サマータイム (asahi.comより)


昨日は夏至で一年で一番昼が長い日で、東京の日の出は4時25分、日の入りは19時である。


昨日から、北海道ではこの夏の日照時間の長さを生かし出社・退社の時間を早めたサマータイム(夏時間)の実験を始めた。今年は3回目の実験であるが約7百の自治体、会社や団体で約3万人が参加しているという。


このサマータイムは米国西海岸への駐在時経験したが、非常にいい制度だと感心したものである。アメリカ人はもともと早起きで1時間繰り上がっても苦痛を感じる人は少なく早い退社後、ゴルフをしたりスポーツクラブに通って体を鍛えたり、家族でゆっくり外食をしたりとめいめいが夜の長さをエンジョイしていた。


日本も、戦後1948年から4年間導入させたことがあるそうですが、昨今の生活の質(QOL)の向上温暖化防止の観点からも早急に復活すべきと考える。


世界でもサマータイムを導入している国は、ECとカナダ、米国ほか、それらの国々と関係が深い国、オーストラリアやニュージーランド、メキシコ、キューバなどが実施している。アジアではロシアやモンゴルなどである。


しかし、札幌市役所は午前7時45分始業であるが、住民登録などの受付は従来どおりの8時45分だそうである。これでは何のためのサマータイム導入かわからない。


条例か法律の改正が必要なのかはわからないが、これでは民間企業では業時間が延び労働強化になっていないか心配である。


本当の経済先進国になるには、国民の生活の質が向上してかつ高い労働生産性が維持されることである。


河東 哲夫
ロシアにかける橋―モスクワ広報・文化交流ノート

(オウケイウェイヴHPより)


ホリエモンも忘れられるそうになるくらい、最近はインターネット関連のベンチャー企業が沢山誕生している。

そのベンチャー企業経営者は、情報提供や通信販売などの従来型ネット企業経営者と区別した「ナナロク世代」と呼ばれているという。(本日付け日経新聞朝刊)

その名前の由来は、今年30歳となる1976年生まれから来ている。我々が経験した第二次石油ショックに誕生した世代である。

彼らは、学生時代からパソコンに触れ、ネットを仲間との交流や情報交換のツールとして使いこなしてきた世代でもあり、常に利用者の視点でネットサービスを開発しているという。

例えば、調べたいことをネット上でユーザー同士が教えあったり、ネットで人脈つくりをするソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)やブログの運営で、その企業にははてなhttp://www.hatena.ne.jp/)やミクシイhttp://mixi.jp/ )やドリコムhttp://www.drecom.co.jp/ )である。

また、昨日新たに異色のネット社長のベンチャー企業が上場した。㈱アドウェイズhttp://www.adways.net/ )の岡村陽久社長は中卒で26歳の上場企業社長の最年少記録を更新しており、㈱オウケイウェイヴhttp://www.okwave.co.jp/index.html )の兼元謙任社長は東京で路上生活しながらウェブサイトを作成し、名古屋のセントレックスの上場に漕ぎ着けた。

彼らは、これから社員や売上げ等会社の成長につれ、競業企業の出現、社員の人事管理や企業統治(コーポレートガバナンス)の問題等に遭遇するが、是非信頼できる役員やご意見番としての年配の監査役等を自分の回りにおいて、ホリエモンのように暴走せず新たな試練にチャレンジしてもらいたい。

 

加藤 廣
信長の棺


東京証券取引所2 (東京証券所)


