堀正岳氏の「知的生活の設計」を(4/21に…)読み終えたので、レビューします。

2017年に出た「ライフハック大全」の続編にあたるような本書。

個人的には、こちらの本の方が読み返すことが多くなるだろうと思える一冊でした。

 

「ゆっくり歩む」ことのススメ

 

本書内で著者が言及しているように「長い目で」「結果的に」という言葉が頻出します。

この「ことわり」とも取れるような言葉がよく出てくる理由はなぜか。

それは21世紀を生きる読者(当然、私を含めます)が「すぐに得られるメリット」を読書に期待しすぎているから、かもしれません。

 

著者は「すぐには得られない(場合によっては、生きている間得られないかもしれない)何か」を楽しみながら、積み上げていこう、と提案します。

とかく、「即効性」を求めがちな私に「長い目で行こうよ」と呼びかけるわけです。

 

「ライフハック」という、ある時期において「ショートカット」と同一の意図で使われていた時期もあった言葉の大全をまとめた、著者が提案する、「緩やかな設計」の勧め。

 

「ライフハック大全」と「知的生活の設計」が一人の著者から生まれたことに重要な意味を持つと思います。

 

即効を右手に、遅効を左手に携えながら生きていこう。

そう背中を押してくれるような一冊でした。

 

「自分の毎日の生活に意味なんてあるのかな」と思ったことがある人におすすめの一冊です。

 

 

歌舞伎座裏にある喫茶アメリカンを愛してやまない、やまま氏による電子書籍「凡人の星になる」を読み終えたので(4/23には読み終えていたのですが…m(_ _)m)レビューを書きます。

 

書籍は、PV数を稼ぎたいブロガーが月間10万PVに到達するまでの試行錯誤(+アルファ)をまとめたエッセイという体をとっています。

 

書籍では一貫して「凡人であることの葛藤」がこれでもかと面白おかしく描かれています(ここらへんの面白さが、著者が多くの読者を引きつける理由だと思います)

そして、ある開き直りに達して以降は(著者は「偶然が重なった結果」と謙遜していますが)PV数が跳ね上がり、現在に至るという「昇華」を経て、書籍は閉じます。

 

で、この本がよくある「とあるブロガーがPV数を勝ち取るまで」という成功譚に終わっているかというと、私はそうは受け取りませんでした。

 

書籍に通底する隠れテーマは「幸福って一体何だろう」ということだったと思います。

 

・ブログを書き始めれば、読者のコメントが気になる

・同時期にスタートを切った同姓のブロガーの人気の上昇ぶりが気になる

・はてブユーザーが博識で、どんな手斧が飛んでくるかヒヤヒヤする

 

と、著者はさまざまな方面から飛んでくるかもしれないツッコミを恐れ、自分の内に湧く嫉妬を気にします。

それは、普段からSNSを使って生きる私たちの心の声をまるで代弁しているかのようです。

 

SNSで何らかの発信をしようとするときに、頭によぎる

「自分より詳しい人がいるだろうけど」「自分より優れた人がいるだろうけど」

というアレです。

 

インターネットやSNSがこれだけ普及する前は

中学校で一番歌が上手い人は、周りの友達から

「歌手になれるんじゃ?」と期待されたかもしれません(記憶から消えてしまいそうですが、そういう牧歌的な時代があったと思います)。

今やスマホやPC画面の向こう側にもっと上手い同世代の人がゴロゴロと転がっています。

途端に校内で一番歌が上手い同級生が相対的に、「全然凄くない人」になってしまう現象が起きてしまいます。

 

学校に限らず、どの分野でもそうです。

・自分よりもっと文章が面白い人がいる

・自分よりもっと効率化に長けた人がいる

・自分よりもっとプログラミングに長けた人がいる

・自分よりもっとスローライフを実践している人がいる

 

日本語圏だけで1億2700万人、全世界の70億人と比べたときに(全員が全員、ネットにアクセスできていないじゃないか〜というツッコミはこの際置いておいてくださいm(_ _)m)

「このことだけは誰にも負けない」という特技を、私たちが持っている可能性はほぼゼロです。

優劣で物事を考えてしまうと、わたしたちは統計的にほぼ全員(と言っても差し支えない数の人間)が「凡人」なわけです。

 

