第二講 ノーコードでプログラムを制作する具体的な方法と手続き 2 | ノーコードプラットフォーム

 

  第二講 ノーコードでプログラムを制作する具体的な方法と手続き 2

 

 

[PM]

はい、博士、アプリのUI画面をデザインすることはまるでパワーポイントを使うように簡単で早くできることが分かりました。ところでプログラミング作業で最も重要なことは、このアプリで処理されるすべての項目の値を保存および管理する変数名を指定しなければならず、またその値を保存できるデータベーステーブルの設計および生成作業もしなければならないようです。 特にDBを設計することは、熟達した専門技術者しかできない、かなり難しい作業でした。 そんな作業はどうすればいいですか。

 

 

[博士]

はい、そうです。 ただいまからデータベースの設計および生成作業をして見ます。まず、この作業に先立ち、置かれたデータ入力ボックスのデータ属性ウィンドウを開き、一つずつ見てみましょう。 当然ですが、入力ボックスの形だけおいたので、テーブル名やフィールド名は指定されていないのが分かります。 右上の「アトム名」欄を見ると、変数の役割を果たす各アトムの名称が、まだ指定されていないことが分かります。 下段に描いてあるボタンを見てみましょう。 何の機能も定義されないブランク状態であることが分かります。

 

 

この状態で、各アトムの変数名に該当するアトムの名を指定し、DBテーブル名と各フィールド名を指定してみます。 この製作道具では、ファンクションキーF5を一度押すと、人工知能エンジンがこのすべての作業を自動的に処理します。

 

今画面で見えるように、先に私たちがデザインしたプログラム画面上の構成項目をAIエンジンが分析して、 DBテーブル名とフィールド名のすべてを自動的に指定してくれます。 プログラムの上段画面に表示されたタイトルを読み込んでテーブル名を指定し、各入力ボックスの左側か、あるいはすぐ上にある項目の名称を読み込んでフィールド名で指定されます。そして、左上のデータ入力ボックスの属性ウィンドウを開くと、このようにデータを保存及び検索するのに最も重要な要素である基本検索キーまで自動設定してくれます。

 

 

このように自動的に指定される機能は、作業を容易にしていますが、すでに自動生成されたものでも、非常に簡単に変更することもできます。 例えば、自動的に指定された項目名を選択して直法入力して、変更することもできますし、このようにデスクトップを右クリックして現れる'テーブル名変更'というメニューを選択して、多少長く設定されたテーブル名称を「出張経費」と簡潔な名称に、一度にすべて変えることも容易です。このように自動生成されたものを変更すれば、再び自動処理する場合でも、該当部分は人が指定したものを優先して適用されることになります。

 

 

ここで、右上にあるアトム名欄も改めて確認してみましょう。 アトム変数名もこのように自動的に指定されたことが発見できます。従来、数多くの変数名やDBフィールド名などについては、該当オブジェクトの性格や用途が連想されながらも重複されない固有の名称を一つ一つ考えて、英文字で指定しなければならず、また、それらを覚えてロジックをコーディングする作業などに適用するために、どんなにか苦労したでしょうか?そのようなネーミング作業はもちろん、データのタイプや長さまでもAIエンジンがすべて自動で指定してくれるのです。

 

 

今回は先ほど模様だけ描いておいた機能ボタンも一つずつ見ていくことにします。 まず、「保存」ボタンで右クリックして「実行クエリ」というメニューを選択すると、ユーザーが実際にこのボタンを押した時、作動するSQLプログラムのInsert文章が自動的に作成されたことが確認できます。 そして、「修正」ボタンをタップして確認すると、必要なUpdate文章が自動的に生成されていることが確認できます。 このように専門プログラマーが行った論理的な作業まですべて自動で処理してくれます。

 

これから実際にデータベースを作成してみましょう。この作業も、ファンクションキーF10を一度押せば、DB設計図に該当するERDまで自動作成してくれます。同時に実際のDBテーブルを生成するCREATE TableのようなSQLプログラムまでこのように自動的に作成されたことがわかります。

 

 

ここまで、「出張旅費明細書」アプリを作る作業はほとんど終わりました。 それでは、このように簡単かつ素早く作ったプログラムが本当に作動するのか、見てみましょう。コンパイル作業なしで、制作ツールの右上にある実行モード切替ボタンを押すと作動します。


 

実際にデータを入力してみましょう。所属、氏名、出張先、日付、支払先、交通費、宿泊費、日当、その他、摘要、小計、合計、仮払金、差引支払額などすべての項目を入力してみましょう。 必要なデータがすべて入力されたら下にある保存ボタンを押し、今までに入力したデータを保存します。 このように保存すると、次のデータが入力できるように、すべての入力項目欄のデータが初期化され、登録番号も2番に増加することが分かります。

続いて前のページに移動して、先ほど入力したデータを見ていくことにします。正常に作動しますね。

 

 

まとめとして、C、Javaのような難しいプログラムコーディング作業がなくても、このように簡単なGUIツールを活用してデザインする方式で、私たちが開発するアプリに対する要求提起さえすれば、人工知能エンジンが、とても素早くアプリプログラムを作って、実際に動く過程まで実習してみました。

 

戻る

 

 

<目次>

 

第一講_ノーコード技術セミナー(C, Javaように自由度の高い新技術)  

 

第二講 ノーコードでプログラムを制作する具体的な方法と手続き

 

第三講 親和性のあるUI/UX機能と繊細な処理ロジックを実現化 

 

第四講 多様なユーザーのモバイル端末環境に合うようにパッキング

及び配布方法

 

第五講 イベント処理のような動的機能や、複雑な機能と処理条件具現化

 

第六講 ノーコーディングソリューションでデータ照会及び分析類型のアプリ作成方法

 

第七講 3階層アーキテクチャの統合システム構築に必要なサーバプログラム具現化方式

 

第八講 大規模統合システム構築プロジェクトに、ノーコーディングソリューション適用の可能性

 

第九講 ノーコード技術を採用すれば、ソフトウェア事業体や従事者が得る恩恵は?



 

AIベースの新技術、ノーコードソリューション