(-_-;) その5だけど、長話にウンザリですかね;;w
大丈夫w・・・、私も同じ気分です;;
こんなに面倒臭い話になろうとは・・・いつも書いてから後悔;;
今更中断も出来ないので、まぁ書きますw
さて、今回から上腕の話に絡めていくけど、運動連鎖の最終地点はどこ?
それは、下半身⇒上半身⇒上腕⇒前腕⇒ラケット、と連鎖するので。
最終的には全て、ラケットのしなりに変わります。
ただ、そんな息の長い話をしてもピンと来ないので。
今回の記事でどこを目指すか?と言ったらこの形です↓。
↑この、きつそうな腕の形と体の向き。これを目指します。
っと言うのも、ここに辿り着いてしまえば、後は成り行き任せで大丈夫だから。
この時点でタメ(エネルギーの蓄積)は十分出来てます。
後はもう自発的に末端の加速が始まる。
手首の8の字も、力を使わなくてもラケットが勝手にギュン!って走るでしょ?
あれと同じで、ここまで辿りつけば後は勝手に走る。
むしろ、止めようとしない限り止まらない。
↓正面アングルだとこんな感じ。
↑ポイントは、ラケットヘッドが外側へはみ出てること。
この現象に気付いたのは、過去記事によれば2015年頃です↓
その1の記事で話した通り、前腕には 背屈⇒掌屈、 尺屈⇒橈屈、回外⇒回内 があり。
この3セットが発動するためには、 背屈、尺屈、回外、による逆3セットがまず必要。
で、ヘッドが外側にはみ出たあの形になると、それが揃います。
↓模式図を用意しました。
↑上半身が斜め前を向いているので、プレーヤー本人は左脇腹へ斜めに振り下ろす感覚でスイングすれば、コート正面方向へ自然に真っ直ぐ振れます。
さて、前腕がそうであるように、上腕にも3セットがあって。
水平外転⇔水平内転、外転⇔内転、外旋⇔内旋
↓要するに、縦、横、旋回 の3つがある。
(↑図が下手で申し訳ない;;)
で、目的のあの形を作るためには。
前腕の3セットと同様に、上腕の3セットも必要になってくるはず。
ここからの問題は、どうすれば上腕の外旋でヘッドを外へ膨らませられるのか?だけど。
これがそんなに簡単な話ではなくて、主に2つの問題が起きやすい。↓
① バックスイングの時に腕に力みが入って、上腕があまり外旋しない。
② 上半身を回して上腕を外旋させると、軌道が外へ膨らむ前にヘッドが前へ出てしまう。
①について。
テイクバックで胸を張って腕をグッと引くと、肩周りが硬くなって上腕が素直に外旋しない。
また、腕でバックスイングすると、これまた腕が硬くなって外旋しなくなる。
力みが入ると筋肉は縮んで硬くなるため、外旋のような筋肉を引き延ばす操作は阻害されます。
②について。
テイクバックから上半身を前に回すと、簡単に上腕を外旋させられます。
しかし、ラケットも同時に前方へ引きずり出されてしまい、ヘッドの軌道が外へ膨らまない。
結果、その状態からスイングすると、水平内転が使えずに3セットが崩れてしまう。
フォロースルーも、ヘッドが内から外へ飛び出すような不自然な動きになり易い。
<①の解決策>
テイクバックで腕を引く時は、利き腕側の胸は張らずに引くというより後ろで構える?
利き腕の肩周りが硬くならないように注意。
また、ヘッドを外へ膨らますために、バックスイングで遠心力が欲しくなるはず。
でも、腕でラケットを回すと、結局腕に力が入って筋肉が縮み上腕の外旋は阻害されます。
なので、腕のみに頼らずボディーの動きからもバックスイングを作る。
↓例えば、カウンターウェイトでボディーが反対へ動けばその助けになる。
腕でラケットを動かさなくていいので、無駄な力みが入らない。
腕の操作だけで解決しようとせずに、下半身からくる連鎖でボディーの動きを活用する。
この部分の動きはラギングバックそのものです。
↓手首の8の字を思い返してみても、腕とラケットは反対へ動いてましたよね。
ラケットが右へ行くなら、腕は左へ。
ラケットが左へ行くなら、腕は右へ。
ラケットに遠心力を働かせるには、腕をユラユラ動かすだけで良くて力を入れる必要はなかった。
腕の役目がボディーになったと思えば、同じです。
<②の解決策>
↓テイクバックから上半身を前に回すと、ヘッドが外へ膨らむよりも先にラケットが前に出てしまう。
↑いくら上腕を外旋できたとしても、これでは3セットが揃わない。
上腕の3セットは、水平内転、内転、内旋 の3つだけど。
すでに、腕が前に出てしまっていて水平内転はもう使えません。
解決策としては、上半身の3セットの所で出て来た内容。
前へ・・・ではなく、上へ・・・・だと思う。
水平内転をまだ使いたくないから、すぐには前に行きたくないのです。
そして、上腕の3セットを発動させるためには、まず逆3セットを作りたいはずで。
水平外転⇒水平内転、外転⇒内転、外旋⇒内旋 な訳だから。
まずは、水平外転、外転、外旋 による逆3セットを作ります。
↑この逆3セットを促すのが、更に遡って上半身の3セットだとしたら。
↓どうやら上半身の8の字イメージはこれが一番近そうだね。
段々と全体像が繋がってきた。
m(_ _)m でも、考察が疲れました・・・;;。一旦区切ります。
つづきは次回。