私は、「会社経営の基盤は人材」が持論であることはこのBLOGをずっと読んでいただいている方はご理解いただけると思う。
先日も、米国でも優良会社は「成果主義」から「社員重視」に経営の舵をきって好業績を上げていると紹介した。
3年前に日商岩井とニチメンが経営統合し双日は06年3月期連結経常利益787億円を計上し、中期経営計画の目標を1年前倒しで達成し、再建を更に進めている。
双日は、経営危機回避に2万1800人のうち7200人(約3分の1)を削減するなどの大リストラを行ったが、双日社長の土橋 昭夫社長は「この復活には人という資産があったから復活したという」(「日経ビジネス」18.6.12号より)
特に商社は商売が人についてくるから、一人ひとりの信頼関係が大事になる。それだけに再建過程で、中途採用60名のうち20人が元の日商岩井やニチメンの社員がおり、大変喜んだという。
昔から、経営は「人」「もの」「金」が三大要素と言われているが、それぞれの発展段階でこの三要素の順番は異なることがあるが、替え難いものであり、能力の発揮で何倍もの成果を生み出すのは「人」である。
中には「金=利益」に固執し、社員の待遇、仕事の遣り甲斐や Quality of Life(豊かな人生)に関心を示さない経営者がいるが、その企業の成長性や安定性は期待できないでろう。一人経営者が頑張っていても「一人相撲」会社に止まるであろう。
- 瀬川 晶司
- 夢をかなえる勝負力!
