エムポックスで緊急事態 WHO宣言、22年以来 | みのり先生の診察室

みのり先生の診察室

5万人以上の「オシリ」を診察してきた
肛門科専門医の女医がつづる
お尻で悩める人へのメッセージ

エムポックス感染がアフリカで拡大していることをご存知でしょうか?

 

医師サイトに掲載されていた医療ニュースをシェア↓

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

エムポックス拡大に危機感 アフリカ、ワクチン不足も

2024年8月13日 (火)共同通信社

 【ナイロビ共同】コンゴ(旧ザイール)を中心とするアフリカ各国でエムポックス(サル痘)が拡大し、危機感が高まっている。アフリカ連合(AU)の疾病対策センター(CDC)は8日、来週にも緊急事態宣言を出す可能性を示唆。アフリカ諸国では財政難などから感染症の監視体制やワクチンの備蓄が不十分で、国際社会の支援が不可欠となっている。

 「大陸レベルで対応すべき最優先課題だ」。CDCのカセヤ事務局長は8日のオンライン記者会見で強い懸念を示した。CDCは2022年1月以降、疑い例を含む約3万8千件の感染例を把握。AUに加盟する55の国・地域のうち、過去に感染が報告されていなかったケニアやルワンダを含む計16カ国で感染を確認したほか、18カ国が流入リスクに直面しているとした。

 世界保健機関(WHO)によると、コンゴでは今年に入り1万4千件以上が報告され、死者が500人を超えた。感染拡大を受け、カセヤ氏はAU諸国と緊急事態宣言の発出を協議していると説明。WHOも近く、専門家の緊急委員会を開いて対応を議論する。

 CDCは抑止には最低1千万本のワクチンが必要としている。利用可能数は20万本にとどまるといい、供給増へ向け日本を含む先進国や国際機関との協議を進めている。

 拡大の背景には、人同士で接触感染するとみられる派生型ウイルスや、若年層の無秩序な性交渉があると指摘。コンゴでは18歳以下が感染の7割以上を占め、カセヤ氏は「感染経路の追跡や若者への啓発」を訴えた。

 日本では23年1~4月に感染者が計100人を超えて急増。同11月には1人が死亡した。厚生労働省によると今年は7月下旬までに計約10件の感染例が報告されている。


ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

そして2日後の記事↓

 

なんと、WHOが緊急事態宣言を出しています。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

エムポックスで緊急事態 WHO宣言、22年以来

2024年8月15日 (木)配信共同通信社


【ロンドン共同】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は14日、アフリカのコンゴ(旧ザイール)を中心に拡大するエムポックス(サル痘)について、専門家による緊急委員会の勧告に基づき「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に相当すると宣言した。エムポックスで緊急事態を宣言するのは2022年以来、2度目。

 WHOとして最高度の警告を発し、感染拡大防止に向けた対策強化を各国に促した。テドロス氏は記者会見で、人命を救うため「国際的に協調した対応が不可欠」と強調し、ワクチンの普及など支援の必要性を訴えた。

 WHOによると、コンゴでは今年に入り1万5600件以上の感染が判明し、537人が死亡した。14日に開かれた緊急委の会合では、出席した15人の専門家全員が緊急事態に相当するとの見解で一致した。アフリカ連合(AU)の疾病対策センター(CDC)も13日、緊急事態を宣言した。

 WHOは22年7月、エムポックスがアフリカ中西部から欧米などに拡大したことを受け緊急事態を宣言。新規感染の減少に伴い、23年5月に緊急事態を終了させた。日本では23年1~4月に感染者が計100人を超えて急増し、同11月には1人が死亡した。

 ※エムポックス(サル痘)

 エムポックスウイルスによる感染症。発熱や頭痛、リンパ節の腫れといった症状が出た後に、顔などに発疹ができ、水ぶくれとなる。多くは2~4週間で自然に回復するが、まれに重症化する。感染者の皮膚や体液、血液などに接触して感染するほか、寝具を介してうつることもある。もともとアフリカで確認されていたが、2022年以降、世界中に広がり、国内でも死者が確認されている。天然痘ワクチンに発症予防効果がある。(共同)


ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

2022年の春にも日本で感染者が出て話題になったのを覚えていますか?

