閃光が走る。

あちらからこちらから、眩いばかりの閃光が交差する。

 音もない撃ち合い。

 あまりに強いレーザーの威力で、兵士達も無言でバタバタと倒れていく。

 サイレントウォー。

 誰が名付けたか、いつしかこの戦争はそう呼ばれるようになった。

 科学が発達し過ぎて、ミサイルや核などはほとんど無効化されるようになり、意味をなさなくなっていた。戦闘機や戦艦や戦車もだ。

 結局、人類は昔のように、人と人との殺し合いでしか勝敗をつけるしかなくなっている。違うのは、剣や楯が、レーザーや防護服に変わっているくらいだ。

 科学がどれだけ発達しようが、戦争というものはなくならない。

 科学の進歩が、人類を幸せにすると信じられてきた時代は、遥か昔のことだ。

 つまらぬ意地や欲があるから、国と国が衝突する。科学の発達が、ますます人間を貪欲にする。まるで、底なし沼のように。

「また、やってるよ」 

 第5次全世界大戦の様子を大きなモニターで見ながら、神様達が呆れ顔をしていた。

「まったく、どうしようもない生き物だな」

「また、一から造り直しますか?」

「いや、やめておこう。どうも地球は、知能を持った生き物には適していないみたいだ。何度造り直しても同じだよ」

 

 

 

 

 

 

 

真実の恋?(現在連載中)

夜の世界に慣れていない、ひたむきで純粋ながら熱い心を持つ真(まこと)と、バツ一で夜の世界のプロの実桜(みお)が出会い、お互い惹かれあっていきながらも、立場の違いから心の葛藤を繰り返し、衝突しながら本当の恋に目覚めてゆく、リアルにありそうでいて、現実ではそうそうあり得ない、ファンタジーな物語。

 

真実の恋?を面白く読んでいただくために

 

 

恋と夜景とお芝居と

ふとしたことから知り合った、中堅の会社に勤める健一と、売れない劇団員の麗の、恋の行方は?

 

絆・猫が変えてくれた人生

会社が倒産し、自棄になっていた男の前に現れた一匹の黒い仔猫。

無二の友との出会い、予期せぬ人との再会。

その仔猫を拾ったことから、男の人生は変わっていった。

小さな命が織りなす、男の成長と再生の物語。

 

プリティドール 

奥さんが、元CIAのトップシークレットに属する、ブロンド美人の殺し屋。

旦那は、冴えない正真正銘、日本の民間人。

そんな凸凹コンビが、CIAが開発中に盗まれた、人類をも滅ぼしかねない物の奪還に動く。

ロシア最凶の女戦士と、凶悪な犯罪組織の守り神。

世界の三凶と呼ばれて、裏の世界で恐れられている三人が激突する。

果たして、勝者は誰か?

奪われた物は誰の手に?

   

短編小説(夢

 

短編小説(ある夏の日)

 

短編小説(因果)

 

中編小説(人生は一度きり)

 

20行ショート小説集

 

僕の好きな1作シリーズ

 

魔法の言葉集