サッカー (asahi.comより)


今、サッカーのワールドカップ(W)に世界中が熱中しているが、私もこのブログを書きながら、BSで録画放映のガーナ対チェコ戦をみている。

このW杯には、キリン、東芝、富士フィルム、アディダス等日本を代表する企業がスポンサーになっていることからもそのPR効果の大きさも容易に推測される。

Dismal Science(陰鬱な科)」と呼ばれる経済学に携わる人々には、このW杯が国家の誇りという視点からだけでなく、それが世界経済に及ぼす影響という幾らか陽気な研究に取り組むチャンスであるという。(「日経ビジネス」06.6.19号)

オランダの投資銀行ABNアムロの経済チームが発表した『サッカーノミクス(サッカーの経済学』では、W杯優勝国は株価の上昇に加え0.7%程度の経済成長押し上げ効果があると結論付けているという。

そして欧州の国なかでもイタリアの優勝は均衡の取れた世界の経済成長をもたらすが、米国の勝利は不均衡を一層悪化させるし、アジアの勝利はアジア経済を過熱させるともいう。

一方で、サッカー狂いの南米では、時差のせいで大半の試合が日中に放映されるために従業員の欠勤による生産性の低下があまりにも大きく、消費拡大の恩恵を帳消しにし経済成長にはマイナスであるとも予測する。

今晩は、日本がクロアチアと対戦するが負ければ決勝リーグ進出の望みが断つ重要な試合であるが、経済効果はどのように予測されるのであろうか?

個人的には、日中の眠気の我慢より回復した株価の上昇をもたらす勝利を期待する。


今晩の日本の選手はジーコ監督の采配を多少無視してでも、本来の「日本」を発揮して戦って欲しい。

加藤 廣
秀吉の枷 (上)
加藤 廣
秀吉の枷 (下)