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ギリシャの債務協議がユーロの重荷に

【ギリシャの債務協議がユーロの重荷に】


 本日は欧州時間にギリシャの債務再編計画をめぐる協議が再開するほか、ポルトガルの国債入札で投資家の同国への信頼感が試されるが、ユーロは引き続き圧迫される可能性が高い。


ギリシャが数カ月以内にデフォルト(債務不履行)する可能性がうかがえ、こうした同国のデフォルトリスクはユーロにとって「悪材料」であり、状況は楽観視できない。


ユーロは現在、1.2779ドル近辺で推移している。


ご注意事項

1. 当コラムは投資判断の参考となる情報の提供を目的としており、投資勧誘を目的とした

  ものではありません。投資の最終決定は、必ず御自身の判断でお願いいたします。


2. 当コラムの内容によって生じたいかなる損害についても、当社は一切の責任を負いません。



1/18 欧米株式市場レポート

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 中国と米国の好調な経済指標に引っ張られ、
17日のニューヨーク株式市場は寄り付き後一時大幅に上昇したが、シティバンクが発表した決算データが軟調となったことで、銀行セクターがつられて全面安となり、この前の上げ幅が縮小され、小幅高で引けた。ダウ平均指数は前日比60.010.48%)高の12,482.07S&P500指数は前日比4.580.36%)高の1,293.67、ナスダック指数は前日比17.410.64%)高の2,728.08で引けた。米国工業30株価指数先物CFD3月限は前日比90.07%)高の12,417となり、米国E-mini SPX500株価指数先物CFD3月限は前日比2.000.15%)安の1,289.50で引け、米国NDAQ100株価指数先物CFD 3月限は前日比6.500.27%)高の2,390.25で終了した。17日寄り付き後発表された米1月ニューヨーク連銀製造業景気指数は13.48まで上昇し、9ヶ月ぶりのレベルとなり、ニューヨーク地域の景気が回復していると示した。このデータに下支えされ、大型製造業株は全面高となった。ボーイングは0.86%高の75.24ドル、キャタピラーは0.87%高の103.37ドルで引けた。ハイテク株の多数も上伸した。シスコシステムズは1.29%高の19.31ドル、ユナイテッド・テクノロジーズは1.26%高の77.04ドル、アイビーエムは0.47%上伸の180.00ドルで終了した。一方、米シティグループが発表した第4四半期決算は、純利益が11.7億ドルとなり、前年同期より11%減少したことを嫌気し、シティバンクは8.21%大幅下落の28.22ドルで引けた。他の銀行株も全面安となった。バンク・オブ・アメリカは1.97%安の6.48ドル、JPモルガン・チェースは2.81%安の34.91ドルで取引を終えた。

1/18証券レポート から抜粋)


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中国の11年実質GDPは2年ぶり1桁成長に減速

 中国国家統計局は17日、2011年通年の国内総生産(GDP、速報値)が物価上昇分を除く実質で、前年に比べて9・2%増えたと発表した。3年ぶりに10・4%と2桁成長を回復した10年から1・2ポイントの成長率鈍化となり、2年ぶりの1桁成長に止まった。政府目標(8%前後)は上回ったものの、住宅市場低迷や輸出減速が響き、景気は1年を通じて減速した。


 経済の急減速は国内の金融引き締めや欧州債務危機による輸出減速が要因だと見られる。「成長エンジン」と呼ばれる中国の高度経済成長はこれまで世界経済を引っ張ってきたが、ついに”黄信号”表れた。欧州債務危機はなかなか収束しないばかりか、拡散している。これまで欧州にとって中国は最大の貿易相手先だった。11年9月以降、欧州向け輸出の伸びは10%以下に急減速した、金融引き締め策で、中国企業のマネーの動きが鈍っているところを欧州危機が直撃した。欧州危機の影響が本格化する今年は成長がさらに鈍化する恐れがある。


 1月12日、中国自動車工業協会(CAAM)が発表した乗用車とトラック、バスを含む自動車全体の11年の販売台数は前年比2.5%増の1850万台。10年の32%増からは伸びが大きく鈍った。原因は当局は自動車購入時の税優遇措置など2年間続けた促進策を打ち切ったほか、金利上昇や北京市当局の環境規制も影響した。


 中国政府は物価安定策を取り続けながら、成長推進路線に軸足を移そうとしている。中央銀行の中国人民銀行による預金準備率(銀行から強制的に預かる資金の比率)の引き下げなど追加金融緩和実施の観測もあるが、インフレを回避するには「金融緩和策は穏やかな内容になる」とみられます。今年の秋、中国では習近平が代表する次期指導者の権力継承が進むなか、安定成長への経済運営のかじ取りは一段と厳しさを増しそうだ。


Robin

1/18 FX市場レポートサマリーと投資戦略

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17
日の欧州時間、スペインが総額30.07億ユーロの12ヶ月物国債の入札を実施した。最高利回りは2.150%、応札倍率は3.54倍。総額18.73億ユーロの18ヶ月物国債の入札も行った。最高利回りは2.490%、応札倍率は3.23倍。総額48.80億ユーロを調達し、調達目標40億-50億ユーロの上位にあった。しかも平均利回りは前回の半分となった。好調な入札結果で、ユーロが押し上げられた。ドルに対して当日の高値1.2808をつけた。欧州時間終盤、格付け会社フィッチ・レーティングス幹部は、ギリシャが今後数ヶ月以内にデフォルト(債務不履行)に陥る可能性が高いとの見方を示した。当発言を受け、ユーロドルが急落し、欧州時間序盤の上げ幅を吐き出した。ニューヨーク時間、ファンダメンタルズ面のニュースが少ないため、市場は閑静商状となった。ユーロドルは1.2730水準に下げ止まって横ばい調整の展開となった。ポンドドルは引き続き1.5330付近まで反落した。豪ドルドルは欧州時間の下落を引き継ぎ、当時間帯の安値1.0354まで値下がりした。ドル円は76.80の狭いレンジで調整した。

1/18FXレポート より)


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ユーロ、欧州数カ国の国債入札に注目

 【ユーロ、欧州数カ国の国債入札に注目】


 ユーロはドルに対しほぼ横ばいで推移しているが、下落基調が強いとみられる他の通貨の動きに伴いやや上昇する可能がある。しかし本日この後にドイツ、ポルトガル、チェコおよびハンガリーの入札が予定されているため、大幅な上昇は期待すべきでないだろう。


本日の欧州諸国の国債入札が順調に進んだとしても、常に次の入札に注意を向けるためユーロは圧力にさらされ続ける可能性が高い


現在ユーロは1.2749及びに97.88円付近で取引されている。

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