夜明けのマリンブルー -2ページ目

夜明けのマリンブルー

さんごとおさかなでインテリア水槽を。

こんにちは、どにゃです。

毎月恒例のショップツアーですが、今回はなんと大阪編です!(私は東京)

日付が連休の中日の為、翌日は休日。
半ば勢いで決まった大阪行きです。(笑)
あ、日帰りです。(爆)


メンバーはあなごんべさん、親方~さん、mjnekoさん、haseさん、私の5名です。
ちなみに私は初大阪。

日帰りの為、出発は深夜となりました。
方角的にまず私とnekoさんが神奈川方面へ。


0.5店目 あなごんべさんち

あなごんべさんち初スイハイです!
スイハイの機会は今までなかったので、嬉しかったです。

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とても目を引くレイアウトです!
かつてはゴリゴリのミドリイシ水槽だった方ですが、今現在は底生の魚がメインのために砂の面積を優先されています。

サンゴの数こそ多くはありませんが、個々の生体の状態は素晴らしく、さすがあなごんべさん!と感じる水槽です。

あと、超静音水槽でした!
サンプが部屋の外にある為、モーターノイズが本当にゼロです。
さらにサイドフローなので落水音も静かです。
僅かな水のチョロチョロ音と照明のファンの音しかしません。
凄いです。




照明はメタハラとLEDです。
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微妙な角度に匠のワザを感じざるを得ません。


大きなストロベリーもギラギラに色揚げされていました。
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深夜にもかかわらず快くスイハイさせて頂きありがとうございました!


この後は親方~さんちへ行き、全員集合したところでいざ大阪へ向けて出発~!!

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片道およそ500kmの長丁場です。


Zzz・・・。


で、起きたら大阪にいた。(笑)

ロイヤルホストで時間つぶしを兼ねた朝食をとり、一番早く(9時)から開店しているお店へ向かいました。


1店目 アクアテイラーズ 森ノ宮店さん

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ロイヤルホームセンターというホムセン内にあります。
その為営業時間が9時からと早い。

さすがプロショップのテナントだけあって、ホムセンレベルではありません。
生体や用品の種類も在庫も豊富でした。
管理も行き届いている印象で、全体的にキレイでした。


次はいよいよメインの目的地へ。



2店目  アクアリウム工房 ブルーハーバーさん

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ついについに!
憧れ続けたフルスペ&オージーサンゴの聖地ブルーハーバーさんへ到着!

もうドキのムネムネが止まりません!!!

開店の10時きっかりに敷居を跨ぎました!

ちょうど入荷のタイミングで、激美サンゴのオンパレード!!

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いつも電話やメールでお世話になっている松本さんにもお会いできたのでご挨拶させて頂きました。

「前日にだいぶ出ちゃいましたけど・・・」と仰っていましたがそれでこれは凄い!


程なくして和田さんと初対面させて頂き、「東京の○○(苗字)です!」と名乗ったら「はて・・・?」というお顔をしていらっしゃったので横にいらした松本さんが「どにゃさんです」と言ったらわかってもらえました。(笑)

和田さんは我々をとても歓迎して下さり、幻のおさかな「アベイエンゼル」まで見せて頂き、大感激!
(アベイはnekoさんブログをどうぞ)

で、結果皆で爆買い。(笑)

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持って行った発泡2つでは入りきらず、大きい箱を貰ってすでに満タン。(笑)


和田さんにお願いして、記念にMA最新号にサインまでもらってしまった。(照)

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和田さんには最後までいろんなお話を聞かせて頂きました。

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和田さん、松本さん、スタッフの皆様、ありがとうございました。
いつかまた行きます!!



3店目 やどかり屋さん

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ブルーハーバーさんからすぐ近くのやどかり屋さんへ。
面積こそ大きくはないものの、生体の種類は幅広くて少し変わった種も多い印象でした。

そう言えば以前ハンナのリン酸チェッカーを通販した記憶があります。



4店目 フリーウォーターさん

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とてもキレイな店内でステキでした。
ショップオリジナル?のLEDも印象的で、サンゴがとてもキレイに見えました。

ハナガサとゼニアspがキレイでしたね。



4.5店目 大阪王将さん

道すがらにあった大阪王将さんにて昼食。



5店目 アクアテイラーズ 東大阪本店さん

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超大型店です。
店内はとても広く、水槽サイズこそ小さいけど数がとても多く、まるで水族館レベルです。
さらに展示水槽も非常にキレイでよく管理されていることが伺えます。

