自分が望んでいるお客様だけを引き寄せるコツを教えます!! 顧客開拓請負人 大阪の弁理士 福永正也のブログ
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楽しい実験

今、中古車が熱い、とか巷で言われていますが、まあ私の愛車のように20年落ちの輸入車だったらまず値段もつかないだろうと。ただ、どういう仕組みでどういう買い取り額を出してくるのか、個人的に非常に興味があったのでネットに登録してみると・・・

 

登録直後から電話の山、山、山、・・・・

 

電話の一番札(価格じゃないですよ!)のA社は、テレビの広告も大々的にやっている業者さん。でも、周りの業者の動きも熟知されているんでしょう。電話を引っ張る、引っ張るww

 

担当と確認しますので、このままお待ちいただけますか?

日付を確認しますので少々お待ちいただけますか?

 

などと引き延ばす。その間、他の業者の着信と留守電がどんどんたまる。さすがに慣れていらっしゃる。(動画撮影しておけばよかったww)

 

まあ、実際に車見ないと、と言われるので(当たり前ですけど)4社来ていただくことにはなりました。

 

一番札の大手

輸入車専門業者

大手カー用品業者

大手中古車業者

 

さて、どういう仕組みでどのような値段を付けてくるのか(普通は、付かないでしょうにww)見ものです。自動車税の還付分を差し引いて検討しないと(国の制度としてはないので、どう提案してくるのか)ww こういう実験は楽しいですね。

 

 

 

 

このドラマの視聴率がなぜ上がらないのか?

弁理士会で(会の中だけで)政治力を持っている方々、持ちたい方々、「これってパクリじゃないですか?」が放送されることを手放しで喜んで、SNSで多くの宣伝が見られました。また、同業者からは、「面白い」、「勉強になります」とか絶賛の嵐。ところが、蓋を開けたら回を重ねるごとに視聴率が・・・

 

仕方がないとは思うんです。エンタテ―メントにはなりにくい分野ですから。でもね・・・

 

例えば第4回。主人公が弁理士に「早く出願してください」と商標出願を強要されるシーン。これ見ていて不快感ありませんでしたか?

 

法的な裏付けとして、商標は先願主義。一日でも早く出願した者の権利になります。今回はライバル会社がキャラ制作者に相談に来ていたとの情報を得たので、一日でも早くということなんでしょう。しかも、相手もその日のうちに出願しようとしていましたね。

 

でもね、相手がその日のうちに出願しようとしていたのはテレビだからわかること。実際には相手がいつ出願するかはわかりません(後からわかること)。それを、今日中だから「早く、早く」と強要するって・・・もう、相手が出願した後かもしれないのに。

 

考えてみたら、この弁理士、代理人なんだから、上司がOK出していたら自分の責任ですればいいのに自分では決してしようとしなかった。担当が主人公だから?このドラマのキャラ設定から矛盾してますよね。うがった見方をすれば、ネットで暴発する可能性を察していたから逃げたの?ってww。

 

本来は、有名なキャラの名前を出願するときって、ネットで暴発する可能性を事前に指摘しますよね、できる弁理士なら(安売りの事務所は決してしませんけどww)。

 

それを理解した上での総合判断を通常は、求めます。それすらしなかったこの弁理士、とてもできる弁理士には見えませんでした(演技力のなさのせいかもしれませんけどww)。

 

私もあったんですよ。昔、有名なキャラの名前を出願したいというお話。私は、これは暴発する危険性が高いと思ったので、理由説明したうえで「別の名前にされたら」とご提案したところ、そのお客様が激怒したのでお別れになったことが。その後?まあ、書けばわかる人もいるから書きませんが(そんな大きな事件ではないです、念のため)。

 

でもね、弁理士って、そこまで覚悟決めて、きちんと可能性は指摘するべきだと思うんですよ。仕事にならなくても仕方ないじゃないですか。それよりはお客さんが安全に確実な道を示すのが本筋じゃないかと。

 

視聴率が高くなるドラマって、主人公なりが覚悟を決めて勝負に出て、みたいなところが必ずあるんですよ。特にビジネス物は。そういう意味では、実に中途半端。せめて、吹き出しなんかで法律の根拠とか示せば、どういうことで迷っているのかがわかって、まだ良いのかも(萬田銀次郎の映画風にww)。今のままだと、一般の視聴者は理解できずに消化不良又は嫌悪感。そりゃ、見ませんよ。

 

弁理士が監修すると、テレビに限らず、教育的見地に立つことが多いです。でも視聴者の皆さんは、わざわざ教育受けたくないんですよ、せっかくドラマ楽しもうとしてるのに。ここを理解しないと視聴率のV字回復はないでしょうね。(面白いと言ってるのが同業者だけ、という事実からも明らかです)

GW特集(このフレーズが出たら:その5)

GW特集もいよいよ最終回となりました。最後に何を、って考えたんですが、結構レアながら、間違いなく確定的なのを持ってきました。いろんな表現があるにはあるんですが、代表的なものとすれば、

「挫折なく進んできた方のノウハウなんて聞きたくもない!」

 

です。こういう方に限って、なぜかその方のプロフィールにおいて一度は一文無し寸前になっているという共通点があります。不思議なのは、誰一人として破産も家庭崩壊もしていないという事実。まったくもって不思議ですねえ・・・ww

 

「挫折なく」って書きましたけど、学歴に例える方も多いようです。例えば「東大出身のエリートの」などの言い換えです。そういう方の学歴は、なぜか不明・・・ww まあ、学歴で人間が左右されるわけでもなく、こういう表現を使う時点でコンプレックスの塊ということがわかります。

 

ただ、考えてみてほしいんですが、何らかの形で失敗して窮地に→そのノウハウに出会う→V字回復して現在は成功者、というストーリーに出てくるノウハウと、例えばMITでの数値工学的検証から明らかになった手法を組み込んだノウハウと、本当に後者の方が価値ないでしょうかねえ?ww

 

昨日も書いた「再現性」の観点で言えば、あきらかに後者の方が確率が高い。だって、前者は一文無し寸前になった方の一例だけですから。少なくとも多くの確認検証を行った後者の方が、再現性は明らかに高いです。

 

一度は窮地に、あるいは失敗したところから這い上がったノウハウだから信頼度が高い、と言いたいようです。

 

実は、こういうプロフィールの作り方、ある出版プロデューサーが指導されているところを見たことがあります。N字プロフィールとか、V字プロフィールとかいって、要はどん底から這い上がるきっかけのノウハウを教えます、とすると信頼性が増す(らしい)とのこと。まあ、第三者に教えることで確認検証していただいた後ならまだしも・・・

 

考えてみたら、大学受験をすんなりという方の学習方法の方が真似てみたいでしょ?わざわざ不合格になってもう一度なんてしたくもないしww なら、V字かN字か知りませんが、こんなプロフィール出てきたら警戒しておく方が無難だと思います。

 

これで5回シリーズが終わったんですが、もっとレアなものまでいろいろ知りたい、って方っていらっしゃるんでしょうかww

有料のnoteでもしてみようかな、って考えている今日この頃です。

 

 

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