be 動詞よりも他動詞 | ネイティブ10歳児の英語

be 動詞よりも他動詞

英語は、どうやら be 動詞よりも他動詞を使う文を好むらしい。

この感覚を留学中に習得していたかどうかは定かではない。


というのも、もし自分が「私は英語の先生だ」を英訳せよと出題されたら、

おそらく I am an English teacher. と訳すに違いないからだ。

無論、間違いではないが、I teach English. の方がはるかに英語らしく響くらしい。


日本語は主語不在で、情況と話題にする出来事が渾然一体化しているような表現が好まれる。

たとえば、日本人は結婚するのは本人たちの意志であるにもかかわらず、

普通に「結婚することになりました!」といった表現をする。

“なりました”というのはあたかも情況がそうさせたような言い方だ。


だから、日本人が英語を話す際、日本人の本来の発想に影響され、be 動詞を好んで使ってしまうのだ。

be 動詞は強い意志の感じられない、主語とモノとの関係を漠然と示す英語表現のため、

日本語の発想になじみやすいのである。


ところが英語は、主語がモノにどう働きかけたかに焦点が置かれやすい。

ここにも個人主義的な発想があらわれているのかもしれない。

したがって「主語+他動詞+目的語」の文がbe 動詞を使った文よりも好まれるらしい。


以下の文でも、最初のbe 動詞を使った表現よりも、後に続く他動詞を使った表現の方が英語らしく響く。


△ I am a student. → ○ I go to school.

△ What is your job ? → ○ What do you do ?

△ There are not any windows in this room.  ○ This room has no windows.