店内ももちろんキレイで、驚いたのはその活気!
天候がイマイチだったにもかかわらず、非常に賑わっていました。

客層も淡水から海水まで若い方がほとんどと言ってもいいくらいで、20-30代前半くらいのカップルやご夫婦、小さなお子さん連れのご家族が大勢いました。

アクア専門店、特に海水というとマニアなおっさんばかり(笑)のイメージですが、このお店は全く違いました。
夫婦や家族でアクアを楽しんでるんだなぁ~と感じました。

大型店だけあって、在庫量は言うまでもありません。
状態も良さそうでした。




6店目 エキゾチックアフリカさん

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ここは裏口なのかな?
こちらもなかなか広く、お値段もリーズナブルです。
2Fの中古品コーナーが楽しかったです。(笑)

私の好きなミッドナイトエンゼルがいたんですが、販売水槽のバックスクリーンが黒のためさかなが全然見えない。(笑)
状態の確認が難しかったので迷ったけどやめました。



大阪ショップ巡りはアフリカさんでフィニッシュとなりました。

ペットバルーンさんやアクアギフトさんも候補にあったのですが、今回は日帰りのため、距離的にかなり離れているので時間的に断念。
次回のお楽しみとなりました。


さよなら大阪、ありがとう!

今回は全て初ショップさんでしたので、ブルーハーバーさん以外は店内撮影は自粛しました。


SAでお土産を買いつつ、帰路につきました。


6.5店目 親方~さんち

日付も変わった深夜、親方~さん宅もスイハイさせて頂きました。

ご本人いわく、現在非常に不調とのこと。
確かに色落ちした個体もありましたが、センターのトゲはすばらしかったです!
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こちらも爆成長しているグリセアコモン。
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砂にまで延びてる!


親方~さん、スイハイさせて頂きありがとうございました。


そしてnekoさんを送り届け、私も自宅に帰りついたのは午前3時頃でした。

かかった交通費は往復で1人頭約7,000円くらい。
爆安w


こちらはブルーハーバーさんで買ったペパミポロシャツ。

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あと発泡に貼ってあったケアンズマリンステッカーをキャビの扉に貼って寝ました。(笑)

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サンゴは次回にでも。


それでは皆さんお疲れ様でした!
特にあなごんべさんと親方~さん、運転非常にお疲れ様でした&ありがとうございました!!


スイハイと初ショップ巡りで大満足の一日でした♪
また行きましょうw


こんにちは、どにゃです。

梅雨が明けたんだか明けてないんだかよくわからない天気ですが、暑い日はだいぶ堪える暑さになってきましたね。

あぁ、宮古島の海に飛び込みたい・・・。

しかし水槽は外気温に関係なく通年一定が保たれていて、魚たちはさぞ快適だろうなぁと羨ましくなります。

いや、狭くて汚い水槽なんかより海にいた方が快適なのか?・・・どうかはさておき、できる限り良い住環境を提供してあげるのが我々ができるせめてもの償いだと思っています。


魚たちに与える餌ですが、私は以前は人工(粒餌)のみを与えていました。
理由は単純に「ラクだから」です。
あとは水を汚さないとか、なんか色んな栄養が入ってそうだから、とか。
特に問題らしい問題を感じたことはありませんでしたが、たまに白い糞をする魚がいたので消化不良を起こしていたのかもしれません。


しかしサンゴにとってのリン酸低すぎを懸念して、ある時から冷凍餌を併用するようになりました。
そして今ではほとんど冷凍餌です。
植物質不足を懸念して、たまに海藻70を与えています。


冷凍餌に切り替えて感じたことは、コレと言って特にありません。(笑)
まぁ魚たちにとっては食べやすそうですしお腹にも優しそうな感じはします。
コケが生えやすくなったとかサンゴが色落ちしたとかも直接的な印象はありません。

強いて言えば人工餌に比べたら餌代が嵩むくらいでしょうか。
私が使用しているのはキョーリンのクリーンブラインシュリンプとクリーンホワイトシュリンプです。


大抵の魚は自然界ではおそらく色々なものを食べていると思われますので、餌の種類も多い方がいいかなと思いオーシャンプライムのコペポーダ(2mmタイプ)を買ってみました。
サイズは小粒の(500~700μm)と大粒(2mm)の2種類です。

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この餌はまさしく「生餌」で、冷凍されていません。
冷凍されると破壊されてしまう成分があるのかないのかはわかりませんが、開封してしまうと冷蔵で1週間が期限とのことですが普通の方は当然使い切れる量ではありませんので冷凍して保存することになります。

レトルトカレーのようにパウチパッケージされているのでこのまま冷凍して使うたびに割るという方法もありますが、分量が一定しないし毎日のことなのでなんか面倒そうな気がしたため、使いやすく小分けしました。


まずあなごんべさんに教えてもらったアイストレイ(製氷皿)をダイソーで買ってきました。
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小粒タイプです。


