FXレポート
東京外国為替市場のドル円相場は約5か月ぶり安値から反発。トランプ米大統領の発言や北朝鮮情勢など地政学的リスクを受けて一時200日線を割り込んだが、午後には米長期金利の持ち直しなどを背景に1ドル109円台を回復した。
トランプ発言でドルが急落した前日の海外市場の流れを引き継ぎ、午前中一時108.723と昨年11月17日以来の安値を付けた。一方、午後はドル買い円売りが優勢となり、一時109.239とこの日の日中高値を付けた。
【本日発表予定の主な経済指標】
21:30米国3月生産者物価指数(前月比)
21:30米国3月生産者物価指数(前年比)
21:30米国新規失業保険申請件数 (万件)
23:00米国4月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値
ブログ終了のお知らせ
2010年1月より開始いたしましたブログ「マーケットの今を掴め!FX・CFD東岳ライブ情報」は、誠に勝手ながら2017年4月28日(金)をもちましてサービスを終了とさせていただきます。
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スポット金大幅上昇、5カ月ぶりに1280ドル台
12日のスポット金は4日続伸、前日比12.40ドル高の1286.30ドルで引け、約5ヶ月ぶりの高値を付けた。トランプ米大統領の”ドルが強すぎる”発言を受け、ドルが売られて、金は買われた。
トランプ氏は米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューで、ドルの強さに懸念を表明するとともに、連邦準備理事会(FRB)が政策金利を低く維持することが好ましいとの見方を示した。発言を受け、ドルは下落した。その他、シリアや北朝鮮を巡る地政学リスクの高まりも安全資産としての金買いを支えた。
12日時点のSPDRゴールド・シェアーズの金保有量は前日と変わらず、842.41トンだった。
12日のWTI原油先物は5日ぶり反落、前日比0.67ドル安の52.73ドルで引けた。前日の欧州時間で一時昨年11月17日以来約1カ月ぶりの高値53.74ドルを付けたが、その後下落に転じ、終盤ごろ一時52.70まで値が下げた。米石油在庫統計が米国産原油の供給増加を示したことが背景となった。
米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が発表した週間の石油在庫統計で、米国内の産油量が増えた。石油輸出国機構(OPEC)加盟国などが減産を続けても、米国内での増産が原油需給の緩みにつながるとの思惑を誘い、原油先物は売られた。
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ドル円109円割れ、トランプ米大統領発言を受け
12日のNY外為市場でドル円は3日続落、ほぼ日中安値の108.998円で取引を終え、2016年11月17日以来の安値を更新した。トランプ米大統領がインタビューで「ドルが強すぎる」の発言が背景となっている。
トランプ氏は米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューで、ドルの強さに懸念を表明するとともに、連邦準備理事会(FRB)が政策金利を低く維持することが好ましいとの見方を示した。中国を為替操作国とは認定しない方針を明らかにしたほか、来年任期が切れるイエレンFRB議長の再任の可能性にも含みを残した。トランプ大統領の発言を受け、米10年物国債利回りが急低下し、ドル売り(円買い)の動きが強まった。
また、北朝鮮の当局者は13日同国で取材中の外国人ジャーナリストに対し、「大規模かつ重要なイベント」に備えるよう伝えた。北朝鮮情勢を巡る根強い警戒感も円の押し上げ要因だった。
ユーロドルは3日続伸し、1.06645ドルで終えた。トランプ大統領の発言を受け、ドルが売られ、ユーロが買い戻された。
これから発表予定の経済指標
21:30 米国新規失業保険申請件数(万件)
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【FX重要指標】10:30 豪州3月雇用統計
重要度 ◎
10:30 豪州3月新規雇用者数(万人)
前回 -0.64
予想 2.00
結果 6.09
10:30 豪州3月失業率
前回 5.9%
予想 5.8%
結果 5.9%
経済指標の結果により、相場が変動する可能性がございます。