そこで著者は何を示唆したか。

 

優劣ではなく、「他者と違った視点を持っている」ということで十分じゃないか

 

ということを実践し、読者にそこはかとなくと提案しています。

 

そういう意味で、この本はブログにまつわるエッセイにとどまらず、「幸福を感じるために本質的な考え方」を示唆してくれていると思います。

 

「また、あの人ばっかり目立って!」とメラってしまったあなたにおすすめです。

 

 

現代の知的生産界の雄、倉下忠憲氏の著作「『やること地獄』を終わらせるタスク管理『超』入門」を(だいぶ前、3/20でした…)読み終えたので書評レビューします。

 

個人的には、この書籍の前と後で「タスク管理」界隈が変わるのではないかと思っています。

 

それぐらい、この書籍のインパクトは大きいと思います。

じわじわ来るタイプ。

 

どこにインパクトがあるのか

 

初読の際から「後半は素晴らしかったな〜」という感想を持って読んでいました。

で、今回、レビューを書こうと、あらためて第8章、第9章を読み直しました。

「素晴らしい」どころの騒ぎではありませんでした。

 

第8章では「タスクを管理するにも、実行するにも失敗することはあるよ」と多くの方がぶち当たるであろう失敗事例を、

優しく(?)例示しています。

 

出色なのは、最終章の第9章です。

 

書籍冒頭から言及している

人間は、バイアスに満ち溢れ、環境の影響を受けてしまう、不完全で不合理な生き物なのです。(48ページ)

という言葉がここに来て、がっつり回収されます。

 

・タスク管理をすれば、人生全てがうまくいくのか。

・そもそも「やるべきこと」と認識した自分の判断は正しいのか。

 

ということを著者はあらためて問い直します。

結論は「推して知るべし」なのですが(というか、そこに言及してしまうとネタバレになってしまうので、ぜひ読んでみてください(*^_^*))

 

この結論に言及している書籍は、私が知る限り、今までの「タスク管理」界隈でありませんでした(あったら、その本の著者の方、本当にすみませんm(_ _)m)

 

そして、ビジネス書(というよりは自己啓発書の類)が宿命的に持つ「○すれば△になる」という公式の胡散臭さを喝破し、

だからこそ、舵を取るのです。(224ページ)

と、最後まで読み進めた人に促します。

 

9章全体の文章は、最終章だからという意味以上に、他の章とは違った熱量があります。

 

「タスク管理バカ」を標榜し、タスク管理ツール「たすくま」を4年超使っている私ですが、それ故に「これ(タスク管理)だけでは、いけない気がする」とずっとモヤモヤしていた部分がありました。

そのモヤモヤに対し、大きな示唆を与えてくれた一冊でした。

 

仕事、プライベートいずれかで「タスク管理」という言葉に触れたことがある全ての方におすすめします。

 

追伸

余談ですが、タイトルの「『やること地獄』を終わらせるタスク管理『超』入門」は

「やること地獄を解決する」ではなく「やること地獄を終わらせる」となっているところがポイントです。

著者はPodcastのインタビューで「トリック」という表現を使っていましたが、読み返してみると

「なるほどな〜」と思える記述があります。

ぜひ、その点も楽しみながら、読んでやること地獄を「終わらせて」いただけたらと思います(*^_^*)

(海外在住の方が購入を希望していたので、出版社さま、「紙オンリー」の方針を再考いただけると最高です)

最後にだじゃれで台無し…

 

 

橘玲氏著書への書評第3弾です。

 

読み始めてすぐに驚くのが、私たちが「知っている」日本人像は全く実像と重ならないということです。

 

この図でもっとも目につくのは、日本の「世俗指数」が際立って高いことだ。(132ページ)

 

著書が引用する調査はかなり大規模なもので、この調査結果を否定するのはかなり難しいと思います。

こうなってくると「日本人は空気を読んで行動する」「協調性を大事にする」などの、さも当然の前提のように言われている「日本人論」も疑わしくなってきます。

 

「日本人らしさ」とは何なのか。

 

著者の書籍に頻出する「進化論」なども交えながら、「日本人」や「日本」という国が論じられていきます。

 

これまでの著者からは想像しにくい結末の着地の仕方にやや面食らいましたが、読み進めている間、頭の体操をしながら思考の幅を広げてくれる一冊でした。

 

