ドラゴンボール考察シリーズ第17弾です。
第1弾:セルジュニア戦の考察
第2弾:悟空を生き返らせる方法
第3弾:悟空はセルに勝てたのか
第4弾:16号の自爆について
第5弾:天津飯の新気功砲
第6弾:人造人間編の功労者と戦犯
第7弾:ピッコロがナメック星に来た意味
第8弾:もし他のZ戦士がナメック星に同行していたら
第9弾:サイヤ人瀕死パワーアップの秘密
第10弾:セルゲーム後の7年間を妄想する
第11弾:第25回天下一武道会があのまま続いていたら
第12弾:界王神とピッコロが戦っていたら
第13弾:ヤムチャはなぜ冷遇されたか
第14弾: ミスターサタンの魅力
第15弾: 第21回天下一武道会出場者の強さを考える
第16弾: 第22回天下一武道会出場者の強さを考える
も併せてお読みください。
今回のテーマは「第23回天下一武道会出場者の強さを考える」です。
第21回・第22回に続いて,強さ比較シリーズの第3弾になります。
第23回天下一武道会は,本来のルールで行われたことが作中で描かれた最後の大会です。
次回以降は,言及のみだったり,イレギュラーな形になったりしましたからね。
また,悟空が優勝した唯一の大会でもあります。
後に心強い味方になるピッコロ(マジュニア)が初登場した大会でもあります。
本大会で,もし別の組み合わせで試合が行われていたらどんな結果になっていたか,考えてみたいと思います。
さらに,トーナメントに出場しなかったメインキャラが何人かいます。ジャッキーチュン,餃子,ヤジロベーの3人です。彼らがトーナメントで戦ったときのシミュレーションもしてみます。
まずは,参加選手とトーナメント結果を見てみましょう。
準々決勝
第1試合 ○天津飯 対 桃白白●
第2試合 ○悟空 対 匿名希望(チチ)●
第3試合 ●クリリン 対 マジュニア(ピッコロ)○
第4試合 ●ヤムチャ 対 シェン(神様)○
準決勝
第5試合 ●天津飯 対 悟空○
第6試合 ○マジュニア 対 シェン●
決勝
第7試合 ○悟空 対 マジュニア●
第23回にもなると,大会以外で出番がないモブキャラは一切いなくなります。
何なら,大会をきっかけに出番が増えたチチのようなキャラもいるくらいです。
これらのメンバーで,いろいろな組み合わせをシミュレーションしてみます。
① クリリン 対 ●●
クリリンが他の選手と戦うシミュレーションをしてみます。
◆ヤムチャ
この組み合わせは過去の大会と同様に,クリリンの勝利になると考えられます。
クリリンは,マジュニア相手に一矢報いる場面がありましたが,ヤムチャは,そのマジュニアに敗れたシェンに赤子扱いされました。
戦術の出し方の差を考えても,クリリンが優位です。
◆匿名希望
匿名希望の正体はチチです。チチは亀仙人の孫弟子ですから一般人よりははるかに強いですが,このメンバーの中では力で劣ります。
どう頑張っても,チチに勝ち目はありません。
第21回大会の頃のクリリンなら,いい勝負になったかもしれません。
◆桃白白
かつて一度は悟空を瀕死に至らしめた桃白白がサイボーグになって強化されていますので,並大抵の強さではありません。作中で弱く見えたのは,天津飯が強すぎただけです。
クリリンと桃白白の対決はなかなか見どころがあると思います。
クリリンの機転を利かせた戦術に翻弄され,逆上した桃白白が武器を使って失格になる展開は容易に予想できますが,ルールを無視して単純な強さだけを競った場合はどうでしょうか。
私は,それでもクリリンの方が上だと思います。
クリリンのだまし討ち戦法は,マジュニアにもある程度は通用したくらいですから,桃白白を倒すことはわけないと考えます。
◆シェン
正体が神様ということで,クリリンとの戦闘力差は歴然としています。
5年後にクリリンが神様の下で修業していることからも,それはわかります。
クリリンがヤムチャより強いとは言え,シェンの圧勝となるでしょう。
◆天津飯
クリリンと天津飯の直接対決は,作品全体を通して一度もありません。そういう意味で,この2人の強さ論争は絶えることなく交わされ続けています。
ただ,この時点での天津飯は,悟空に肉薄する実力を持っているので,それなりに好勝負にはなるでしょうが,クリリンが敵うことはないでしょう。
② ヤムチャ 対 ●●
残念ながら,3大会連続で初戦敗退となり,かませポジションを確立してしまったヤムチャ。
