1/17 アジア株式市場レポート
円が対ユーロで下落したことに加え、ユーロ圏の複数の国が米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ( S&P)により格下げされた悪材料を織り込み済みで、欧州債務危機への懸念がやや緩和したことから、17日の東京株式市場は上昇した。日経225平均株価は前日比88.04(1.05%)高の8,466.40で引けた。SGX日本225株価指数先物CFD 3月限は前日比95(1.14%)高の8,465で引けた。序盤に発表された中国の経済指標が堅調な結果となったことも、リスクセンチメントを押し上げた。個別銘柄とセクター別では、建設や不動産など地震後の復興に関連するセクターは全般的に上昇した。大成建設は5.83%高の218円、東急不動産は5.19%高の304円、鹿島建設は3.60%高の259円、東京建物は3.59%高の260円、大林組は3.34%高の371円で引けた。素材株の上げも目立った。古河機械金属は4.62%高の68円、三菱マテリアルは3.65%高の227円となった。円の為替レートの下落を受けて、輸出関連株の大半が上伸した。パイオニアは2.39%高の343円、三菱電機は2.23%高の732円、日本電気は1.89%高の162円で終了した。一方、オリンパスが2.12%安の1,156円と続落した。オリンパスは17日、損失隠し問題に関する歴代監査役などの責任を調べていた「監査役等責任調査委員会」の調査報告書を16日付で受け取ったと発表した。同報告書によると、歴代監査役5人について総額83億以上の損害を会社に与えた責任があると認定した。
(1/17 証券CFDアジアレポートより)
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1/17 夜のFX戦略レポート
米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が、ユーロ圏の緊急融資制度である欧州金融安定ファシリティー(EFSF)の格付けを「AAA」から「AA+」に引き下げたことから、ユーロは対ドルで小さく窓を開けて下落した。その後、明るい中国経済指標を受け、リスク資産は大幅に上昇したため、ドル以外の通貨は力強く反発した。中国第4四半期実質GDPは前年比8.9%上昇し、市場予想の8.7%を上回った。同時に公表された中国12月鉱工業生産は前年比12.8%、12月小売売上高は前年比18.1%、それぞれ上伸した。市場予想は12.3%、17.3%であった。発表後に中国株式市場が大幅に上昇し、リスク選好ムードが大きく改善した中、ユーロドルは1.2760近辺まで反発し、ポンドドルは1.5323から1.5380上方まで反発した。豪ドルは一番強く、対ドルで1.0302から反発し、1.0400台に乗せ、100pips超伸ばした。欧州時間序盤、リスク選好ムードが一段と高まったため、ユーロドルは1.2770、ポンドドルは1.5385、豪ドルドルは1.0431まで本日の高値を更新し、特に豪ドルドルは2ヶ月ぶりの高値を記録した。
本日夜に加中銀が政策金利を発表する予定であり、注目したい。前回の金融政策決定会合で、加中銀は政策金利を1.00%に据え置くことを決定すると共に、家計からの支出意欲が予想より強く、ビジネス投資が依然として旺盛であると指摘した。最近のカナダ経済指標が総じて好調な内容となったことから、利下げの見通しが後退し、発表後に加ドルは支援されると思われる。また、米国や中国の経済指標の強さ、欧州債務危機への懸念の後退などから、原油価格が高位での値動きを維持する見通しである。これも加ドルの買い材料に違いない。本日の政策金利発表について、利下げ可能性は非常に低いとの観測が広がっている。発表後の加ドルは上昇する公算が高い。
(1/17 午後の部FXレポートより)
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18:30 英12月消費者物価指数発表!
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ドルは売られる 中国の経済成長で世界景気の先行き懸念が和らぎ
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【ドルは売られる 中国の経済成長で世界景気の先行き懸念が和らぎ】
中国が発表した昨年10-12月のGDPの結果が市場予想値平均である8.7%を上回り8.9%となり、市場予想を上回ったことで世界景気の先行き懸念が和らぎ、リスク回避姿勢の緩和を背景に新興国通貨や資源国通貨に対してドルを売る動きが強まった午前終盤の流れが継続している。
中国の国内総生産(GDP)の前年比成長率のほか、小売売上高も市場の予想を上回ったことを受けて、市場は素直に反応した。株や商品市況がリスク選好の動きを示しており、豪ドルやユーロの買い戻しにつながった。中国や米国の景気に対して不安視していたものが少し後退してきている。(facebookページ でもフィードしています)
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