特許翻訳 A to Z

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特許翻訳歴26年、業界改善を目指した情報発信歴23年。
自らの試行錯誤に加え、参加者数のべ1000名を超えるセミナーや講座、年間50名前後の個別相談などを通して得たスキルアップのヒントをお届けします。

「こんにちは」という挨拶を、フランス語で bonjour と言います。「こんばんは」は bonsoirです。

どちらも挨拶としては一語だとはいえ、分解すると bon は「良い」を意味する形容詞、jour は「日」を意味する男性名詞の単数形、sour は「晩」を意味する男性名詞の単数形です。

 

フランス語の形容詞は、関係する名詞と文法上の性・数が同じになるため、女性名詞との組み合わせになるとbonbonne になりますが、joursoir に結合した bonの性・数は通常の語法どおりです。


一方、イタリア語で「こんにちは」はbuon giorno、「こんばんは」は buona sera

giornoは男性名詞の単数形で「日」、seraは女性名詞の単数形で「晩」。

「良い」という意味の形容詞buonoが後ろに続く名詞の性と数に一致して変化しているだけで、語としての構成はフランス語と同じですね。

 

英語でも、good morning/afternoongood eveningは、いずれも形容詞goodに単数名詞が続きます。

 

日本語の「こんにちは」が、今ここにある「日」、「こんばんは」が今ここにある「晩」だというのと似たような感覚で、「日」と「晩」がそのまま挨拶になっていますよね。

 

ところが・・・・

スペイン語で buenos díasbuenas nochesになると、なぜかdia(日)やnoche(晩)が複数形に。

朝と午後をあまり区別しない仏・伊とは違って午後のbuenas tardes もありますが、やはり複数形です。

名詞の性と数に応じて、ちゃんと形容詞も変化していますし。

 

フランス語やイタリア語と同じラテン語系の言語なのに、なぜスペイン語では複数?

 

この差がとても不思議で、先日スペイン語を話す友人に会ったときに単数で言うことはないのか確認したところ、buenos díasだけは bueno díaと単数で使われることもないわけではないようです。

ただ、ないわけではないというだけで普通は複数、そして残りについてはすべて常に複数で、単数形の表現を挨拶で使うことはないとのことでした。

 

挨拶は、そういうものとして「ひとまとまり」で覚えるため、普通、名詞の単複など考えないと思います。

 

でも、よくよく考えてみると、なぜスペイン語では「日」「晩」を複数にして挨拶をかわすようになったのか、理由を知りたくなりませんか(ならない?笑)。

 

ラテン系言語で、ラテン語それ自体に最も近いのがイタリア語、最も遠いのがフランス語だそうですから、ますます中間に位置するスペイン語が挨拶で複数形をとる理由が知りたい・・・・。

まずは、どこを調べると答えが出そうか?を突き止めるところからですね。

 

今年は日本各地で雨による被害が甚だしく、本当に心が痛みます。

 

こうした中、行政を含めて大人が生活の立て直しと維持に一杯いっぱいで、後回しにされがちなのが子どもへの対応です。

 

本当は、しっかり向き合ってあげたいと思いつつ目の前のことに忙殺され、心の中で子どもたちに謝っている人も多いでしょう。

誰が悪いわけでもない、でも、できない・・・・。

 

その「必要だとわかっているけれど、できない」部分をカバーしているのが、民間団体。

認定NPO法人カタリバも、こうした団体のひとつです。

 

もともと、真の意味で子どもたちに寄り添うことを目的に設立されていることもあり、東日本大震災や熊本地震のときも子どもたちを見守ってきましたが、今回も「子どもに何が起きているか」をきちんと把握して、必要なものを、必要なところに届けています。

 

ですが、被害の規模が規模だけに、資金面での課題も。

そこで現在カタリバでは、サポート募金という形で寄付をつのっています。

 

「西日本豪雨子どもサポート募金」へのご寄付をお願いします

 

【西日本豪雨】被災地の子ども支援活動レポート①通学困難となった生徒のためにスクールバスの運行を開始しました

 

子どもたちの課題や活動内容も上記のリンク先に説明されています。

 

ひとりでも多くの子どもたちに、1日でも早く支援の手をさしのべるために。

 

皆様のご協力を、よろしくお願いいたします。

 

 

 

Wordのワイルドカード機能を使用して、文字の重複誤記を検索する方法です。

たとえば、下記のハイライト部分のような誤記を検索します。

 

本件審判請求に係る特許第○○号(以下、、「本件特許」という)は、平成○年○月○日に特願○号として特許出願されたものであって、平成○年○月○日にその特許権の設定登録がなされ、平成○年○月○日に本件訂正審判の請求ががなされたものである。 本件訂正審判の請求は、本件特許の願書に添付した特許請求の範囲(以下、「本件特許請求のの範囲」という)を、本件審判請求書に添付された特許請求の範囲のとおりに訂正することを認める、との審決を求めるものである。。

 

検索する文字列: ([あ-ん、。])\1

 

[あ-ん、。]は、「あ」から「ん」までの平仮名と句読点「、」と「。」の任意の1文字を示す範囲指定です。

そして同じ文字を繰り返すことを、\1で指定しています。

 

単に同じ文字が2つ繰り返される部分を検索するだけですから、たとえば「とは言うものの」という場合の「のの」や「田んぼにかかしが」という場合の「かか」など、誤記ではない文字列も当然ヒットします。

 

このようなノイズが混じることを最初から承知の上で、許容しています。

 

もちろん、JustRight!など市販の日本語校正ソフトを使えば、上記のような誤記の多くは抽出されます。

ただ、校正ソフトといえど完全ではなく、重複誤記もわりと見落とされているのが現状です。

あるいは、そもそも校正ソフトを利用できない環境で作業をすることも、あるでしょう。

 

かたや正しいものもヒットしてもよいという「緩さ」を許容することで、Wordの基本機能だけで、シンプルに重複誤記を抽出することができます。

もともとある機能ですから、余分なコストもかかりません。

 

コンピューターを上手に使うコツは、「100%完全を求めない」こと。

 

マクロプログラムにしろワイルドカード検索&置換にしろ、この考え方が、とても重要です。

仮に誤記「だけ」を完全に抽出しようとすると、複雑な構文解析・意味解析が必要になるでしょう。

 

完璧を求めないようにするだけでシンプルになるわけですから、ノイズなんて誤差の範囲ですね(笑)。

 

参考までに、JPlatPatのデータベースで「特許(特開・特表(A)、再公表(A1)、特公・特許(B))」を指定して、公報全文を検索してみると、2018年8月20日現在で読点の重複「、、」は約120万件、句点の重複「。。」は約35万4千件ヒットします。

 

権利範囲の規定、権利行使などの観点で実害はないと思いますが、検索結果を見るかぎり、句読点の重複だけでもかなりあると言えるでしょう。

これを基本機能のシンプルな検索で抽出できるわけですから、やっておいて損はないと思います。

 

なお、検索式を覚えておくのが大変であれば、仮名漢字変換に「単語登録」すると便利です。

 

私は「ちょうふく」という読みで上の条件式を登録していますが、忘れにくいものなら何でも構いません。

これに限らず、よく使うワイルドカードの条件式は仮名漢字変換に登録しておくとよいでしょう。

 

最後に、3文字の重複を指定する場合は「\1」をひとつ増やして([あ-ん、。])\1\1、4文字なら([あ-ん、。])\1\1\1と個々に記述します。

また、文字の範囲を変えたい場合も、適宜変更してください。