ネイティブ10歳児の英語 -6ページ目

SEE ①

今日は see を攻略してみよう。


see のそもそもの意味は、自然と目に入る、たまたまみかける。

人に備わった基本的な視覚作用を表す動詞で、特に見ようとしなくとも「見える」ことを表す。

見ようと目を向ける look at とは対照をなす。


そして、目で見るから発展し、事態を把握する、物事を経験する、理解するまで意味が広がっていく。


I saw a lot of flowers in the garden. 庭にたくさんの花が見えた

I looked but couldn't see anything. 目を凝らしたが何も見えなかった


can, could とともに用いて、見るのに努力が伴うことや、今まさに知覚が続いていることを表わす.


I can see my house from where I'm sitting. 今座っている場所から私の家が見えます 


ついでにsee A doing と see A do の違いにも触れておこう。


まず、see A do はdoの行為を1つのまとまりとしてとらえ、特に完了するまで見届けたことを表す


I saw two men cut down a tree. 2人の男が木を切り倒すのを見た

(木が倒れるまで見ていたことを暗示)


一方、see A doing は その行為を見た時点で, それが進行中であることを表す


I saw two men cutting down a tree. 2人の男が木を切り倒しているところを見た

(見た瞬間, まだ木は倒れていなかったことを暗示)


また、see の重要な意味に に会う、~を訪ねる、~に面会する の意味がある


I saw her yesterday on the bus. きのうバスで彼女に会った

I'm glad to see you again. またお会いできてうれしいです


紹介されて正体面の人知り合いになるという意味では meet を使う


Mr. Jones, I'd like you to meet Mr. Smith. ジョーンズさん, スミスさんをご紹介します


そして、理解する、わかるの意味でも使われる いわば心の目で見通すといったニュアンスである


I can not see the point. 要点がわかりません (要点が見えない→分からない)

I see what you mean. あなたの言うことはわかる


最後に、see は自然に目に入るといった意味だが、映画や演劇、競技を見る場合は see を用いる


I saw the baseball game on television. 野球の試合はテレビで見た

I'll go see the movie tonight.  今夜その映画見に行くんだ


劇場や映画館、競技場に足を運んで、はじめて身に入る、見えるようになるという意味で see が使える









BE ①

では be 動詞の説明に移ろう。


たしか中学の頃、be 動詞はイコールの関係を表すと習った記憶がある。

be 動詞の本来の意味はその説明で大方事足りるであろう。


AはBである


I am happy. 私は幸せである/気分がよい

Baseball is the most popular sport in Japan. 野球は日本で最も人気のあるスポーツである


ただし、未来のことを言い表すときは、~であるだろう → ~になる という意味になる


He wants to be a musician. 彼は音楽家になりたいと思っている 

She will be a college student next spring. 彼女は来春は大学生になる


続いて、be 動詞は場所や時を示す表現を伴って存在する~にある、~にいる意味でも使われる


I am here. 私はここにいます

Mary is in her room. メリーは自分の部屋にいます

He'll be here by 6. (≒He will arrive here by 6.) 彼は6時までにはここに来るでしょう


there is /are などの形でも存在を意味する


There is a new restaurant around here.  このあたりにレストランがあります

“Is there a phone in the room?” 部屋に電話はありますか


there構文では、a(an)、some、any、no のついた名詞、something、anything、nothing などがくる

特定化されたものの存在を示す場合には there 構文は使わない


× There is my book on the table.  ○ My book is on the table.


この件について、辞書に以下の説明があった


文の先頭位置には聞き手がすでに知っている情報が、


文末に近い位置には新しい情報が置かれる傾向がある


The man is in the room. →the man は聞き手にとって旧情報のため、文の先頭に置かれる

There is a man in the room. →a man は聞き手にとって新情報のため、なるべく文末に置かれる


最後にもう1つ。be 動詞にはコトが起こる、行われる意味もある


My vacation is in July. 私の休暇は7月です

The next meeting will be on Monday. 次の会議は月曜日に行なわれる

Where will the party be? パーティはどこで行われますか





















be 動詞よりも他動詞

英語は、どうやら be 動詞よりも他動詞を使う文を好むらしい。

この感覚を留学中に習得していたかどうかは定かではない。


というのも、もし自分が「私は英語の先生だ」を英訳せよと出題されたら、

おそらく I am an English teacher. と訳すに違いないからだ。

無論、間違いではないが、I teach English. の方がはるかに英語らしく響くらしい。


日本語は主語不在で、情況と話題にする出来事が渾然一体化しているような表現が好まれる。

たとえば、日本人は結婚するのは本人たちの意志であるにもかかわらず、

普通に「結婚することになりました!」といった表現をする。

“なりました”というのはあたかも情況がそうさせたような言い方だ。


だから、日本人が英語を話す際、日本人の本来の発想に影響され、be 動詞を好んで使ってしまうのだ。

be 動詞は強い意志の感じられない、主語とモノとの関係を漠然と示す英語表現のため、

日本語の発想になじみやすいのである。


ところが英語は、主語がモノにどう働きかけたかに焦点が置かれやすい。

ここにも個人主義的な発想があらわれているのかもしれない。

したがって「主語+他動詞+目的語」の文がbe 動詞を使った文よりも好まれるらしい。


以下の文でも、最初のbe 動詞を使った表現よりも、後に続く他動詞を使った表現の方が英語らしく響く。


△ I am a student. → ○ I go to school.

△ What is your job ? → ○ What do you do ?

△ There are not any windows in this room.  ○ This room has no windows.