四角と円からワイングラスが描けるんです! | Photoshop/Illustratorで学ぶ初心者向けDTPLesson

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イラストレーター、フォトショップを使ってモノ創りをしながら学ぼうという講座です

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四角と円の図形から

ワイングラスを描いてみよう

このワイングラスの

外側をペンツールを使って

描くとなると結構、手間です。

 

個人的にはやりたくない(^^;

 

でも、時としてちょっと

ワイングラスがカット絵に

欲しかったりする

 

できるだけ簡単に

描いてみましょう

 

まずはガイドになる長方形を描きます

ツールパネルから長方形ツールを選択します
ショートカットはMです

画面上でクリックし、ダイヤログを表示させ、

幅50mm 高さ120mmのサイズを入れてOKです

この四角をガイドにしていきます

 

オブジェクト(メニュー)>パス段組設定 を選びます

ダイヤログが表示されるので

段組設定では 行:3段 、 列:2段 でOKします

出来た6つの長方形が

選択されたままなので、

右クリックしてメニューを表示し、「ガイドを作成」を
クリックします。

 

ガイドができたら

 

◎グラス上部の長方形 (W30mm H45mm)、

◎グラス下部の楕円 (W50mm H20mm)、

※円のショートカットは L です

◎脚になる細長い長方形 (W4mm H60mm)、

 

この3つのオブジェクトを作成しましょう。

いずれも中心のガイドから見て

左右対称です

 

描いてから中心に移動してきてもいいですし

Altを押しながら中心からドラッグしても

描けます。

 

因みに、このグラスの描画では

1,2ミリ寸法がずれても大丈夫です。

テーブルに接する

グラスの足を描きましょう

サイズは 幅22mm 高さ10mmの

長方形から作ります。

長方形ができるとこんな感じ

 

左上のアンカーポイント

削除していきましょう。

 

ペンツールを選んで、

(ペンツールのショートカットは P です)

左上のアンカーポイント上に

マウスオーバーしてみて下さい

 

ペンの右下にマイナス記号が出ます

そのままクリックするとアンカーポイントが

消えて下図のような三角形になります。

ではダイレクト選択ツールを使って

左下のアンカーポイントを丸く仕上げます

 

ダイレクト選択ツールを選びます

(ショートカットは A です)

まず左下のアンカーポイントをクリックして

選択します。

 

内側にできる◎を

中心の軸に向かって

ドラッグ。下図のような丸みを作ります

次にペンツールで

右上から、左下に向かう

直線の中間点にマウスオーバー

してみてください。

 

アンカーポイントの上では

ペンの右下がマイナス記号になりますが

線(セグメントと言います)の上では

プラス記号になります

これはクリックすると

新しいアンカーポイントが作れる

ということを意味します。

 

ではクリックしましょう。

新しいアンカーポイントができます

 

新しいアンカーポイントができたら

ダイレクト選択ツール

下側に向かってドラッグ

斜辺に下図のような凹みを作ります

 

アンカーポイントツールを選択して

(アンカーポイントツールのショートカットは Shift + C です)

下図のように大胆にドラッグ。

カーブにします。

グラスの軸になる

直線とのつながりに注意してください

自然なカーブになるまで調整してください

 

この場合の調整とはハンドルの長さと向きです

先っぽの感じも変わりますので

ちょうど、よくなる心地いいカーブを

探しましょう

 

こうやってひとつひとつですが

カーブづくりの感覚を

身につけていくことも

Illustrator・パスの

習得につながると思います。

 

出来上がったら、

リフレクトツールで反対側に

(リフレクトツールのショートカットは O です)

コピーします

オブジェクトを選択しておいてから

リフレクトツールで、中心のガイドラインを

Altキーを押しながらクリックすると

反転のダイヤログが出てきます(下図)


ダイヤログの中で垂直を選び

プレビューで確認しながら

OKをクリックします

 

反転した側の

パスがしっかり

重なっていないと

後でやる

合体がうまくいかないので

 

反転後、パスの重なりは

アウトラインモードにしてチェックします

表示(メニュー)>アウトラインモードを選びます

(アウトラインモードのショートカットは Ctrl + Y です)

 

アウトラインモードは

パスの状態を見るモードです。

表示(メニュー)>プレビューモードを選びます

(プレビューモードに戻るショートカットも Ctrl + Y です)

 

パスとパスがしっかり重なっていることを

確認してください。

では、次に

グラスの上を作っていきます。

 

グラス上部の長方形 と 

グラス下部の楕円 を選んでおいて

パスファインダーから合体を選びます

(パスファインダーの Ctrl + Shift + F9 です)

合体すると下図のようになります。

ABのアンカーポイントは

ペンツールでクリックして

消します

グラスの形になりましたか?

 

足との継ぎ目に

円を描きます

大きさは適当に(#^^#)

あまり大きくなりすぎないようにね

 

全てのオブジェクトを選んで

パスファインダーから合体します

完成です。

 

基本的な図形とパスファインダーを

使うと複雑な形も

比較的簡単に作れます

 

複雑な図形を見て

これは単純な形を組みあわせるとしたら

どうなるのかなを

考えるようにします

 

個人的にはこの作業を

絵の因数分解

呼んでます。

 

皆さんも

ぜひいろいろなチャレンジを

してみて下さい


次の記事はこちら >ワイングラスを変形する 

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