餌を開封して小さなカップなどに絞り出し、アイストレイにつめつめしていきます。
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水で薄めたりはしていません。

ブラインやホワイトシュリンプは1シート32ブロック入りなのでそれと同じにしたかったのですが、残念ながらちょっと量が多くて39ブロックになってしまいました。


そして冷凍庫に入れて一日経ったものがコチラ。
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せっかくの「生」が「冷凍」になってしまいますが止むを得ません。


当たり前ですがしっかりブロック状になっています。
なんかサイコロステーキみたいですが。(笑)
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早速1個使ってみます。
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こちらは2mmタイプなのでコペポーダのイメージからはかなり大きいです。
米粒のような形状なので表現しにくいですが、感覚的にはメガバイトSサイズくらいの大きさがあるので魚の視認性も良いです。
プランクトン食であるハナダイ系や、クチの小さな小型ヤッコなどに良さそうです。


1ブロックの分量はこのくらいです。
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粒が大きくしっかりしているのでカスのようなものが少なく、水を汚しにくそうですね。
小さい魚や餌付けなどには小粒サイズが良いと思いますが、餌付いた魚や5-6cm以上の魚には大粒サイズが良さそうです。



ウチではブラインとホワイトシュリンプと混ぜてからバラ撒いて与えていますが、どの魚もそれぞれ食べています。
じっと見ていると魚種によって好みが違うこともわかり、面白いです。

お値段は50g入りで1600円と少しお高めですが他にはない商品ですし、常用とはしなくてもオヤツ的な感覚でもいいですね。

ハナダイをいっぱい入れたくなります。(笑)








楽しい楽しい宮古島も、ついに最後の日となってしまいました。

楽しい時間はあっという間ですね。


4日間ともお天気に恵まれ、最高の旅になりました。
ホテルからの景色も見納めです。
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特に絶景というワケではありませんけど。(笑)
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宮古島は山も川もない平坦な島です。


この日は島内観光をしました。
まずは前回開通していなかった「伊良部大橋」を渡って伊良部島へ行きました!
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伊良部大橋(いらぶおおはし)は、沖縄県宮古島市の宮古島と伊良部島とを結ぶ橋。2006年3月18日に起工し、2015年1月31日16時に供用開始。全長3,540mで、新北九州空港連絡橋(全長2,100m)を上回り、通行料金を徴収しない橋としては日本最長である。総事業費は380億円。(ウィキペディアより引用)


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380億円かけて造った橋を無料で渡らせるとは気前がいいですね~。
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海が青い!!
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間もなく伊良部島です。
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まず最初に向かったのは前回も来た下地空港前の海です。
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我が家ではレアな家族写真。(笑)
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写真だと分かりませんが、海のキレイな宮古島でもここは特にキレイです。
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パノラマ写真も撮ってみましたので是非ご覧下さい。
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「どにゃさん後ろ向いて~^^」と今野さん。
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黄昏どにゃ。(笑)
黄昏とは本来夕暮れなので、黄昏るには雰囲気が明るすぎますね。(笑)


ゴキゲンなこどにゃ。
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嫁ちゃん。
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少し車を走らせて、案内してもらった場所はある意味レアな?ここ。
パッと見はキレイですがここは観光開発の影響で赤土が海へ流れ出てほとんどの生き物が見られなくなってしまった、いわば死んでしまった海だそうです。
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所々にある岩は昔に津波で流されてきた岩。

なにやら洒落たカフェみたいな建物がありますが、そういう実情を聞くとゴーストタウンのような物悲しさを感じますね・・・。
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続いて向かったのはコチラ。
前回遊ばせてもらったビーチです!
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キオクを頼りに、前回と同じ写真を狙って嫁ちゃんにポーズの指示。
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こちらが前回。
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心なしか、テンションの違いを感じます。(笑)


観光開発が進んでこんな看板が出来ていました。
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伊良部大橋の復路にて。
さらに激レアな夫婦写真。(笑)
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お昼に連れて行ってもらったのは満月食堂さん。
ヤギとか牛とか馬とかいろんな汁が。(笑)
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宮古ではヤギは普通に食用らしいです。
どんな味するんだろう?