日本企業のグローバル化につれ、外国人の投資が直接あるいはファンド経由間接的に増加しているのはご存知のとおりである。


昨年来株の上昇も、10兆円台買い越しによってもたらされたものであり、

逆に5月には売り越しとなり株価の下落をもやらしている。


その外国人は今日本の内需・割安株を買い進んでいるという。


「日経ビジネス」6.19では、「外国人持ち比率のランキング」と「外国人持ち比率増加幅ランキング」を掲載しているのでその上位を挙げてみよう。


「外国人持ち比率のランキング」は05年度決算期末時点の%で

1.オリックス 59.3% 2.ヤマダ電機 56.1% 3.日東電工55.9

4.アサツーディ・ケイ 54.4% 5.HOYA 54.3

で上位24社まで44.6%以上と高い。


また「外国人持ち比率増加幅ランキング」の増加額(%)は

1.宮越商事 67.0% 2.長谷工コープ 28.8% 

2.ビービー・カストロール 28.3% 4.新日本理化27.1% 5.阪神電鉄 27.0

で上位24までが15.6の増加である。


オイルマネーはじめ世界の余剰資金が世界の市場に巡っている現在、この外国人投資に目を離せないのは「株の鉄則」のようである。




井之上 喬
パブリック・リレーションズ―最短距離で目標を達成する「戦略広報」

サッカー2 (asahi.comより)


今サッカーW杯の日本対クロアチア戦が0-0の引き分けで終了したが、残念さと興奮が収まらない。

最近は、昔の地理の知識がすっかり陳腐化して冷戦後に誕生した新興国がどこにあるのかわからなくなっているが、今日の日本の対戦国のクロアチアもそうである。

私だけでないであろうから、このクロアチアを外務省のHPhttp://www.mofa.go.jp/mofaj/area/croatia/index.html )でごらん頂き、

この国を知っていただきたい。

昨日のブログで、ファイナンシャルタイムズのW杯の優勝国の株価上昇と経済成長率の押し上げ記事を紹介したが、昨晩の日本の引き分けは今日の日経平均株価にどう影響するのであろうか?


スティーヴン・レヴィット, スティーヴン・ダブナー, 望月 衛
ヤバい経済学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検する

サッカー (asahi.comより)


今、サッカーのワールドカップ(W)に世界中が熱中しているが、私もこのブログを書きながら、BSで録画放映のガーナ対チェコ戦をみている。

このW杯には、キリン、東芝、富士フィルム、アディダス等日本を代表する企業がスポンサーになっていることからもそのPR効果の大きさも容易に推測される。

Dismal Science(陰鬱な科)」と呼ばれる経済学に携わる人々には、このW杯が国家の誇りという視点からだけでなく、それが世界経済に及ぼす影響という幾らか陽気な研究に取り組むチャンスであるという。(「日経ビジネス」06.6.19号)

オランダの投資銀行ABNアムロの経済チームが発表した『サッカーノミクス(サッカーの経済学』では、W杯優勝国は株価の上昇に加え0.7%程度の経済成長押し上げ効果があると結論付けているという。

そして欧州の国なかでもイタリアの優勝は均衡の取れた世界の経済成長をもたらすが、米国の勝利は不均衡を一層悪化させるし、アジアの勝利はアジア経済を過熱させるともいう。

一方で、サッカー狂いの南米では、時差のせいで大半の試合が日中に放映されるために従業員の欠勤による生産性の低下があまりにも大きく、消費拡大の恩恵を帳消しにし経済成長にはマイナスであるとも予測する。

今晩は、日本がクロアチアと対戦するが負ければ決勝リーグ進出の望みが断つ重要な試合であるが、経済効果はどのように予測されるのであろうか?

個人的には、日中の眠気の我慢より回復した株価の上昇をもたらす勝利を期待する。


今晩の日本の選手はジーコ監督の采配を多少無視してでも、本来の「日本」を発揮して戦って欲しい。

加藤 廣
秀吉の枷 (上)
加藤 廣
秀吉の枷 (下)
藤原 正彦
国家の品格

今、「八甲田山死の彷徨」の著書などで知られた故新田次郎の次男の藤原正彦氏の『国家の品格』を読んでいる。(なお、藤原正彦氏はお茶の水女子大学理学部教授で数学者でもある)

この本の中で、人間にとっての座標軸は行動基準・判断基準となる精神の形すなわち道徳であり、日本的情緒を育む精神の形として「武士道精神」の復活を20年以上前から考えているという。

