ドラゴンボール考察シリーズ第11弾です。
第1弾:セルジュニア戦の考察
第2弾:悟空を生き返らせる方法
第3弾:悟空はセルに勝てたのか
第4弾:16号の自爆について
第5弾:天津飯の新気功砲
第6弾:人造人間編の功労者と戦犯
第7弾:ピッコロがナメック星に来た意味
第8弾:もし他のZ戦士がナメック星に同行していたら
第9弾:サイヤ人瀕死パワーアップの秘密
第10弾:セルゲーム後の7年間を妄想する
も併せてお読みください。
今回のテーマは「第25回天下一武道会があのまま続いていたら」です。
セルゲームから7年後,悟飯が主人公になった直後に行われた天下一武道会ですね。
この武道会は,途中で魔人ブウに絡めた横やりが入ったことで中断され,第3試合まで行われた段階で7人が離脱してしまいました。
結局は,ミスターサタンの提案により,残ったメンバーでバトルロイヤル形式の試合が行われたので,武道会としての最低限の体は保ちましたが,やはり通常の形式での武道会を最後まで見たかったという声は多くあります。
そこで,全員が離脱せずに最後までトーナメント形式の試合が続いていたら,どういう結果になっていたかを考察してみたいと思います。
① 参加選手と前提条件
3回戦までは行われたわけなので,もともとトーナメント表は作られていました。
第1試合 クリリン 対 プンター
第2試合 シン(界王神) 対 マジュニア(ピッコロ)
第3試合 ビーデル 対 スポポビッチ
第4試合 キビト 対 グレートサイヤマン(悟飯)
第5試合 18号 対 ミスターサタン
第6試合 悟空 対 ベジータ
第7試合 マイティマスク(悟天とトランクス) 対 キラー
第8試合 ヤムー 対 ジュエール
第23回までは8人でのトーナメントでしたが,本大会では倍の16人に増えています。
そのため,試合数も大幅に増え,全15試合が行われることになります。
史実では,第3試合の直後に魔人ブウ騒動に突入しますが,今回は魔人ブウ騒動自体がなく,純粋な天下一武道会として全試合が首尾よく行われた展開にします。
そのため,魔人ブウに関連する設定はすべて排除します。
マイティマスクの正体については,魔人ブウ騒動に入る前に悟天とトランクスが入れ替わったので,ここは史実どおりとします。
悟飯の正体がバレるのを避けるために,超サイヤ人なしの縛りを設けていましたが,これは魔人ブウとは関係のない話であり,サイヤ人である3人ともが合意していたため,この縛りは生かします。
前提条件を整理すると,以下のとおりです。
◎スポポビッチとヤムーは洗脳されていない一般人
◎界王神とキビトは道楽で試合をしにきた
◎マイティマスクの正体は悟天とトランクス
◎悟空・悟飯・ベジータは超サイヤ人に変身してはいけない
② ベスト8
◆第1試合 ○クリリン 対 プンター●
この試合は本編で描かれていましたので,その通りの結果になります。
何がどう間違っても,クリリンが負けることはありません。
◆第2試合 ○界王神 対 ピッコロ●
こちらも本編で描写がありました。
ピッコロは地球の神の人格もあるため,はるか目上の界王神に屈して,戦前に自ら棄権しました。
魔人ブウが登場しなくても界王神の立場が変わるわけではないので,ここはそのとおりになります。
ちなみに,立場を無視して純粋に2人が戦っていたら,私はピッコロが勝っていたと思っています。そのあたりの考察は,のちのち別記事で掘り下げたいと思います。
◆第3試合 ○ビーデル 対 スポポビッチ●
史実では,スポポビッチはバビディの洗脳により強靭なパワーとタフさを身につけ,ビーデルに圧勝しましたが,実際には第24回大会でミスターサタンに負ける程度の実力です。
洗脳がなければ,ミスターサタンよりも強くなっているビーデルが勝ちます。
◆第4試合 ●キビト 対 悟飯○
キビトの強さは作中で描写がないため,完全に不明です。
瞬間移動や回復の能力のイメージが強いため,もともとそういう要員の可能性があります。