私は無難に本場のゴーヤチャンプルを。
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おいしいんだけど量が多い!(笑)


続いて案内してもらったのは宮古島海中公園。
ヤシガニが見られたり・・・
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宮古の海を再現した水槽がありました。
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こちらはサンゴ水槽。
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宮古島の魚やソフトコーラルやイソギンチャクが飼育されていました。
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この水槽をプロデュースするのは今野さんです。
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超がつくほどの低予算でサンゴ水槽を構築するのは大変だったと思います。
その上、当初の照明が壊れて職員さんがホームセンターで買ってきた照明が設置されていました。
さすがにサンゴ飼育には厳しいと言わざるを得ないようなものでしたが、離島の為か本格的な機材はなかなか手に入れるのも難しいそうです。
通販はあっても離島は送料が嵩みますからね・・・。
言ってくれればDSL(どにゃスペシャルLED)持ってきたのに!(笑)


館内にはさかなクンさんの絵が!
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さすが、上手いですね。
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そして私のリクエストであった、シャコガイの陸上養殖場見学です。
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今野さんの私的施設ではありません。(笑)
一般公開されてはいませんが、今回特別に見学させてもらえました。
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海のそばなので、天然海水かけ流しで管理されています。
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メタリックなシャコガイがたくさん!
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シャコガイは本来、茶色い貝です。
しかし稀に青い(と言ってもメタリックではない)個体があり、シャコガイは完全養殖が確立されているため、特定の個体を交配させることによって青の濃さや出現率を高めていった結果、このような非常に美しいメタリックグリーンやブルーのシャコガイを作出できるようになったそうです。
金魚やグッピーの品種改良と同じです。
ただし固定率100%とはいかない点も同じですね。

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なおシャコガイの色は構造色といって、外套膜を構成しているタンパク質の微細構造によって反射した光によって色づいて見えます。(色を構成しているのはそれだけではありませんが)
従って、青く見えても青い色素を持っているワケではなく、反射された青い波長で青く見えているんですね。

反射光なのが、上から見るのが最も美しく見える理由です。

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つまりシャコガイの色はタンパク質の「形状」によるものなので、これは先天的な問題ですからミドリイシのように大幅に色が変わったりすることはないようです。
ただしミドリイシと同じく主に光合成で生きていますので、褐虫藻の密度は変化します。

色揚がりしないということは、買う時はキレイなのを選んだ方がいい。(笑)
ウチにも2つありますが、とってもキレイですよ。

飼育に当たっては、見てわかるとおり光は強め、水流は弱めが良さそうですね。

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しかし太陽光で上から見るシャコガイはヤバいの一言!!!
キレイな貝と言えばココスのシラナミガイが有名ですが、宮古島のヒメシャコガイも負けず劣らずキレイです!
このたくさんある中からさらに厳選されたものだけが「宮古島セレクトシャコガイ」として出荷されます。
ブランド果物みたいですね。(笑)
小さいサイズは価格もお手頃なので皆さんも是非お一ついかがでしょうか♪

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いや~、いいモノ見れました♪



この後はお土産屋さんを回り買い物をしました。



そして向かったのは宮古島警察署。
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お目当ては「宮古まもる君」!(笑)
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宮古まもる君(みやこまもるくん)は、沖縄県の宮古島警察署管内にあたる宮古列島の道路などに設置されている警察官型人形の愛称である。「宮古島まもる君」とも呼ばれ、2011年現在19基が設置されており、全員が兄弟という設定である。(ウィキペディアより引用)


宮古まもる君は道路のあちこちに立っているんですが、実は全員名前が異なり、本当のまもる君は1人しかいません。
そこで今野さんに「どれが本当のまもる君ですか!?」と尋ねたら、ここに連れて来られました。(笑)


前回まもる君だと思っていた道路の彼は何君だったのかはわかりませんが、やっと本当のまもる君に会えましたので記念撮影。
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ちなみに隣は妹の「まるこちゃん」です。



まだ飛行機までの時間は余っているものの、特に行きたい場所もなかったので今野さんとは一旦ここでお別れ。


さてどうしようかと向かったのは、やはり前回も行った「来間島」(くりまじま)。


ちょっとやそっとじゃ見飽きることのない海のキレイさです。
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最後の海を堪能。
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前回嫁ちゃんが立った場所。
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ここですね。
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カメラが違うのもありますが、今回は雲がないので海がより青く見えます。


白くてキレイなヤドカリがいました。
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これは何ヤドカリ?


