、同じく神戸JCTから道なりに進みますとE1A新名神高速道路へと繋がり、川西、箕面方面へと進んで行きます。

このように、三木エリアは、重要な標識が折り重なるようにして迫ってくるゾーンですので、この道路に不慣れな頃は、素通りしてしまったり、間違った分岐に入ったりしてしまったものです。

<2>三木JCTを通過します。

時刻は、朝8時を過ぎた辺りですけれども、この時間帯では、未だ、この辺りでは渋滞していませんでした。

<2>三木JCTからの、合流車両に、ご注意下さい。
この辺りから、四国エリアからの車両も合流してくることから、交通量は、グッと増えるでしょう。

交通の重要な結節点は、未だ、あと2か所残っています。

ここから10km程度東にある<1>神戸北ICは、六甲北有料道路と接続していることから、週末では、可成りの頻度で出口渋滞が発生します。
上り線、下り線共に出口渋滞を起こすインターチェンジであることから、何らかの対策が必要デハナカロウカ、とさえ思っています。

冒頭に呟いた、「どこで充電するか」という漠然とした悩みは、
平成最後のGWに伴う渋滞と、充電待ちとの兼ね合いとを予測し、
早め早めの充電をする方が有利なのではなかろうか、という悩みでありました。

今回の倉敷東京ドライブでは、E2A中国自動車道を使うことがありませんので、西宮名塩SAは、充電候補から外れますから、

宝塚北SAで、充電待ちとなるよりは、その手前の淡河PAの充電器が空いているのであれば、その方が有利なのではなかろうか、などと考えていました。

時刻は午前8時を過ぎました。
朝日が直射日光として、我がGミーヴ号に差し掛かっています。

出発時点での気温は摂氏8度。比較的肌寒かったのですが、
このように、陽も大分、上ってきましたので、温かくなり始めていました。

スタート地点から150km程度進んできたところで、淡河PAが近づきました。

神戸市北区淡河(おうご)町にあるところの淡河PA上りに到達しましたので
電池残量はまだ半分、残っていましたけれども、早めの充電として、ここ淡河(おうご)PAで充電する、という判断をしました。

 

その判断ができるには、訳があります。
実は、このとき、大変便利な文明の利器を、家の者には使い方を伝授していました。

”宝塚北、充電しよる?”

「たった今から充電しよるクルマがあるな」

”じゃあ、淡河は?”

「空いとる」

”おっしゃ、淡河じゃ!”


この判断は、大概は、「吉」と出ますが、いずれまた解説しますけれども、「凶」となる場合もあります。

パーキングエリアにも関わらず、売店、飲食店もあり、充実した設備を有することから、重要な休憩ポイントでもある淡河PAです。


ラッキー!!

今回も(!)、上手く、行きました。

充電待ちなく、Gミーヴにエネルギー補給させてやることができます。

午前8時13分、充電開始します。
ここでは、8割程度まで充電すれば大丈夫だと思ったので、短めの充電で、次のポイント、宝塚北SAを目指します。

<3>8:13山陽道淡河PA上り50%、4.2kWh消費、28.7km0h34m走行、電費6.83km/kWh、13分4kWh充電で81%まで回復