 

(日本人) (日本人)
 
Amazon

 

 

 

連続で橘玲氏の書籍レビューです。

著者は書籍内で、知のパラダイム転換が起きた以上、古いパラダイムで書かれた本をがんばって読んでも費用対効果に見合わないと指摘します。

 

指摘はその通りだと思います。

 

学生時代、横浜駅東口側にあるそごう横浜店内の「紀伊國屋書店」に行った際、

「これらを読むには人生は短すぎる」と圧倒されました(もっと大きい書店はたくさんありますけどね(^_^;))

 

著者も、刊行される書籍の量と私たちの有限の人生を比べて

 

人類が生み出した知の圧倒的な堆積を知ると、どの本を読んだとか、何冊読んだとかの比較になんの意味もないことがわかる。一五歳から八五歳まで毎日一冊読んだとしても、死ぬまでに書物の総数のせいぜい〇・〇二%(二万六〇〇〇冊)にしかならない。それを〇・〇三%に増やしたとして、いったいどれほどのちがいがあるのだろう。

と言及します。

こういう記述を見ると、「そうだ、そうだ!」と思いたくなってしまいます。

(ただ、知の世界全体からの視点で見ると確かにそうなんですが、0.01ポイント増えるだけで読んだ本が1万3000冊増えるので個人の中では無視できない差だとは思います。どちら側から見るかの差だとは思いますが)

 

・複雑系

・進化論

・ゲーム理論

・脳科学

・功利主義

 

の4分野で起きたパラダイム転換を説明し、その分野での入門書やより詳しい書籍を紹介しています。

 

個人的には、著者の案内のみを鵜呑みにするだけでなく、紹介されている書籍まで読み込んで初めて「あ〜そうなんだな」と腹落ちしたいところです。

特に「進化論」は著者の他の書籍でも頻出する分野なので、それだけ興味深いです。

こころの謎が「進化論」で解き明かせるのなら…と覗き込んでみたくなります。

 

書籍のタイトルで「読まなくてもいい本」と謳っていますが、

実際には紹介されている分野の書籍を読みたくなってしまうので、

(かつ、この本は読まなくていい、というリストは書籍内では記されていません)

タイトルと裏腹に、読書欲を掻き立てる一冊でした。

 

 

 

 

著者のこれまでの書籍と比べるとだいぶ語り口が「優しく」なった印象を受けました。

一定程度、若い方をターゲットに書かれたからでしょうか。

 

書籍は「幸福になるためには、何にどう注力したらいいか」を主眼に書かれています。

「お金持ちになるためには」ではないところがミソです。

 

「幸福」とはどういう状態かを定義し、さまざまな論文から導き出せる「幸福」への到達の仕方を詳述しています。

 

・金融資産

・人的資本

・社会資本

 

上記3つをインフラに、幸福を築いていこうと提唱しています。

 

Web上では多くの人が成功法則が語り、お金持ちになるための方法を語っています。

どれが真実で、どれがそうではないか見極めるのも難しいですし、仮に「一応は確からしい」という方法も必ず再現可能という訳でもありません。

 

個々の手法を試してみるよりは、本書で提唱されている3つのインフラの充実を意識しながら、日々を過ごしていく方が遠回りのように見えて「幸福への近道」だと感じました。

 

世の中で謳われる選択肢が多すぎて、相対的に幸福感が低下してしまっている方におすすめの本だと思います。

 

先日、メイン機をiPhone8に変更しました。

それに伴って、前機種のiPodTouchからタスク管理ツールアプリ「たすくま」の環境もiPhone8に移しました。

手順はセオリー通りに、Dropboxにバックアップを取り、iPhone8のたすくまでそのバックアップを取得しました。

「いや〜便利な世の中だな〜機種変と言っても簡単、簡単」

と思っていました…

 

実行済みタスクはどこへ行った?

