ネイティブ10歳児の英語 -4ページ目

TELL ①

今日は tell に駒を進める。


語源辞典によれば、tell の語源は1つ1つ数えて列挙するという意味らしい。

そこから、1つ1つ順番に話して聞かせるという意味が生まれた。


tell のそもそもの意味は 相手にある内容を伝える

相手に強く伝えて「命じる」の意味を担ったり、伝えるためには物事を知る必要があることから

「知る、分かる」の意味を担う。


発言を表す他の動詞と比較し、tell の原義に近づこう。


tell 相手にある内容を伝える、相手に伝えることがポイント

say ある内容を言う、話す内容にポイントがある、必ずしも言う相手を示さずともよい

speak 声に出して話す、音を出すということがポイント

talk 相手と話す、話す相手がいて、双方向にやりとりすることがポイント


◆ ~に~ということを話す、伝える、教える


Mark told me that he wanted to go home. マークは家に帰りたいと言った

Tell me something about your mother. 君のお母さんについて)話を聞かせてください

Please tell me the way to the stadium. スタジアムに行く道を教えてください


※教えるの意味で以下の3つの動詞の違いは以下の通り


tell 言葉で教えること

show 地図を示したり、案内して教えること

teach 学問や技術などを習得させること、道を教えるという場合には使わない


◆ ~で~ということが分かる、判断できる


Can you tell where we are ? 僕たちがどこにいるかわかるかい

No one can tell the future. だれにも未来などわかりはしない

The child can tell right from wrong. その子は物事の是非がわかる


◆ ~に~するように言う、命じる


The police officer told us to get off the bus. 警察官はバスを降りるように私たちに命じた

Do as you are told. 言われるとおりにしなさい



















PUT ①

今日の基本動詞は put だ。日本では「置く」と訳されるが、日本語の「置く」よりもずっと汎用性のある動詞。意外なところで put が使え、重宝する動詞である。


そもそもの意味は 特定の場所に手でサッと持って行って置くという意味。


~を~に置く、載せる, 入れる, 付ける


日本語では、「本を置いた」と目的語のみを伴う使い方も可能だが、

英語の put は必ず場所や方向を表す表現を必要とすることに留意。

He put the coffee on the table. 彼はコーヒーをテーブルに置いた

put a map on the wall 壁に地図を貼(は)

put milk and sugar in one's tea 紅茶にミルクと砂糖を入れる


~を~の状態にする (~の状態に移動させるの意味から)


That would put him into shock. そのことで彼はショックを受けるよ

Don't put yourself into a situation you can't handle. 手に負えない状況に巻き込まれないようにしなさい


そして、put には頭にある考えを口から出してサッと置くということから

以下のような意味もある。

~を表現する、言い表す、書き留める、意見や質問などを差し出す


Put your name here, please. 名前をここに書いてください

Can't you put that in simpler words? それをもっと簡単なことばで表現できませんか


①「持って行く」という移動に焦点が置かれる意味と、

②「置く」という、ある位置への設定に焦点が置かれる意味に大きくは分かれる。


では、put の同類語と比較し、さらに put の意味に近づこう


put   最も一般的な語で漠然と何かを置く行為をいう

lay   何らかの目的で注意深く横あるいは平らになるように置くこと

place  やや堅い言葉.配置に気をつけて注意深く置くこと. 慎重さを伴う

set   特に後に何らかの目的で使うために配置に気をつけて置くこと(テーブルに皿を並べる場合など)

































「えっ、こんなところに put が使われるんだ」と

1日3分 脱「日本人英語」レッスン

1日3分 脱「日本人英語」レッスン (朝日新書、田邊祐司、ティモシー・ライト著)という本を読んでいる。

朝日ウィークリーの連載を新書化している本である。なかなか面白く、平易な語り口なのに読み応えがある。


最初は単に日本人が犯しやすい文法的な間違いを指摘している初心者向けの本だと思って読み始めたのだが、そうではない。むしろ、文法的には間違いではないが、そう表現してしまうと相手に思わぬ誤解や混乱を与えてしまう、場合によっては不快な思いをさせてしまう、表現例を45ほど挙げて解説している。


そして、なぜ誤解や混乱が起きるのか、その理由を、典型的な状況でのダイアローグを示しながら、分かりやすく説明している。特に、どこに焦点を置いて学習者に説明すべきなのか、その手立てを教えてくれるのは今の自分には大変ありがたい。


書評にもあるが、45のレッスンを通して、英語感覚、運用知を学べるというメリットもあるだろう。「なるほど、英語とはこんな言語なのだ」という達観ができるのだ。