宮古島の海ともお別れです。
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宮古島サイコー!!
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あ、構図が少し違ってた。残念。(笑)
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ステキな思い出をありがとう。
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それでも時間が余ってなぜかゲーセンで白バイに乗るこどにゃ。(笑)
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空港に向かい、いよいよ本当にさよならです。
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今野さんご家族が見送りに来て下さいました。
今野さんとのツーショットを撮り忘れていたことに気付き、最後にパシャリ。
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前回同様大変お世話になり、ますます今野さんと宮古島が好きになった旅でした!
本当にありがとうございました!!!
必ずまた来たいと思います。


さようなら宮古・・・。
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これで今回の宮古島旅行記2016はおしまいです。

お楽しみ頂けましたでしょうか。
サンゴを愛する皆さんに、飼育のヒントになるようなことや、自然のサンゴ礁を少しでもお伝えできていたら幸いです。

写真ばかりで長くなりましたが、最後までお読み頂き、ありがとうございました。



宮古島旅行記 2016 完。



さて、宮古島ももう3日目です。

この日は今野さんご家族とビーチへ行きました。

ビーチと言ってももちろんサンゴがあるビーチです。


ちょっとブルーがかったキクメイシ系。
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こちらは完全ブルーのミドリイシ。
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ここはソフトコーラルが多かったです!
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オオウミキノコの群落。
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キノコだらけ。(笑)
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どこからどこまでが1群体なのかわかりませんね。
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ここも例によって超遠浅なんですが、ず~~~っと沖に向かって行くと急に深くなります。
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枝系がたくさんあります。
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足元には立派なオヤユビ?ミドリイシ。
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カタチもさることながら、グリーンの発色が素晴らしかったです。
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海がキレイです・・・。
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汚いハナヤサイ。(笑)
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ソフトとSPSが入り混じっています。
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巨大なハナガササンゴ。
40cmくらい?
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こちらはツツウミヅタでしょうか。
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これもハナガサかな?
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ツノダシはどこにでもいますね。
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奥行のあるレイアウト。(笑)
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キレイなスゲミドリイシ。
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スゲはどれもみんな真ん丸ですね。
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ウミキノコの中にある黒い物体がわかりますか?
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正体はコイツです。
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ウミウサギというソフトコーラルを食害する貝です。
タカラガイのように真っ黒い外套膜で覆われている貝殻はまさにウサギのように真っ白。
貝殻がキレイなので飾りにするのだそうです。


奥は急に深くなっています。
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覗きこむとまるで崖のようです。
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落っこちそうで怖い。(笑)


しかし浅い場所は立てるくらい浅いです。
ここでも水温を測ってみました。
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正面から見えていないのでズレて見えますが、30℃でした。


種類不明のスズメダイがキレイでした。
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まるでダイビングのような景観ですが、シュノーケリングです。
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こういうプチ?ドロップオフみたいな場所に魚が多かったです。
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これはイタアザミでしょうか?
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真っ白でキレイでした。


なんで自然にこんなレイアウト(笑)になるんでしょうかねぇ?
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沖の方へ目をやると、何にもありません。
このリーフはここで途切れているようです。
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後ろはこんな感じです。
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横から。
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写真に大きく写すのが難しいので目立ちませんが、魚も色々いましたよ。
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これまた大きなハナガササンゴ。
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パープルのユビ系。
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キレイなハマサンゴ?
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汚いハナヤサイ。(笑)
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先ほどもいたウミウサギです。
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このスズメダイはショップでは見かけませんがなんでしょうね?
オキナワスズメダイかな?
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何やら目立っていた青いミドリイシ。
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幼体のようで、種類は判別不能です。
何だろう・・・ハナガサミドリイシかなぁ?
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これは海では珍しくイビツに成長したミドリイシです。
まるで水槽内のような成長の仕方です。
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元はクシハダのように見えますが・・・一体何が起きたのでしょうね。


10年、100年単位のサンゴですね。
ハマサンゴの仲間でしょうか?
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今回見かけたのは小さいのがほとんどだったので大きいのは珍しいキクメイシ系。
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ピンボケしてますが。


かなり濃いピンクだったトゲサンゴ。
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しかしなぜか色ムラがありました。
これは光の加減ではありません。
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自然環境下でも色々ありますね。


キレイじゃないトゲもありますよ。(笑)
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これもなかなかの良個体。
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これはLPSだと思うけどなんでしょう・・・。
コレ系のLPSは無知です。
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手前の白い二つはハナガササンゴ。
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水流の参考になるかと動画を撮ってみました。



グリーンがキレイだったコモンっぽいサンゴ。
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これは・・・ハナガタサンゴの仲間?
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壁面にリュウモンサンゴ?
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やや開いてるグリーン系のトサカ。
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蛍光色が光ってキレイでした!
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グリーンのハイマツ?クシハダ?の立派な個体。
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このトゲは今日イチ激美個体でした!
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ドピンクです!・・・が、スマホだとイマイチ。
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デジイチがコチラ!
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こちらのハナヤサイもキレイでした!
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このピンクゾーンはとても目立っていました。
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合成したような違和感。(笑)
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太くて立派なスギはカッコいいわ~・・・。
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こちらはブルー。
先ほどのと比べると、全体的に細身です。
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種類が違うのかは不明。