藤原氏が最もすきな武士道は、明治32年に新渡戸稲造が出した「武士道」であり当時アメリカはじめ世界的なベストセラーとなったが。それには武士道の最高の美徳として「敗者への共感」「劣者への同」「弱者への愛情」が書かれているという。

これは、まさに「惻隠」=慈悲の心であり、現在の行き過ぎた市場経済における弱肉強食の世界では最も重要な徳目だとも書いている。

タイミングよく今朝の朝日新聞のbe Report 欄で「拝金主義の世相を憂える人々がすがる」武士道精神を取り上げている。

新渡戸稲造「武士道」(矢内原忠雄訳からビジネスを再生する武士道の教えとして、いくつかの言葉を紹介しているが、その中から・・・・

※(上段)は本訳 (下段)ビジネスに当てはめたもの

   勇 ― ・勇気は義のために行われるのでなければ徳の中に

数えるに値しない

大義なき拝金主義経営は、やがて地に堕ちる

   仁 ― ・愛、寛容、愛情、同情等は古来最高の徳。王たるもの

        の要件は「仁は人なり」である

 非情に徹するだけでは経営者はつとまらない

   誠 ― ・信実と誠実なき礼儀は茶番であり芝居だ。伊達政宗曰く「礼に過ぐればへつらいとなる」

       ・二枚舌や策謀を弄する経営はうまくいかない

この3つの紹介だけでも、俺のことかと思わず「に隠れそうになる」経営者の方!


本屋でこの新渡戸稲造「武士道」(矢内原忠雄訳)を買って読んで李下(スモのした)で冠(かんむり)を堂々と整(ただ)してみよう。

きっと社員が見直すでしょう。



新渡戸 稲造, 矢内原 忠雄
武士道


nitiginn (日銀本店)


昨日、福井俊彦日銀総裁が参院予算委員会で、村上ファンドに個人資金1千万円を拠出していたと説明した。


この村上ファンドへの投資は、民間時代に村上氏を応援する為に資金を出したもので今年2月、ライブドアの強制捜査が始まった直後に解約を申し出た。


そのほかに富士通総研理事長時代に社外取締役をした富士通や商船三井などの株取得を公表した。


これを受け、民主党ほかの野党が一斉に福井総裁の退陣を要求しているが

福井総裁の力量や日本経済の現状等大局的立場に立つと、この要求は無理と感じる。


福井総裁は、まさしく「The 日銀バンカー」として内外にも信頼があり

福井総裁が日銀を去ったら、日本ばかりでなく世界の市場は安定を失う」とR・リンゼー元FRB理事に言わしめる人である。


福井総裁が言うように、政府の日銀の金融政策の介入を排除し、「自らの手でゼロ金利を解除し、金融政策を正常化」させてもらいたい。


昨日の答弁や記者会見から福井総裁の正直な人柄が伝わってくる。

この9月に辞める小泉首相の「人生いろいろ、会社もいろいろ、社員もいろいろ」や「(新規国債発行30兆円枠の公約を守れず)この程度の約束を守れなったことは大した問題でない」発言より、余程まともである。



小堺 桂悦郎
なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?誰も教えてくれなかった!裏会計学

syusyiou (首相官邸HPより)


この9月に任期を終える小泉政権について、その成果やポスト小泉の見通しについて「日経ビジネス」6.12号では、アンケートを中心に特集を組んでいる。


先ずアンケートの結果について抜粋して紹介すると

Q1.戦後の歴代首相の中での大きな功績を残した人は?

  1位 吉田茂 2位 田中角栄 3位 小泉純一郎 4位 中曽根康弘


Q2.小泉政権後の政治はどのように変わるか?

  1位 改革の負の側面が強調され揺り戻しが進む

  2位 これまでと同じようなペースで改革が進む


Q3.小泉政権の進めた改革のうち、最も評価するものは

  1位 派閥政治の破壊 2位 不良債権処理の促進 3位 郵政民営化

 

Q4.ポスト小泉の5年間で最も重要になる経済政策は?

