色が飛んじゃう効果ギャラリーってどう使うん? | Photoshop/Illustratorで学ぶ初心者向けDTPLesson

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イラストレーター、フォトショップを使ってモノ創りをしながら学ぼうという講座です

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キャラクターを作っていて

グラフィックペンを使って

毛並みを表現してみたい

ということはよくありますよね。

(^^; あまりないですかぁ

 

例えばこんな感じです

でもグラフィックペンって

効果を適応したらモノクロになって色が飛んでしまいます

(グラフィックペンは効果(メニュー)>効果ギャラリーから選べます)

どう使うのか私なりに考えてみました

まずキャラを描きます

 

説明用なので、適当なキャラでごめんね(^^;

ボディの部分「塗り」と

外側の主線「線」は

あらかじめオブジェクトを

分けておきます

 

選択ツール(ショートカットは V )で

内側の「塗りのオブジェクト」

選び、コピーにとります

ショートカットは Ctrl + C )

 

ボディの塗りオブジェクトを選んでおいて

効果(メニュー)>効果ギャラリー グラフィックペン を選びます

※必要に応じて設定の値は変えて下さい

ね、色が消えてこんな風になります

 

でもあわてずに、コピーしておいた

オブジェクトを背面に貼ります

(背面に張り付けるショートカットは Ctrl + B 

 

二つのオブジェクトを選んでおいて(上図)

透明パネルを表示します

ウィンドウ(メニュー)>透明

(ショートカットは Shft + Ctrl + F10)

マスク作成をクリックします

グラフィックペンの白い部分が

グラフィックペンのオブジェクトの背面にある

オブジェクト色に変わります

 

厳密に言うと、背面のオブジェクトに

不透明マスクが掛かって、マスクの

白の部分のみが見えているという

状態なんですけどね

 

不透明マスクにすると

黒かった部分は透明になりますから

濃い色で透けた部分(グラフィックペンの黒かったところ)を
補いましょう。

 

またボディの塗り部分のオブジェクトは

コピーされてクリップボードに残っているはずなので

背面に貼付(ショートカットは Ctrl + B)を選ぶと

 

グラフィックペンの透明マスクをかけたオブジェクトの下に

新たにオブジェクト(ボディの塗り部分)が

貼り付きます

 

見た目、折角の毛並みが

消えた!?ってなりますが

 

背面に来た色と

グラフィックペンで透明マスクを掛けて作った

毛の色が同色だからそう見えるだけです。

 

選択ツール(ショートカットは V )で

一旦、どこか空き部分をクリックして

選択を解除し、ボディの塗り部分を

改めて選択ツールでクリックしてください

 

右クリックから 

選択>背面のオブジェクト

選びましょう。

選べたら、濃い色を設定します

例ではスウォッチから濃い茶色を選びました

 

以上で完成です。

 

どう効果のかかったオブジェクトを使うのかを

まとめておきましょう

 

まずグラフィックペンなどを適応したい

オブジェクトを先に作ります。

 

作ったらコピー&ペーストで効果をかけるオブジェクトを作ります
(前面に貼付 Ctrl + F を使うとズレずに真上にペーストできます)

 

「効果をかけるオブジェクト」に効果を掛けましょう

効果をかけたオブジェクトと

元となったオブジェクトを一緒に

選んでおいて

透明パネルを開いて マスクを作成 をクリックすれば

(透明パネルのショートカットは Shft + Ctrl + F10)

透明マスクのかかったオブジェクトになります

 

しかしそのままでは黒い部分は

抜けたままなので、

透明マスクのかかったオブジェクトの

背面に塗りのオブジェクトを足して完成です。

 

実はコレ、生徒から受けて
すぐに答えられなかった質問

そのものなんです

 

昔に利用方法を見つけてなるほどね~って

その時は理解していたつもりなんですけど

果たしてこれだったかなぁと自信がありません

なんだか違った使い方しているかも・・・

という不安があります。

 

でもね、この方法が手間はかかりますが

効果を利用する方法としては一番かな

なんて思ってます

 

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