作中では,魔人ブウ編でサイヤ人の想像以上のパワーに驚いていたため,悟飯ほど強いことはないと推測しました。
◆第5試合 ○18号 対 ミスターサタン●
普通に戦えば,言うまでもなく18号の圧勝です。
作中のバトルロイヤルでは,賞金との交換条件で18号がサタンに優勝を譲りましたが,決勝戦でもないのにそんな取引をするメリットが18号にはありません。
18号は,賞金めあてで出場したことを明言しており,悟空たちがいるので優勝は無理でも,4位か5位を狙いにきたと考えられます。
初戦で負けてしまっては,賞金が1ゼニーも手に入らないので,ここでサタンに負けることは選択しません。
そうなると,忖度なしに18号はサタンを負かすことになります。
サタンは,突然の膝の痛みで負けてしまった or レディファーストで勝利を譲ったことにするでしょう。
◆第6試合 ○悟空 対 ベジータ●
本大会いちばんの目玉です。
作中では,バビディに洗脳されたベジータが悟空と互角に戦う場面があります。これは,洗脳されていなければ悟空の方が強いことを意味します。
超サイヤ人なしの取り決めがありますが,激昂したベジータがそれを破って勝ちにくるかもしれません(大会のルールとしては違反ではない)。そうなると,悟空も対抗して超サイヤ人に変身することになります。悟空は超サイヤ人3にまでなれるので,どちらにしてもベジータに勝ち目はありません。
◆第7試合 ○マイティマスク 対 キラー●
マイティマスクの正体は悟天とトランクスなので,一般人のキラーは一瞬で負けます。
史実でも,バトルロイヤルでマイティマスクがキラーをワンパンで場外にぶっ飛ばしています。
◆第8試合 ●ヤムー 対 ジュエール○
洗脳されていればヤムーの勝利なのでしょうが,ここでは洗脳なしの一般人です。
ジュエールも一般人ですが,第24回大会で決勝にまで勝ち進んだとのことなので,一般人の中では比較的強いことがわかります。
ただ,ヤムーの純粋な強さを図る情報がなく,ここは推測が難しいです。
作中で,興奮したスポポビッチをヤムーが嗜める場面があり,スポポビッチが即座にそれに従っていることから,スポポビッチよりは強い可能性があります。そうなると,ヤムーが勝つ可能性もあります。
どちらが勝ったとしても,次に戦う相手がマイティマスクなので,結果は同じですけどね。
準々決勝進出は,クリリン・界王神・ビーデル・悟飯・18号・悟空・マイティマスク・ジュエールの8人です。
③ ベスト4(準々決勝)
◆第9試合 ●クリリン 対 界王神○
立場的に戦えなかったピッコロとは違い,クリリンはそういうしがらみがないので,普通に戦うことになります。
この頃には武道家を半ば引退していたクリリンですが,百戦錬磨の経験と,機転を利かせた戦法は健在のはずです。
だからと言って,フリーザ第1形態を一撃で倒すという業がクリリンにできるとは思えませんので,界王神に一矢報いる見せ場がありながらも敗れるという展開になりそうです。
◆第10試合 ●ビーデル 対 悟飯○
この時点では,悟飯はグレートサイヤマンに扮しており,ビーデルはその正体にうすうす勘づいていながらも,悟飯だと確信まではできていません。
悟飯は,最初はビーデル相手に躊躇して戦うことになるでしょう。試合の最中に正体がバレて,ビーデルが適わないと察しながらも「本気でかかってきなさい」と悟飯を諭し,悟飯は「ビーデルさん,ごめん」と言いながら場外に落とす展開が予想されます。
◆第11試合 ●18号 対 悟空○
超サイヤ人なしの縛りがあるため,生身の悟空と18号のどちらが強いのかは,断言はできないものの,悟空に分がありそうです。
人造人間編での18号は第2形態のセルよりも弱く,そのときからさらに7年間も本気で修業を積んだ悟空が18号よりも弱いとは考えにくいです。
ただ,18号も7年間である程度は修行したはずです。あとづけですが,「超」の17号が大幅にパワーアップしていたわけなので,18号も伴ってハイレベルな修行をしていた可能性があります。