2-2.5m位だったと思いますが、頑張って潜って撮ったら残念ながらの的外れ。
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デジイチのモニターが見えないんです・・・。


海底にはトサカがいっぱい。
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岸からサンゴを見ながら、なんだかんだと数百m以上は泳いで行ったと思います。
途中でウミヘビが出てきてこっちに向かってきた時は死ぬかと思いました。(笑)



岸辺のパトロール隊員も楽しんでいました。
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「バックしま~す。」
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「海は異常なし!」
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先ほどのウミウサギ。
ピカピカの貝殻がキレイです。
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タイドプールのミドリイシ。
何度見ても不思議な感覚です。
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上1/3くらい出ちゃってますよ。
逞しいですねぇ・・・。
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これも本当にどこにでもある。(笑)
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こちらは撮影当時で水深数センチ。(笑)
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こっちは20cmくらいかな。
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パトロール隊は下ばっかり見てましたけど、そこから見ても何も見えませんよ。(笑)
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このトサカも上のしな垂れている部分は出ちゃってます。
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これは完全に干上がってました。
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タイドプールにあった、ポリプが蛍光グリーンのキノコはちょっと持って帰りそうになりました。(笑)
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以上で3日目の海は終了です!
明日の最終日は海に入りませんでしたのでこれが最後となりましたが、とてもいいものがたくさん見られて大満足でした!



今夜の夕食は今野さんの自宅に御呼ばれしてのBBQです!
買い出しに行ったスーパーで見たポップ。
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フィーレ?ドレス?
地元用語ですかね?


店頭の自販機で買った「琉球Cola」
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味は・・・コーラ味のジュース?みたいな。(笑)
普通においしかったですよ。


自宅でBBQなんて最高ですね!
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宮古牛をはじめ、美味しいお肉をたらふく頂いてしまいました。
お酒を飲みながら色んなお話を聞かせて頂き、とっても楽しかったです!

子供たちは広い庭ではしゃぎまわっていました。
あまりに楽しすぎたのか、こどにゃが異常なテンションになってましたが。(笑)

最後に花火で締め♪
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こどにゃは人生初の花火です。
花火が終わると感じる夏の終わり・・・。
いやまだこれからなんですが。(笑)


そしてホテルへ帰還。
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明日はいよいよ最終日です。


こんにちは、どにゃです。


大変?お待たせ?致しました!

先月、2年ぶり2回目となる沖縄県の宮古島へ行って参りましたのでそのレポートです!

前回は2014年の6月でした。

未読の方は一応前回の記事もお読み頂いた方が、今回の記事をよりお楽しみ頂けるかと思います。




ほぼ観光興味なしのサンゴ目的なのは言うまでもありません。(笑)

前回は、ハッと思いついて直前に急遽用意した安物水中デジカメでの撮影だったので酷い写真でした。

参考
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忘れたけどWBを曇りだか水中だかに設定するとこんなんなっちゃうんですよ・・・。


今回はその経験を活かし、最新型スマホ(Galaxy S7 edge)+防水ケースと、ミラーレス一眼レフ(SONY NEX-5N)+水中ハウジングという水中撮影設備をバッチリ整えて行きましたのでかなりいい写真が撮れました。
スマホはこの為に買い替えたくらいです。(笑)

なお今回は2台で撮影をしたので、わかりやすいよう画像の左上にどちらでの撮影かを入れてあります。



ちなみにスマホに使用したのはこのケースです。

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http://item.rakuten.co.jp/keitai/566-8425?s-id=top_normal_browsehist&xuseflg_ichiba01=10794039

防塵・防水規格の最高水準であるIP68という謳い文句の通り、一切の水漏れはありませんでした!

結び目の部分はプラスチックのコネクターがついているのですが引っ張っただけで外れる仕組みなので、気付かないうちに外れて流されて紛失する恐れがある為、外れないように結んでしまいました。


ここでちょっとケースについてのお話を。

スマホの防水ケースはハードケースとソフトケースがあり、どちらもケースに入れた状態で画面の操作が可能です。
しかし水中では水圧で常に画面が押されている状態となるため、画面上の操作が一切できなくなります。
つまり、水没状態では画面上にあるシャッターボタンが押せないどころか、そもそもカメラアプリの起動すらできません。

幸いこの機種はホームキー2回押しでカメラが起動し、本体側面にあるボリュームダウンキーでもシャッターが切れるため、ケースに入れた状態でもボタンを押せるソフトケースにしました。

これにより水中で「カメラ起動→シャッター→カメラ終了→画面オフ」という動作が完結できます。
すばらしい!
ハードケースの方が防水性能は高そうですが、撮影が目的なのにシャッターボタンが押せないのでは本末転倒ですからね。

