先日,中日ドラゴンズの来季首脳陣が発表されました。
以下は,2025年と2026年の比較です。
※ *は兼任
井上監督が続投なので,大きな入れ替えはなく,内部転換が中心です。
ただ,1軍ヘッドの嶋コーチ・2軍打撃の藤井コーチ・2軍投手の高山コーチを外部から招聘できたことはとても大きいです。コーチとして実績があることもそうですし,生え抜きにこだわらずに外部の血を入れる試みがなされたことは,チームとしての本気度を感じます。
ヘッドコーチのポストを新設したこともよい判断だと思います。最近は,ヘッドコーチを置かない組閣が多くなっていて,しかも新人監督に限ってそういう傾向にあります。しかし,強い組織を作るために,「2番手」というのは絶対に必要です。監督に何かあったときに誰が代役を務めるのかという点や,監督と相性がよくないコーチ・選手との橋渡し役という点から,こういう存在は必要になってきます。
あと,落合2軍監督が降格になったという意見も見られましたが,1・2軍を巡回する全体の統括コーチになったわけなので,むしろ昇格と言えると思います。
一方で,これはどうなのかな?と思える配置もあります。
まず,高山コーチには1軍を担当してほしかったです。現在の中日は,投手力の低下がいちばんの課題となっています。そこをテコ入れするためには,ベテランコーチの力が不可欠です。山井コーチも浅尾コーチもそれなりに経験を積んでいますが,まだベテランと言える立ち位置ではなく,どちらかを残して高山コーチ中心の指導に転換してほしかったところです。
次に内野守備走塁コーチが2人いるところも不可解です。内野手が固定できておらずに守備のほころびが課題になっているとはいえ,このポジションに2人配置する必要はないと思います。もし2人体制にするのであれば,どちらかをベテランコーチにしてほしかったところです。
そして,わざわざ捕手コーチの小田コーチを退任させて前田コーチを入れるくらいなら,フリーになった中村武志さんを招聘してほしかったという気持ちもあります。前田コーチも外部の方なので,何らかの指導力が買われての招聘だとは思いますが。。。
個人的に注目しているのは,平田コーチの1軍昇格です。平田コーチは現役時代,打撃だけでなく,守備・走塁でも類まれなるセンスが魅力の選手でした。その技術を,後輩たちに伝授してほしいです。何よりも,ナゴヤドームのコーチャーズボックスに平田コーチの姿が見られると思うと,とても胸アツです。
今年は,長い低迷からようやく脱却しつつある結果になりました。来年はぜひAクラスを目指して,新首脳陣とともにがんばってもらいたいです。
【関連記事】
