ネイティブ10歳児の英語

スケルトンイメージとは?

語義の骨組みのようなイメージ。たとえば、石につまずく、人生につまずく、両者は具体性のレベルは異なりますが、共通するイメージを持っています。ボールが弾む、胸が弾むも同様です。
このように語義の詳細は未指定の、線画で描いた骨組みのようなイメージをスケルトンイメージとこのブログでは呼ぶことにします。
基本単語のスケルトンイメージをおさえておくと、おびただしい数の句動詞(get off、take onなど)や単語と単語のつながり(make the bed、make teaなど)を覚えるのがずっと楽になります。

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ON ①

今回は前置詞を取り上げることにする。

ターゲットの前置詞はちょっと誤解の多い on だ。


そもそものの意味は「接触して」「くっついて」「つながっている」という意味らしい。

日本語でも使われるオンラインのオンは情報網と「接触している」「つながっている」という意味から来ている。


中学で「~の上に」と習うため、この固定観念がなかなか抜けない。


a pillow on the bed ベッドの上のまくら


「上に」乗っている場合はすっと口を突いて出てくるかが


a mark on the ceiling 天井についているしみ

a sign on the wall 壁に貼(は)ってある標示


といった、下面や垂直面に接している場合は、とっさに on が出てこないこともある。


「接触して」「くっついて」という原義から、

着用(身につけている)、隣接(~に接して、~の境界に)、支え(~に支えられて、ひっかかって)、

根拠・理由(~に基づいて)、ある活動や状態の連続性(~している)などの意味に派生する。


着用(身につけている)

wear a wedding ring on one's finger 結婚指輪を指にはめている

I don't have any money on me. 今お金の持ち合わせがありません


隣接(~に接して、~の境界に)

a hotel on the coast 海岸沿いのホテル


支え(~に支えられて、ひっかかって)

hang the key on a hook フックにかぎをかける


根拠・理由(~に基づいて)

a theory based on research 調査に基づいた理論

change a plan on A's advice Aの助言に従い計画を変更する


連続性(~している)

on sale 特売中で

Bob is on holiday. ボブは休暇中だ









TALK ①

今回は talk をとり上げたい。

コーパスによる会話でよく使う動詞トップ50の中で25位にランクされる動詞。



基本的な意味は、ある話題について人と話す。話す相手の存在が強く意識されることに留意。

speak は言葉(言語)を話す、音声を出すという意で、必ずしも相手とのやりとりは想定されず、話し手から聞き手への一方通行のことも多い。

また、tell は人にあることを告げる、知らせるという意味。

一方、talk はおしゃべりをする、話し合うという意味。通例は話す相手が想定される。



◆話をする、講演[演説]をする、口をきく、(おうむ・九官鳥などが人のことばをまねて)しゃべる



Yesterday evening we heard the President talk on television.

昨晩大統領がテレビで話しをするのを聞いた



Our baby cannot talk yet. うちの子はまだ物が言えない

This toy talks. このオモチャ口がきけるよ



◆話し合う,、語り合う、談話する、相談する



I'll talk to the doctor. 医者に相談するよ

We need to talk about something. 相談があるんだ



◆おしゃべりする、ぺちゃくちゃしゃべる、うわさ話をする、(秘密などを)しゃべってしまう



Meg talks too much. メグはおしゃべりだ



※ talk to とspeak to との違い



speak to には上位から下位という含みがある

The king spoke to me. 王が私に話しかけた



talk to には対等であるという含みがある

The king talked to the queen. 王は女王へと話かけた




















FIND ①

今回は find に駒を進める。



find の語義は人・モノをふとしたはずみで見つける。

見つける対象は、モノからコト、事実までをカバーし、したがって対象によっては「見つける」が「知る、認める、発見する」に意味が推移する。

さらに、(調査や研究などを伴う)意図的な探索に基づく発見の意味でも用いられることもある。


一方、find は弾丸や矢、光などが達する、当たるの意味でも使われる。

これは行きつく先を見出すという意味から来ている。


〈なくしたもの〉捜し出す、 〈人など(捜して)見つけ出す、〈人に〉〈なくしたもの〉見つけてやる


She lost her hat but found it soon. 彼女は帽子をなくしたがすぐに見つけた

I found an empty seat by a window. 窓側に空いている席を見つけた

Please find me my overcoat. どうか私のオーバーを捜してください

May I help you find something?店員の言葉) 何かお探しですか



〈…〉ふと見つける、〈…〉(―であるのを)発見する、〈…〉(たまたま)会う


I found the key on the floor. その鍵は床の上にあった

I found my sister doing yoga. 私は妹がヨガをやっているのを見つけた



(調査・研究して)〈未知の事〉発見する、〈答えなど見つけ出す


The doctor found that the patient had stomach cancer.

医者は患者が胃癌(がん)になっているのを発見した.



(経験して)〈…〉(―だ)と知る、 わかる、悟る


I found the book easy. その本は(読んでみて)易しいとわかった

I found him to be a smart young man. 彼は(会ってみると)聡明な青年だった


find は目的語をどんな形で従えるかによってそのニュアンスが異なる


find A B 

(Bには形容詞、名詞、現在分詞、過去分詞が来る) AがBだと分かる、知る

find A to be B の形をとることもある

主語がモノやコトに直接かかわりを持っていることが示唆される


I found the book interesting. 直接読んでみて、おもしろいことがわかった


find that節 ~だと分かる、知る

間接的にしかわからず、そのことがより普遍的・客観的な事実であることが示唆される


I found that he was a nice man. 彼がいい人あるとわかった(直接、自分でそう感じたわけではない)



















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