クリリンと実力差が近いので,匿名希望・天津飯との対戦シミュレーションは省略します。
◆桃白白
クリリン対桃白白ではクリリンの勝利と考察しましたが,ヤムチャの場合は少し話が違ってきます。
桃白白が天津飯を本気で殺しにかかろうとしたとき,ヤムチャは「手を貸すぜ」と天津飯に加勢しようとしていました。これは,ヤムチャから見れば桃白白はそれなりに強いことを意味します。
試合のルール内ならともかく,ガチ対決であれば,ヤムチャが劣勢になることも考えられます。
◆マジュニア
ヤムチャとマジュニアでは,もちろん勝負にならずマジュニアの圧勝です。
シェンに一矢報いた操気弾で一発でもダメージを与えられれば御の字です。
タフなクリリンとは違い,勢い余って殺されてしまう可能性もあります。
③ 天津飯 対 ●●
天津飯との対決が実現したら面白いと思った2人をシミュレーションしてみます。
◆シェン
普通に考えれば,シェンが天津飯に負けることはありません。
ただ,ヤムチャやクリリンとは違い,四身の拳を駆使してある程度は善戦が期待できます。
たとえば準々決勝でこの組み合わせになった場合,シェンはある程度,手の内を見せなければならなくなるので,早い段階でマジュニアに正体がバレてしまう恐れがありますね。
◆マジュニア
天津飯とピッコロの対戦も,作品全体を通して描かれませんでした。
どの時期を取ってもピッコロが上を行くことは間違いないですが,多彩な技が持ち味の2人の対戦は,かなり見ごたえのあるものになったでしょう。
ただ,マジュニアも相当なキワモノなので,天津飯の四身の拳が初見殺しとして通用しにくいかもしれません。そうなると,悟空戦よりもあっけなく終わってしまうことも考えられます。
ここからは,ジャッキーチュン,餃子,ヤジロベーがトーナメントに出場していた場合のif考察をします。
④ ジャッキーチュン 対 ●●
正体は亀仙人ですね。
この段階になると,師匠として悟空たちの慢心を牽制する必要がないため,第23回大会には出場しませんでしたが,まだかろうじて主力戦士たちと渡り合える余地があるため,組み合わせによっては準々決勝くらいは勝ち上がれる可能性があります。
◆匿名希望
亀仙人とチチの対決です。
亀仙人はチチと悟空の対戦を見て,その実力をかなり評価していますが,圧倒されている様子はありませんでした。普通に対戦しても,チチが負けるでしょう。
ジャッキーチュンがトーナメントの中で唯一勝てた相手と言えます。
◆桃白白
サイボーグ強化前の桃白白であれば,いい勝負になりそうです。
実際,桃白白がどの程度強化されたのかはわかりませんが,ヤムチャが警戒するくらいですから,かなりの強さだと考えられます。
ジャッキーチュンが本大会に出場するつもりであれば,3年間で修業をしてそれなりに強くなっているでしょうが,おそらく桃白白をしのぐ強さであるとは考えにくいです。
◆ヤムチャ
ジャッキーチュンが善戦できるボーダーラインがヤムチャだと考えます。
ただ,この頃のヤムチャはかめはめ波を普通に使いこなし,操気弾まで放てるので,最終的にはヤムチャの方が強いでしょう。ヤムチャの負け運が発動しなければ……。
◆餃子
第22回大会ではジャッキーチュンが勝つと予想しました。しかし,3年間で天津飯たちと行動を共にし,高いレベルで修業を積んだ餃子であれば,ジャッキーチュンを超えている可能性が高いです。
このあたりは,亀仙人の強化度合いがどれくらいなのかがポイントになってきます。
◆ヤジロベー
3年前の悟空に肉薄していたヤジロベーは,かなりの強者です。
おそらくヤジロベーは,3年間でまったく修業をしていませんが,3年前と同じ実力だったとしても,ジャッキーチュンよりは強いと考えられます。
ただ,ヤジロベーにはかめはめ波などの気功波が放てないので,遠距離攻撃ができるジャッキーチュンにも,戦法によっては勝算があると言えます。
⑤ 餃子 対 ●●
この時点での強さを測る材料がほとんどない餃子ですが,数少ない手がかりを参考に,シミュレーションしてみます。
◆匿名希望
これはさすがに餃子が勝つでしょう。
チチが常識レベルのトップクラスなのに対して,餃子はその域を超えています。
第22回大会時の餃子であっても,チチを上回っていると思われます。
◆桃白白
史実では,餃子は予選で桃白白に瞬殺されました。
