梅田です。
肝心の起業方法がまったく分からない。
途方に暮れた私は、
いくつかの起業塾の説明会へ足を運んだ。
その中の一人に、13年前に起業塾を渡り歩き、
総額400万円もの大金を投資したという猛者がいた。
「私には、そんなお金、どこにもない……」
選択肢に悩んだ末、深く考えることをやめ、
私は「一番高い起業塾」へと飛び込んだ。
入塾した途端、
待ち受けていたのは過酷な日々だった。
ライバルの動向を200人もリサーチし、
圧倒的なスピードと正確性が求められる。
息つく暇もない。
そんな中、同期の仲間の一人が、
ライバルが最もひしめく「ダイエット市場」で
月商100万円を達成した。
しかし、彼女の勝因は「ライバルの数」ではなかった。

クライアントの視点から、すべてを逆算して発想していくという、
鮮やかな戦略にあったのだ。
その背中を追いかけるように、
私もついに初のクライアントを獲得した。
だが、喜びもつかの間、今度は「単価を上げる事ができない」という深い泥沼から
抜け出せないループにハマり込んでいく。
毎日、アメブロを3通書き上げるために、
本を10冊も並行して読み漁る。
心に響いたキーワードを拾い集め、
ひたすらブログを書き続ける毎日。
――気づけば、すっかり引きこもりになっていた。
(つづく)