夕方になって、Googleカレンダーを開いてみて驚きました。

「今日、実行したタスクがカレンダーに記録されていない!」

ちょうど、上記画像の真ん中のような状態になっていました。

「たすくま」はiOSカレンダーと連携していて、実行済みタスクをカレンダーに記録したり、カレンダーに前もって入力していた予定を吸い出してくれたりします。

私もその設定をしていて、それまでずっと、たすくまで実行したタスクをカレンダーに記録していました。

起きている間中、たすくまで記録を取っているので、カレンダーは必然と上記の両サイドのような一見すると何がなんだかわからない状況になります(会社員時代の同期は上記のようになっている私のGoogleカレンダーを見て「やべ、吐きそう」と言っていました(^_^;))

 

カレンダーに記録されているはずの実行済みタスクの記録がない…。

うむむ、これはおかしいぞ〜と思って(何より今後、カレンダーに出力できないのは困りますし)、iOSの「設定」→「カレンダー」を開いてみても、Googleカレンダーと連携させる項目がない。

で、Google検索したり、数年前の記憶をたどったりして、ようやくたどり着きました。

 

「設定」→「パスワードとアカウント」→「アカウントを追加」でGoogleのアカウントを追加し、「カレンダー」の項目にチェックを入れることで、iOSカレンダーとリンクすることができました。

 

 

この後、たすくまの「設定」→「カレンダー取込」「カレンダー出力」を設定し、

 

 

「プロジェクト」タブを選択し、各プロジェクトとGoogleカレンダーのラベルを設定すれば、完了。

 

…のはずでした。

 

過去に遡れない?

 

上記の設定で、それ以降、実行するタスクはこれまで同様、iOSカレンダーを経由して、Google カレンダーに記録されていきました。

 

しかし、iPhone8に切り替えてからの半日間の記録は、遡ってカレンダーに同期されることはありませんでした(^_^;)

 

え〜この部分、永久に空白〜?!

 

とTwitterで嘆き悲しんでいたところ、

 

Toshiさん @t8295084 に解決策を教えていただきました!

 

各タスクの終了日時を入れ直せば行けるかと思います。

半日間の実行済みタスクの「終了時刻」を1回削除して、もう一度同じ時刻を入れ直せば、新たに記録されたと認識されて、カレンダーに出力されましたm(_ _)m

 

 

良かった〜!

機種変更は数年に1回しか行わないので、備忘録のためにも記しておきます。

同じ状況で「困ったな〜」という方のお役に立てば幸いです。

 

ではではっ!

タイトルで言い切っている通りです。

 

「あれって、どうなっているのかな〜」と少しでも気になったことを
調べて、ブログで記録していこうと思います。

自分の中のモヤモヤを解消していくことで、スッキリ生きられる気がしますし。

 

今日、昼ご飯を食べに、運転していたときに歩道の切り下げ(車道から歩道をまたいで敷地に入る際にスムーズに入れるように、段差をなくすアレです)が行われた場所を見かけて。

「前から気になっていたけど、あれって勝手にやっていいものなのか。そもそも誰のお金でやるんだ」

という疑問が湧いたので、調べてみました。

 

千葉国道事務所の説明によると、

http://www.ktr.mlit.go.jp/chiba/sinsei/24jyou.htm

車庫乗入れのための歩道の切下げは 道路管理者の承認が必要です。(道路法第24条)

とのことです。

切り下げたい歩道が国道に面していれば国道事務所から、県道に面していれば県の土木系の出先機関(土木事務所等)から

承認を得る必要がある、と。

 

費用は自分持ち

で、切り下げ工事の費用は誰が支払うかというと…

ただし、この工事は道路管理者に申請をし、承認を得なければ行うことは出来ません。また、この工事にかかる費用も設置者の負担となります。

タイトルや中見出しで謳っているので驚きはありませんが、やはり自分持ちだそうです。

 

好きなだけ切り下げられる?

あとは好き勝手切り下げられるのか、ということも疑問がわきました。

そこに関しての答えがこちら。

 

1.歩道はもともと歩行者のためのスペースですから、出入口の幅は必要最小限とし、歩行者に最大限配慮した計画を立てましょう。

申請を出したときに、この「必要最小限」の見解が割れるところになりそうですが…

 

ということで、割と長らく頭の中でぼんやり疑問に思っていたことをササッと調べてまとめてみました。

 

このシリーズ、自分の頭の整理のためにもちょこちょこ断続的に続けていきます。

 

ではではっ!

