最近は、
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[ポケットMBA]正しい意思決定のための「分析」の基礎技術 (PHPビジネス新書)
994円
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定量分析の教科書
2,808円
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などのように、分析に関する良い書籍が出版されるようになり、知財情報分析を行う上でも参考にしています。
しかしながら、分析について何か困った際、考えを改めて整理したい際に戻ってくるのが、
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意思決定のための「分析の技術」―最大の経営成果をあげる問題発見・解決の思考法 (戦略ブレーンB...
2,160円
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で、出版は1998年ですので、もう20年近く前の本になります。
現在と比べれば、パソコンの性能も貧弱だったと思いますが、分析するための考え方自体には大きな違いがなかったので、とても参考になる着眼点を提供してくれます。
その分析の際の着眼点が以下の9つです。
- 大きさを考える
- 分けて考える
- 比較して考える
- 変化/時系列を考える
- バラツキを考える
- 過程/プロセスを考える
- ツリーで考える
- 不確定/あやふやなものを考える
- 人の行動/ソフトの要素を考える
特許情報分析で主に統計解析的なアプローチで定量分析を行うと、「大きさ」、「比較」、「変化/時系列」などを中心に分析することになりますが、こちらの9つの視点には定量分析だけではなく、定性分析時の着眼点についても提供してくれます。
ちなみに、
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[ポケットMBA]正しい意思決定のための「分析」の基礎技術 (PHPビジネス新書)
994円
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は、後さんの「意思決定のための「分析の技術」」と、グロービスの「定量分析の教科書」の良いとこ取りをしており、分析の着眼点として
- 大きさ、差異、比
- トレンド
- ばらつき
- パターン
- 過程・プロセス
- ふわっとしたもの
の6つにまとめているのと、情報収集の方法や基本的なフレームワークについてもコンパクトにまとまっていますで、こちらもおすすめです。