そうなると,最終的には悟空が勝つものの,かなりの接戦になるかもしれません。
◆第12試合 ○マイティマスク 対 ジュエール●
第7試合と同様に,悟天とトランクスが扮するマイティマスクが一般人のジュエールに負けることはあり得ないので,こちらも一瞬で試合が終わります。
準決勝進出は,界王神・悟飯・悟空・マイティマスクの4人です。
④ 準決勝
◆第13試合 ○界王神 対 悟飯●
界王神の勝利と予想します。
「えっ?」と思われた方もいるかもしれませんので,根拠を示します。
純粋な戦闘力は悟飯の方が上です。しかし,悟飯が勝てない理由が2つあります。
まずひとつは,悟飯が7年間で大幅に弱体化していることです。もちろん,弱体化と言っても相当の強さは担保できているわけですが,超サイヤ人なし,怒りトリガーなし,戦闘に消極的と,悟飯にとって悪い条件が揃ってしまっているのです。数々の修羅場を乗り越えてきた界王神か相手だと,ちょっと油断したら負けてしまうでしょう。
もうひとつは,メタ的な話になりますが,天下一武道会の性質そのものにあります。
過去の大会では,毎回新キャラの強者が登場します。今回であれば,界王神がその枠になります。普通に武道会を進めるだけのストーリーであれば,既存キャラだけで戦っていても盛り上がりません。それだと,ただの戦闘力差の答え合わせになってしまいます。そこに界王神という新キャラが活躍することで,誰が勝つかわからないという緊張感が生まれます。
そういうわけで,ここは申し訳ないですが,悟飯に噛ませ役を担ってもらいます。
◆第14試合 ○悟空 対 マイティマスク●
相手が2人いるとはいえ,戦闘のベテランである悟空が相手では,マイティマスクに勝ち目はありません。
……と言いたいところですが,ここに1つの穴があります。
悟天とトランクスは,超サイヤ人禁止のルールを知らないのです。悟空・悟飯・ベジータとの三国協定の場にいなかったですからね。しかも,覆面を被っているので,超サイヤ人になったとしてもバレないのです。
そうなると,悟空がかなりの劣勢を強いられます。
悟天・トランクスの奇策によって悟空が押され,あわや場外というときに,はずみで覆面が外れ,ルール違反がバレて失格,という展開を予想します。
決勝進出は,界王神と悟空です。
⑤ 決勝
◆第15試合 ●界王神 対 悟空○
決勝は,新キャラの強者である界王神と,前々大会の優勝者である悟空との対決です。
悟飯を負かした界王神ですが,衰えのない悟空は簡単にはやられません。
ここでポイントとなるのは,試合の合間に仙豆を食べたのかどうかという点です。
作中では,ビーデルやベジータが仙豆を食べているので,武道会にいくつかの仙豆を持ってきたことがわかります。
悟空はベジータ・18号・マイティマスクと,すべての試合でかなり消耗しているので,試合ごとに仙豆を食べた可能性があります。そうなると,試合を重ねるごとに悟空は大幅にパワーアップしたことになるので,アドバンテージが増します。
界王神は超サイヤ人の設定を知っているので,あるいは悟空に変身を促すかもしれません。しかし,「オラだけルールを破ることはできねえ。超サイヤ人なしで戦う」と言い切って生身のまま戦いそうです。
激戦の末,悟空が勝利を収めて終了となります。
⑥ 総括
最終的には悟空が優勝という,無難な結果に落ち着きましたね。
私の予想が最適解とは思いませんが,作中内外の描写や設定からかなり緻密に考察したつもりです。
ただ,私の予想には1つの大きな欠点があります。
それは,主人公であるはずの悟飯がなおざりになってしまっていることです。
本来であれば,悟飯が決勝に残って界王神と戦える展開にできると良かったのですが,トーナメントの巡り合わせ的にそれが叶いませんでした。
やはり,7年間の弱体化設定が足枷になってしまっています。
改めて考えると,不要な設定でしたよね。せっかくの2代目主人公なのですから。
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