なおハードケースでも動画に限れば水上で録画を開始してから水に沈めることで録画は可能です。
ソフトケースも動画の録画は画面上の録画ボタンをタップするしかないので、同様に水上で録画を開始してから水に沈めることになります。


ケースに入れると各ボタンの位置が見えなくなるので、マジックで黒く目印をつけました。
押しまくったせいで薄くなってるのがシャッターボタン(ボリュームダウンキー)です。

あと注意点としてスマホのカメラレンズとケースの間に空気が入ると写真が歪んでしまうので、なるべく空気を抜いた状態でケースに入れ、撮影時にはレンズ付近を抑えて撮るとキレイに写りました。

まぁGalaxy S7 edge自体がかなり高防水性能を有してはいるのですが、海水という点とストラップ的なものがない点でケースを使いました。




一眼レフはmjnekoさんからの借り物です。

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こちらもストラップ付きです。

一眼用の水中ハウジングは普通10万円以上するので、今回お借り出来て本当に助かりました。

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nekoさん本当にありがとうございました。
大変助かりました。

スマホを首からぶら下げ、右手首にはデジイチをぶら下げ、とっかえひっかえしながらシュノーケリングをしました。(笑)
しかしながら、一眼は水中ハウジング越しのモニターが直射日光及びハウジングの反射でほとんど見えなかったので、的外れの写真も含まれます。


今回の総撮影枚数は気合入りまくりの1700枚超!!

なので選別にだいぶ時間がかかりました。(汗)
失敗も多かったです。

なおこのブログの画像はクリックで拡大、さらに画像右クリックで「画像だけを表示」でさらに拡大できます。(パソコンの場合)



前置きが長くなりましたが、それでははじまりはじまり~。




飛行機は前回同様、JTAの羽田-宮古直行便です。

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今まで宮古直行はJTAの1日1便しかなく、ちょうどそのころ予約したので知りませんでしたがANAでも今年3月から始まったようです。


7:12離陸、9:55に無事着陸しました。

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「宮古島のお魚たち」ということで紹介されていますが、前回も思ったけどパープルタンなんて本当にいるのかしら?
紅海のお魚ですぜ?


荷物をピックアップして外に出ると、B8さんこと今野さんが前回と同じようにお迎えに来てくれていました。
リピートなので、今回はプラカードなしでした。(笑)

※今野さんは以前関東に住んでいた元アクアリスト(当時のHNがB8さん)で、数年前に宮古島へ移住されました。
現在はTOMY8という屋号で宮古島の生体をアクアショップへと送り出すシッパーさんです。
分かりやすく言えば問屋さんですね。


前回も大変お世話になった方で、優しくて男気溢れるとってもステキな方です。
なので今回も思いっきり甘えてしまいました。(汗)



直前まで梅雨で雨マークが続いていた宮古島のお天気ですが、バッチリのタイミングで梅雨明けとなり快晴でした!

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やはりあの方のテルテル坊主は抜群に効きます。(笑)
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ちなみに南国というとカラッとした爽やかな暑さをイメージしますが、宮古は大変ジメッとしております。(汗)
日本の夏、って感じです。
それを補って余りある魅力があるのが宮古島ですけどね!


今回借りたレンタカーです。
レンタカーのナンバーと言えば「わ」ナンバーですが、宮古は観光が盛んでレンタカーが多いためか?「わ」が足りなくなって「れ」ナンバーでした。
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レンタカーのれ?
初めて見ました。



さて、前回は移動疲れをお気遣い頂き初日は島内観光でしたが、今回は初日から海をリクエスト!
レンタカー屋から海へ直行です!

今野さんが案内してくれたスペシャルなビーチ。
「そこから入りますよ~」と言われた茂みの奥には・・・

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うひょーーーー!!!
コレコレ~!!という宮古の透明な海!!
この透明度がたまりません!!


黒っぽいのは岩です。
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岩と言うかサンゴ礁です。(笑)

今回の日程調整は中潮~大潮に合わせたので、干潮時にはビーチの足元にミドリイシがあります。



早速着替えてレッツゴー!

こどにゃは人生2回目の海。
もちろん1回目も宮古島。
東京に住むこどにゃはこの海しか知りません。
なんて奴だ。(笑)

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沖の方は少し波が立って見えますが、手前はリーフ内なのでご覧の通り波は全くありません。
しかしやはり海に慣れていないので怖いらしく、ずっと嫁ちゃんにしがみついて「もう帰る~。もう帰る~。」と言ってました。(笑)

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一緒に遊べるようになるにはもう少し時間が必要だなぁ・・・。


ハヤる気持ちを抑えきれない私は嫁ちゃんにこどにゃを任せ、心の中で土下座をしつつ海の中へ・・・。

早速、念願の水中撮影開始です!!


