堀正岳氏の「知的生活の設計」を(4/21に…)読み終えたので、レビューします。

2017年に出た「ライフハック大全」の続編にあたるような本書。

個人的には、こちらの本の方が読み返すことが多くなるだろうと思える一冊でした。

 

「ゆっくり歩む」ことのススメ

 

本書内で著者が言及しているように「長い目で」「結果的に」という言葉が頻出します。

この「ことわり」とも取れるような言葉がよく出てくる理由はなぜか。

それは21世紀を生きる読者(当然、私を含めます)が「すぐに得られるメリット」を読書に期待しすぎているから、かもしれません。

 

著者は「すぐには得られない(場合によっては、生きている間得られないかもしれない)何か」を楽しみながら、積み上げていこう、と提案します。

とかく、「即効性」を求めがちな私に「長い目で行こうよ」と呼びかけるわけです。

 

「ライフハック」という、ある時期において「ショートカット」と同一の意図で使われていた時期もあった言葉の大全をまとめた、著者が提案する、「緩やかな設計」の勧め。

 

「ライフハック大全」と「知的生活の設計」が一人の著者から生まれたことに重要な意味を持つと思います。

 

即効を右手に、遅効を左手に携えながら生きていこう。

そう背中を押してくれるような一冊でした。

 

「自分の毎日の生活に意味なんてあるのかな」と思ったことがある人におすすめの一冊です。