  1位 公務員の削減等の行政改革 

2位 プライマリーバランスの黒字化などの財政再建

 3位 消費税率引き上げを含む税制改革


Q5.最も次期首相に相応しい人物?

  1位 安部伸晋三、福田康夫(同率の34.1%)

  3位 麻生太郎(5.7%)

  4位 谷垣禎一(4.8%)


である。


小泉政権の評価は、派閥政治の破壊、不良債権処理、郵政民営化等が上がっているが、不良債権処理のように民間企業の回復努力や大きな国民の犠牲を強いて達成したものでもある。


また改革についても、道路公団、住宅金融公庫や郵政公社の中途半端な民営化に終っている。


小泉政権の評価は、現在は高いようであるが数十年たたないと真の評価は

出てこないであろう!



イーヴァル エクランド, Ivar Ekeland, 南條 郁子
偶然とは何か―北欧神話で読む現代数学理論全6章







双日社長 (双日HPより 土橋社長)


私は、「会社経営の基盤は人材」が持論であることはこのBLOGをずっと読んでいただいている方はご理解いただけると思う。


先日も、米国でも優良会社は「成果主義」から「社員重視」に経営の舵をきって好業績を上げていると紹介した。


3年前に日商岩井ニチメンが経営統合し双日は06年3月期連結経常利益787億円を計上し、中期経営計画の目標を1年前倒しで達成し、再建を更に進めている。


双日は、経営危機回避に2万1800人のうち7200人(約3分の1)を削減するなどの大リストラを行ったが、双日社長の土橋 昭夫社長は「この復活には人という資産があったから復活したという」(「日経ビジネス」18.6.12号より)  



特に商社は商売が人についてくるから、一人ひとりの信頼関係が大事になる。それだけに再建過程で、中途採用60名のうち20人が元の日商岩井やニチメンの社員がおり、大変喜んだという。


昔から、経営は「」「もの」「」が三大要素と言われているが、それぞれの発展段階でこの三要素の順番は異なることがあるが、替え難いものであり、能力の発揮で何倍もの成果を生み出すのは「人」である。


中には「金=利益」に固執し、社員の待遇仕事の遣り甲斐 Quality of Life(豊かな人生)に関心を示さない経営者がいるが、その企業の成長性や安定性は期待できないでろう。一人経営者が頑張っていても「一人相撲」会社に止まるであろう。




瀬川 晶司
夢をかなえる勝負力!

サッカー (NIKKEI NETより)


昨晩は、早く帰宅しゆっくり或いは酒を飲みながらW杯の日本対オーストラリア戦を大型のプラズマテレビで観戦した方が多いのではなかろうか?


私も家で、4人家族揃って(含む飼い犬)旧型の27インチのテレビの前でビールを片手に興奮しながら観戦した。


日本のゴール前の混戦やオーストラリアの怒涛のゴール攻めの度に、我々が奇声を上げるので、次女のミニュチャア・ダックスフンドの「ヒマワリ」がおどおどしてソファーの隅にじっとしていた。


サッカーについては全くの素人であるが、欧米や南米のそれと比べると

日本人の特性(会社人間、几帳面)を表すかのように優れて「組織的」な

サッカーの印象がする。


従って、ここでシュートと予想しても横にパスをしたり、一旦バックサイドに戻したり見てて歯がゆく感じる場面が多い。


これに比し、昨夜のオーストラリアはスピードもあり、身長も上回っていることもあり力強い攻撃型サッカーである。


例えは悪いかもしれないが、野球で言えば国の大リーグ日本のプロ野の違いみたいものを感じたのはわたしだけであろうか?


Jリーグも盛況になり、小中学生が野球より好きになっているサッカーの裾野も広がってきた現在の日本は、世界を席巻する自動車やデジカメ等の電子部品のように頑強で精巧な「次世代型サッカー」を目指すべきであろう。



椎名 武雄
外資と生きる―IBMとの半世紀 私の履歴書