うちの診療所は自由診療です。
保険が効きません。
だからと言うわけでもないのでしょうが
色々な肛門科をたくさん回って
最後の砦だと思って
遠方から来られる患者さんも多いです。
その中で
肛門科を受診して、かえって状態が悪くなった
とか
あちこち回って治療すればするほど、どんどん悪くなっていった
とか
こんな状況になるのなら、肛門科なんて行かなければ良かった
と言われる患者さんが
結構おられます。。。
このようなケースは
手術を受けられた方が多いです。
お話しを聞いていると
手術なんて必要なかったのでは?
と思うことがあります。
必要のない手術を受けて
後遺症が残っている患者さんもおられます。
その話は以前のブログにも書きました↓
必要のない手術を受けた人の後遺症
手術を受けたせいで
かえって肛門の使い勝手が悪くなってしまうことだってあるんです。
専門外の先生による治療のトラブルが多いので
出来るだけ専門にしている先生を選んで受診することも大切です↓
「肛門科専門医の探し方」
「何が専門?」
「本業か副業か」
「女医さんはもうこりごりです(;。;)」
「ちゃんと肛門科の先生に診てもらってる?」
「専門じゃないって書いてて欲しかった!」
治療がうまくいかないから
セカンドオピニオンで
違う肛門科を受診しても一向によくならず
それどころか
治療すればするほど悪化して
オシリがつらかっただけなのに
精神的にまいってしまっているケースもあります。
中には心療内科にかからなければならないほど
滅入ってしまっている患者さんもおられます。
「病気を治そうと思って病院に行ったのに
病院に行ったせいで病気になってる」
と言われました
「受診する前の状態に戻して欲しいんです。
その方がまだずっとましです。
こんなことになるくらいなら
肛門科に行かなきゃ良かった・・・」
と言われた患者さんも
実は結構たくさんおられます
ほとんどが手術や注射によって
手術後に不具合が生じているため
安易に手術や注射療法を受けないことをオススメします。
手術や注射が必要なケースは本当に少ないですから。
手術や注射を受けたことを後悔するのは
その場でスグに受けているケースです。
今ここで切らなければならない痔
って多くないです。
ちょっと家に帰って
よく考えたり
ご家族と相談したり
痔のことを調べたり
他の施設を受診したり
一呼吸おいたっていいでしょう?
今、今日、ここでやる手術を
例えば明日に引き延ばしても
別にアナタは死にません。
命に関わる病気じゃないから
そもそも病気と言うより
オシリの故障だから
あせってその場で
受けてしまわないことです。
だってね
手術してしまった肛門を
元の状態に戻すことは出来ません。
そして
切除して無くなった組織は
元に戻せません。
切りすぎた肛門は元に戻りません。
だから
安易に手術を受けないで下さいね!
そして
もし受けるなら
ちゃんと専門の先生に
手術してもらいましょう。
診療所のセラピードッグ「ラブ」
犬のようちえんで
色々な先生にトレーニングを受けています
人が代わっても
指示に従います
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