しかし,あれは死んだと思っていた桃白白がいきなり現れたことで餃子が意表を突かれたからだという見方もあります。
では,端から餃子が桃白白との対戦を認識していたらどうなっていたでしょうか。
結論から言うと,結果は同じだと思います。
いくら意表を突かれたからと言って,一瞬で気絶させられるほど実力差が開いているのであれば,まともに戦っても変わらないでしょう。まして,餃子は天津飯の子分なので,桃白白は本気で殺しにくるでしょうから。
◆ヤムチャ
第22回大会でこの組み合わせが実現していたら,餃子が勝つと予想しました。
では,3年後の本大会ではどうでしょうか。
この頃の餃子は改心しているので,相手を弄ぶような態度は取らないでしょう。しかし,超能力を封印して戦うかと言うと,それはNOです。予選で桃白白に対して使おうとする描写があったからです。
超能力を使われると,さすがにヤムチャも苦しくなりそうです。ただ,サイヤ人編での伸びしろを考えると,ヤムチャの方が修行対効果が大きいので,この時点でも餃子よりヤムチャの方が強いと考えるのが自然です。
◆クリリン
第22回大会のリベンジマッチですね。
前回は,計算問題の連発で餃子の超能力を封じ込め,クリリンが作戦勝ちを収めました。
もし3年の間に餃子が算数の修行を積んでいたとすれば,クリリンに同じ手を喰うことはなくなります。
ただ,クリリンの耐久力もそれなりに上がっているはずなので,単純な戦闘力で勝っているクリリンが優勢だと言えます。
◆ヤジロベー
戦闘力だけならヤジロベーが上かもしれません。
しかし,超能力を使われると,ヤジロベーが劣勢です。ヤジロベーは,物理的な耐久力は高いですが,腹痛の類には弱そうですからね(笑)
⑥ ヤジロベー 対 ●●
◆匿名希望
普通に考えて,ヤジロベーの勝ちです。
どちらも物理攻撃しか使えないという点で,チチにアドバンテージはありません。
◆桃白白
スーパーどどん波をまともに喰らえば,ヤジロベーはその瞬間に場外に叩き落されることになるでしょう。場外負けがなければ,ヤジロベーにもワンチャンあるといったところです。
一方で,ルール関係なしに戦った場合,桃白白は刀を出してきます。そうなれば,ヤジロベーにも文字どおりの「伝家の宝刀」があり,「真剣勝負」が繰り広げられます。ベジータをも切りつけた名刀なので,桃白白に太刀打ちできると考えられます。
◆ヤムチャ
3年前ならばヤジロベーの圧勝となりますが,そこから強さが変わっていない(と考えられる)ヤジロベーでは,ヤムチャには敵わないでしょう。
◆クリリン
基本的な考え方は「対ヤムチャ」と同様です。負け運が作動するヤムチャ以上に,クリリンが優勢に戦うこととなります。
この対決が実現したとき,2人の役を兼任している声優の田中真弓さんは大忙しです。しかも,片や標準語,片や名古屋弁なので,演じ分けが大変なことになります。
ここで対決していれば,史実よりもクリリンとヤジロベーとの接点が増えるので,後年にクリリンが名前を「アルマジロ」と間違えることはなくなります(笑)
8人の強さランキングは以下のようにしました。
8位 匿名希望
7位 ヤムチャ
6位 桃白白
5位 クリリン
4位 天津飯
3位 シェン
2位 マジュニア
1位 悟空
5位から7位は考えようによっては入れ替わることもあり得ますが,概ねこんな感じになるでしょう。
ちなみに,ジャッキーチュン・餃子・ヤジロベーを加えた11人で考えると,次のようなランキングになります。
11位 匿名希望
10位 ジャッキーチュン
9位 ヤジロベー
8位 餃子
7位 ヤムチャ
6位 桃白白
5位 クリリン
4位 天津飯
3位 シェン
2位 マジュニア
1位 悟空
強キャラだと言われているヤジロベーは,意外に順位が低いです。
3年前の大会なら,1位と天津飯・悟空に迫る位置にいたでしょうが,修行をしないという性格が災いしてしまいました。
もしこの3年間で,たとえば亀仙人に弟子入りして真剣に修行に取り組んでいたら,天津飯の次ぐらいに着けていたと見られます。
第23回大会出場選手の強さランキングを考察しました。
このような強さ比較考察ができるのが,バトルマンガの醍醐味の一つです。
今後,天下一武道会に限らず,さまざまな強さ比較に関する記事も書いていきたいと思います。
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