第一講_ノーコード技術セミナー(C, Javaように自由度の高い新技術)  | ノーコードプラットフォーム

 

  第一講_ノーコード技術セミナー(C, Javaように自由度の高い新技術) 

 

 

 

[博士]
本日のセミナーは、既にプログラムコーディングに慣れている技術者の人たちとともに、「ノーコードプラットフォームの概念と実用化の可能性」というテーマで進行させていただきます。


 


iPhoneの発売に触発されましたモバイル化が、もう15年目を迎えています。そして、世界のあらゆる人がいつ、どこで、何をしていてもスマホアプリを使う、いわゆるモバイル全盛時代になりました。 

 

 

これにより、世界のすべてが知能化する第4次産業革命が触発された状況で、最近では新型コロナウイルスのパンデミックによりソーシャルディスタンスを保つことが日常化し、私たちの周辺の多くのことがオンライン上でアプリとして処理されています。 このような世の中の変化に伴って、アプリプログラム開発の需要が、近年は爆発的に増加しています。



 

これにより従来のC、Java、Javascriptなど伝統的なプログラムコーディング技術だけでは急増するアプリ開発の需要に答えられない状況に直面して、自然にローコードとノーコード技術の熱風が巻き起こっています。



 


既にアメリカ企業の75%以上がローコードやノーコード開発を導入しているそうです。IT分野で最も権威のある市場調査機関であるガートナーグループは、今後はノーコード開発が確実に優勢になると予測しています。



 

今日はこのようなソフトウェア市場の抜本的な変化を理解できるように、最近ホットイシューとして浮上しているノーコード開発の実体は果たして何なのか、そしてノーコーディングソリューションは実際にどの程度実用化の水準に到達したのか体感できるように実際に事例を作っていきながらセミナーを進行していきます。

今日の事例は、今、画面上でご覧のように業務上の出張に行く際に出張費の支出内訳を記録し検索及び管理するプログラムモジュールをこれからわずか5分から10分程度の短い時間で製作してみます。

 

 

制作方法は、一般的に使われるWeb方式やハイブリッド方式ではなくXcodeいうアプリ開発ツールからObjective-C言語でiPhone用アプリを開発するかAndroid StudioでJava言語でAndroidスマホ用アプリを開発する際に出てくる産出物と同じネイティブアプリ方式で開発して実際にiPhoneとAndroidスマホで直接動作させる過程をご覧いただきます。

 

 

それではここで、私たちが作る例題アプリにどんな機能を持っているのか、機能からしばらく見てみましょうか?

まず、出張費登録画面で実際にデータを入力してみながら、今から実装する機能に、何があるのか詳細に見てみましょう。 支払日付から入力するには、このようにスマートフォンの典型的なデートピッカー機能も実装し、年号形式で入力する機能も作ります。出張件名、経費類型、支給額欄も入力する欄を作成します。 その欄が数字情報欄であるので右揃えさせ、3桁ごとにカンマが表示されるように実装します。消費税欄には小数点以下2桁まで表示する機能も実装し、取引先の商号、電話番号、住所、決済手段など他の項目も入力しましょう。

 

 

これで必要なデータをすべて入力しましたので、下にある保存ボタンを押して、データを保存します。 保存機能も実装し、次回のデータを入力できるように、すべての入力項目欄のデータが初期化され、登録番号が2番に自動増加される機能も実装してみましょう。

このように前のページへ移動するボタンも作ります。 先ほど入力したデータを受け取って画面上に表示する機能も実装します。 そして電話番号欄をタッチすると直接電話をかけることもできます。SMS送信機能も実装してみましょう。 住所欄をタッチすると、該当地域の地図が表示されます。ルート検索機能まで実行しましょう。

 

 

次に、データベースで指定した条件式に従ってデータを検索して分析するアプリケーションモジュールも実装します。

まず、下段の検索ボタンをタッチして、全データ100件を検索する機能も実装します。 上段に検索条件ボタンも作ります。 そのボタンで、複数の条件を設定する機能も実装します。 まず、類型で諸経費を選んで検索すると、64件検索されます。続いて、出張者名が「山田太郎」である諸経費のみ指定して探すと25件が検索されました。ここに、支給額が八千円以上一万円以下のものだけが取ってくるように条件を追加します。 やっと、わずか3件が検索されました。 ここでは各件ごとに詳細を見るボタンで詳細を一つずつ調べる機能も実装しましょう。

 

 

このように検索項目と条件値をとても自由に変えながら柔軟に設定して、探そうとするデータだけを正確に探してくる非常にレベルの高い検索機能まで実現しなければなりませんね。

 

 

続いて、チャート分析機能も実装してみます。このように、費用科目別に使用した金額を自動集計し、チャートで描く機能も作ります。チャートも2次元、3次元に簡単に変え、チャート形状に折れ線、棒、パイなどで自由に変え、分析する機能まで具現化してみましょう。

 

 

以上のように、今すぐ実務で使用可能なアプリをわずか5分から10分程度の短時間でノーコード方式で実現して作動する過程を確認しながらノーコード技術とノーコード開発プラットフォームに対する原理と実用性、拡張性などの技術的な問題を1つずつ説明していく方法でこのセミナーを進めていきたいと思います。

 

 

 

<目次>

 

第一講_ノーコード技術セミナー(C, Javaように自由度の高い新技術)  

 

第二講 ノーコードでプログラムを制作する具体的な方法と手続き

 

第三講 親和性のあるUI/UX機能と繊細な処理ロジックを実現化 

 

第四講 多様なユーザーのモバイル端末環境に合うようにパッキング

及び配布方法

 

第五講 イベント処理のような動的機能や、複雑な機能と処理条件具現化

 

第六講 ノーコーディングソリューションでデータ照会及び分析類型のアプリ作成方法

 

第七講 3階層アーキテクチャの統合システム構築に必要なサーバプログラム具現化方式

 

第八講 大規模統合システム構築プロジェクトに、ノーコーディングソリューション適用の可能性

 

第九講 ノーコード技術を採用すれば、ソフトウェア事業体や従事者が得る恩恵は?



 

 

 

AIベースの新技術、ノーコードソリューション