自宅は1階にネット回線が引き込まれていまして、そこに無線LANルーターを置いています。

 

で、2016年10月に無線LANルーターを

BUFFALO 【iPhone6対応】 11ac/n/a/g/b 無線LAN親機(Wi-Fiルーター) エアステーション QRsetup ハイパワー ビームフォーミン

↑に新調したところ(旧型もBUFFALO)
2階の仕事部屋に届く電波が弱くなってしまったので、2017年11月に

BUFFALO 無線LAN中継機 エアステーション 11ac/n/a/g/b 433+300Mbps WEX-733D

という中継機を買って、1階へつながる階段近くにポイと出して使っていました。

 

で、中継機を導入しても、あまり速くなった実感がなかったので(←当時、計測するという考えが無かった(^_^;))

「延長コードを買ってきて、階段の踊り場ぐらいまで中継機を下げる必要があるな〜。無線LAN親機とmacの中間ぐらいに置かないとな〜」

とずっと思っていました。

 

このたび、めでたく延長コードを手に入れて、階段の踊り場まで中継機を下ろしたところ、

「お、速くなった気がする。もっと早く延長コード買っておけばよかった!」

と思いました。

 

その顛末だけでもブログに書こうと、もともとの仕事部屋の傍(2階)に置いてあったときの速度と

階段の踊り場(1階と2階の中間)に置いたときの速度を調べてみました。

 

その結果が以下。

仕事部屋の傍(2階)が左、階段の踊り場(1階と2階の中間)が右です。

 

 

あれ?

 

圧倒的に元の仕事部屋の傍(2階)の方が速い…

 

親機とmacの間の距離を10とすると、9:1ぐらいmac寄りに置かれているときの方が圧倒的に速い。

何度か計測してみましたが、同じような結果でした。

直感的には、中継機は親機とPCの中間に位置するところに置いたときに、最大の効率を発揮するイメージだったのですが。

それに反する結果となってしまいました。

 

なにより、「お、速くなった気がする」という私の体感って…

 

どなたか技術的なことが分かる方、いらっしゃったら教えてくださいませ〜m(_ _)m

 

ではではっ!

 

赤羽雄二さんの書いた「ゼロ秒思考」を読み終えました。

2013年末に出て、結構長く平積みされていたと思います。

 

この本を読んでやるべきことはただ一つ。

 

「メモ書き」

 

です。

 

 

私の場合、基本的に読書って(主にビジネス書と言われるジャンルのものは特に)

書いてあることの中で一つでも定着させられたら、それで元は取れたと思います(今回の本は図書館でしたが…(^_^;))

1500円前後で、一日の過ごし方が一つ改善させられたら、儲けものではないですか?

 

ということで、この本ではメインテーマの「メモ書き」の仕方の基本的なやり方を

(自分自身の備忘の意味も込めて)記していきます。

 

「メモ書き」の方法

・A4用紙を横に、1ページを1分以内で書く

・毎日10ページ書く

・左上にタイトル、中央に左寄せで4〜6行程度書く

・気になったらすぐに書く

・メモ書きに最適なペンは「PILOT VCORN 直液式水性ボールペン」

・クリップボードを使用する場合はクリップを右側に

・保管・整理用のクリアファイルは分野ごとに

・白黒のレーザープリンタを買っておけ(←これはメモ書きとは直接は関係ない)

 

毎日10ページ書くことを3カ月後続けていると、

頭の回転が早くなり、深く考えることが可能になっていると、赤羽さんは勧めています。

 

読んでいて思いましたが、この「メモ書き」は、

「A4用紙を使ったマインドフルネス」

ではないでしょうか。

 

頭に浮かんだノイズを、気が晴れるまで書き出す。

書き出したことによって、前頭葉からノイズを追い出すことができるし、

思考の過程を書き記しているので、ノイズに対する解決策が文字として残る。

ビジネスマン向けの「マインドフルネス」だな〜と思いました。

 

「ふ〜ん、(著者が言っているような)やり方があるんだな〜」と

「騙されたと思って、3カ月やってみるか」と

では天と地ほどの差があるので、私は3カ月騙されてみたいと思います(*^_^*)

 

この記事ではメモ書きのやり方のみをまとめています。

書籍の中に、有用なお話や赤羽さんの仕事哲学もまとめられていますので、

一読をオススメいたします。

ビジネス書としてはベストセラーの類なので、多くの方が既に読まれているとは思いますが、

未読の方はぜひぜひ!

 

ではではっ。