著者のこれまでの書籍と比べるとだいぶ語り口が「優しく」なった印象を受けました。

一定程度、若い方をターゲットに書かれたからでしょうか。

 

書籍は「幸福になるためには、何にどう注力したらいいか」を主眼に書かれています。

「お金持ちになるためには」ではないところがミソです。

 

「幸福」とはどういう状態かを定義し、さまざまな論文から導き出せる「幸福」への到達の仕方を詳述しています。

 

・金融資産

・人的資本

・社会資本

 

上記3つをインフラに、幸福を築いていこうと提唱しています。

 

Web上では多くの人が成功法則が語り、お金持ちになるための方法を語っています。

どれが真実で、どれがそうではないか見極めるのも難しいですし、仮に「一応は確からしい」という方法も必ず再現可能という訳でもありません。

 

個々の手法を試してみるよりは、本書で提唱されている3つのインフラの充実を意識しながら、日々を過ごしていく方が遠回りのように見えて「幸福への近道」だと感じました。

 

世の中で謳われる選択肢が多すぎて、相対的に幸福感が低下してしまっている方におすすめの本だと思います。