 

その時にもブログで記事を書きました。

 

こちらにサル痘に関する詳しい解説をしています。

 

なんと、忽那先生の解説記事です↓

 

 

 

 

 

天然痘は1980年5月、WHOにより根絶宣言されています。

 

皮膚科の教科書には以下のような記載がありました↓

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

疾患としての天然痘は消滅したが、その病原ウイルスはモスクワとアトランタの疫病センターの厳重警備下にある実験室に−70℃で凍結保存されていたが、ワクチン及びそのため弱毒化されたウイルスを残して処分されることとなった。

 

しかしWHOは「遺伝子は研究用に断片として残す、ワクチンは保管し続ける、ウイルス自体は1996年夏に廃棄する」との勧告を出し、1996年焼却処分が決定したが、米露両国は、ウイルスが他の所で秘かに保存され、テロリストにより使用される怖れあり(バイオテロ)、そのためにはワクチンを再生産するに足るウイルスの保存が必要であるとして、1999年にその廃棄を行わないと決定した。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

米露はバイオテロに備えワクチンを作るためにウイルスを廃棄せずに保存しているとのこと。

 

安全に保管され、純粋に予防や治療のために使われるのであればいいのですが・・・。

 

 

2022年夏にはデンマークの製薬企業がサル痘のワクチンを作って150万回分供給をしていました↓

 

 

しかも日本国内ではサル痘に対して天然痘のワクチンが了承されていたのです↓

 

 

日本国内でもサル痘で死者が出たと大騒ぎしていましたが・・・内容をよく読んで下さい↓

 

 

 

皮膚病変の78%が肛門性器領域ということなので、私は肛門科医として知っておく必要があると思い勉強しました。

 

 

 

 

 

コロナと違い皮膚病変が出るので、感染者が増えるとパニックになりかねないだけに心配です。

 

そこで解決策としてワクチンが提示されるでしょうから、調べたり自分の頭で考える習慣のない人々はワクチンに殺到するでしょうね汗

 

コロナワクチンを接種して免疫低下状態にある人々は、ちょっとしたウイルスでも感染しやすく、感染すると重症化しやすいです。

 

だから頻回接種者がまた更なる接種をするという構図になるでしょうか汗

 

ワクチンの危険性に気付き接種をやめた方々はいいのですが、どんなに説明しても8回目の接種に進む人は止められません。

 

 

そもそも日本において何一つ強制されるワクチンはありません。

 

何一つです。

 

接種するしないは個人の自由です。

 

誰も強制などできない。

 

だから打つことも打たないことも強制してはいけない。

 

その人の自由意思で決めることだから。

 

 

サル痘については今後の動きを注視していきます。

 

何か情報が入ればブログでお伝えしますので毎日チェックして下さいね。

 

たくさん伝えたいことがあるのですが1日に何記事も投稿すると情報の洪水になり、患者さんたちが混乱するので、1日2記事と決めて投稿しています。

 

朝7時と夕方5時。

 

情報を選んで共有しますので毎日読んで頂けると幸いです。

 

 

クリックお願いしますお願い

にほんブログ村 病気ブログ 痔(ぢ)へ
にほんブログ村

 


痔ランキング
 

患者さんのリクエストで復活させた

化粧品と発酵素するりの記事は

コチラ下差し

 

便通・腸を整えて美肌を目指す 元皮膚科・現役肛門科の女医が教えるキレイ術

 

2020年12月25日に出版し、おかげさまで9刷目となり累計発行部数が3万部を超えるベストセラーになりましたキラキラ

 

オシリを洗っている全ての人に届けたい。

 

お読み頂けると幸いです。

 

 

そして2冊目も出版しました↓

 

手に取って頂けると幸いですキラキラ

 

 

 

公式LINEでも情報発信中

 


敏感肌の私でも

かぶれずに使えて

なおかつ

美容効果を実感できるキラキラ

自分のために作った

オリジナルコスメはコチラ↓

 

 

ドクターズコスメならではの技術がぎっしり詰まってますキラキラ