3セットによる運動連鎖(その5) | ドッピョのバドミントンブログ

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(-_-;) その5だけど、長話にウンザリですかね;;w

大丈夫w・・・、私も同じ気分です;;

 

ショボーン こんなに面倒臭い話になろうとは・・・いつも書いてから後悔;;

今更中断も出来ないので、まぁ書きますw

 

 

さて、今回から上腕の話に絡めていくけど、運動連鎖の最終地点はどこ?

それは、下半身⇒上半身⇒上腕⇒前腕⇒ラケット、と連鎖するので。

最終的には全て、ラケットのしなりに変わります。

 

ただ、そんな息の長い話をしてもピンと来ないので。

今回の記事でどこを目指すか?と言ったらこの形です↓。

↑この、きつそうな腕の形と体の向き。これを目指します。

 

っと言うのも、ここに辿り着いてしまえば、後は成り行き任せで大丈夫だから。

この時点でタメ(エネルギーの蓄積)は十分出来てます。

後はもう自発的に末端の加速が始まる。

 

手首の8の字も、力を使わなくてもラケットが勝手にギュン!って走るでしょ?

あれと同じで、ここまで辿りつけば後は勝手に走る。

むしろ、止めようとしない限り止まらない。

 

↓正面アングルだとこんな感じ。

 

↑ポイントは、ラケットヘッドが外側へはみ出てること。

この現象に気付いたのは、過去記事によれば2015年頃です↓

 

ラケットヘッドの重要な動き (ストローク:19話)

 

その1の記事で話した通り、前腕には 背屈掌屈 尺屈橈屈回外回内 があり。

この3セットが発動するためには、 背屈尺屈回外による逆3セットがまず必要。

で、ヘッドが外側にはみ出たあの形になると、それが揃います。

 

↓模式図を用意しました。

↑上半身が斜め前を向いているので、プレーヤー本人は左脇腹へ斜めに振り下ろす感覚でスイングすれば、コート正面方向へ自然に真っ直ぐ振れます。

 

さて、前腕がそうであるように、上腕にも3セットがあって。

水平外転水平内転外転内転外旋内旋

↓要するに、旋回 の3つがある。

(↑図が下手で申し訳ない;;)

 

で、目的のあの形を作るためには。

前腕の3セットと同様に、上腕の3セットも必要になってくるはず。

 

 

ふんわり風船星 ここからの問題は、どうすれば上腕の外旋でヘッドを外へ膨らませられるのか?だけど。

これがそんなに簡単な話ではなくて、主に2つの問題が起きやすい。↓

 

① バックスイングの時に腕に力みが入って、上腕があまり外旋しない。

② 上半身を回して上腕を外旋させると、軌道が外へ膨らむ前にヘッドが前へ出てしまう。

 

①について。

テイクバックで胸を張って腕をグッと引くと、肩周りが硬くなって上腕が素直に外旋しない。

また、腕でバックスイングすると、これまた腕が硬くなって外旋しなくなる。

力みが入ると筋肉は縮んで硬くなるため、外旋のような筋肉を引き延ばす操作は阻害されます。

 

②について。

テイクバックから上半身を前に回すと、簡単に上腕を外旋させられます。

しかし、ラケットも同時に前方へ引きずり出されてしまい、ヘッドの軌道が外へ膨らまない。

結果、その状態からスイングすると、水平内転が使えずに3セットが崩れてしまう。

フォロースルーも、ヘッドが内から外へ飛び出すような不自然な動きになり易い。

 

 

 ①の解決策>

 

テイクバックで腕を引く時は、利き腕側の胸は張らずに引くというより後ろで構える?

利き腕の肩周りが硬くならないように注意。

 

また、ヘッドを外へ膨らますために、バックスイングで遠心力が欲しくなるはず。

でも、腕でラケットを回すと、結局腕に力が入って筋肉が縮み上腕の外旋は阻害されます。

なので、腕のみに頼らずボディーの動きからもバックスイングを作る。

 

↓例えば、カウンターウェイトでボディーが反対へ動けばその助けになる。

 

腕でラケットを動かさなくていいので、無駄な力みが入らない。

腕の操作だけで解決しようとせずに、下半身からくる連鎖でボディーの動きを活用する。

この部分の動きはラギングバックそのものです。

 

↓手首の8の字を思い返してみても、腕とラケットは反対へ動いてましたよね。

 

ラケットが右へ行くなら、腕は左へ。

ラケットが左へ行くなら、腕は右へ。

ラケットに遠心力を働かせるには、腕をユラユラ動かすだけで良くて力を入れる必要はなかった。

腕の役目がボディーになったと思えば、同じです。

 

 

<②の解決策>

↓テイクバックから上半身を前に回すと、ヘッドが外へ膨らむよりも先にラケットが前に出てしまう。

 

↑いくら上腕を外旋できたとしても、これでは3セットが揃わない。

上腕の3セットは、水平内転内転内旋 の3つだけど。

すでに、腕が前に出てしまっていて水平内転はもう使えません。

 

解決策としては、上半身の3セットの所で出て来た内容。

前へ・・・ではなく、上へ・・・・だと思う。

水平内転をまだ使いたくないから、すぐには前に行きたくないのです。

 

そして、上腕の3セットを発動させるためには、まず逆3セットを作りたいはずで。

水平外転水平内転外転内転外旋内旋 な訳だから。

まずは、水平外転外転外旋 による逆3セットを作ります。

 

↑この逆3セットを促すのが、更に遡って上半身の3セットだとしたら。

 

↓どうやら上半身の8の字イメージはこれが一番近そうだね。

 

段々と全体像が繋がってきた。

m(_ _)m でも、考察が疲れました・・・;;。一旦区切ります。

つづきは次回。