枚数が多すぎるため色調補正はしていませんが、今回は機材がイイ為そこそこ写っているのでご了承下さい。

そのかわりバンバン行きますよ!


記念すべきスマホ水中撮影の1枚目!
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実際はこんなに濁ってませんよ!


ミドリイシ、ウスコモン、エダコモン、ルリスズメ。
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波打ち際辺りにはユビワサンゴヤドカリがゴロゴロいました。
海の中からお友達にLINEでリアルタイム送信。(笑)
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見渡す限りのミドリイシ。
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こどにゃは少し経つとちょっとだけ慣れてきたようですが、「チーン」みたいな顔です。(笑)
浜が随分と遠くに見えますが、ここでも立てばお腹ぐらいの水深。
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デバの群れ。
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ムラサメモンガラが周辺の魚を激しく追い払っていました。
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今野さんによると、本来はそこまで気性の激しい魚ではないので、そばのテーブルサンゴの下にある卵を守っているのでしょうね、とのこと。


写真だとわかりにくいですが色んなお魚がいました。
実際はこんなに暗くありません。
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エダコモンに隠れるデバベビーとルリベビー。
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これまた分かりにくいですが中央下にアオハチハゼ?のペア。
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ちょっと青いサンゴ。
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キクメイシっぽいサンゴは至る所にありました。
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一瞬ヤッコかと思いましたがこの子は何の子でしょう?
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後日ネットで調べてみたところ、オジロスズメダイの幼魚かな?
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ユビワサンゴヤドカリ発見!
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閉じてますけど、岸際にはマメスナもありました!
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こちらは半開き?なんとなくグリーン?
記念に少し採取しようかと思いましたが岩を削らないと無理なので諦めました。(笑)
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水深は10-20くらい。
メートルでもセンチでもなくミリです。(笑)
完全に干上がってる場所にもありました。


宮古島はタイドプールにミドリイシが当たり前にあります。
何なら少し水から出ちゃってますけど・・・。
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ハタゴかと思ったらオオウミキノコ。
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ルリベビーがキラキラしてました。


ピンボケしてますがハナヤサイ。
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縮んでますがクリアグリーンのトサカ。
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この辺の水深は腰くらいだったでしょうか。
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海面から見える黒っぽいものの正体はチャイロイシです。(笑)
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何か薄暗いですが実際はもっとキラキラに明るいですよ。
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エッジがキレイなパープルだったウスコモン。
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パープルのスギ系。
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真っ赤なハナヤサイ!
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足元にはキレイなトサカがいくつもありましたが、なぜかどれも縮んでました。
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ミドリイシの絨毯です。
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全部オートで撮影したんですが、なんか明るさが一定しませんね。
くどいようですがもっと明るく澄んでいますよ。
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サンゴの熾烈な生存競争です。
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見事な群体美。
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これはキレイでした!
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シマハギのベイビーちゃんがせっせとコケを啄んでいてかわいかった!
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シマハギベイビーはあちこちにいました。
ちょっと欲しかったけど装備がないので捕まりません。(笑)


サンゴ礁に欠かせないナマコも。
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これはフウライチョウチョウウオかな?
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キレイなパープルのハマサンゴの上にちょこんと乗っている・・・あなたはだぁれ?
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クシハダ?とスギノキ?の戦い。
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スギはややパープルでした。
まぁ照明(笑)が水深1m未満の太陽光ですから水槽で見るような蛍光感は際立ちませんが、自然な色合いがとても美しかったです。
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まるで空中かのような透明度。


水槽の照明で見たらもう少しキレイに見えると思いますが、色云々よりも、水槽ではなかなかない溢れる生命感が感動的でした。
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どのサンゴもそうですが、共肉やポリプのハリ、色艶など見るからに健康的で「生かされている」のではなく「生きてる!」というオーラを放っています。
改めて「サンゴ本来の姿」を肌で感じました。


ウスコモンの見事な群体!
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エッジはもっとキレイなパープルだったんですが写し切れませんね。
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ミドリイシを突いていたミスジチョウチョウウオ?のペア。
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激青発見!
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スーパーアイスブルーです。
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青い照明ではなく、太陽光でこの色ですからね。

手の色との比較用。(笑)
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先端を少々ポキッと・・・はしていません。(笑)


シメはお馴染みのヤエヤマギンポ。
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以上の写真は全て足がつく水深です。
泳げない人でもこんな景観が楽しめるのが宮古島。
あぁステキ。





今日は初日なのでこの辺で切り上げてお昼ご飯にしました。

キッチンみほりんさんへ。
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冷やし宮古そばがおいしかったです!
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こどにゃもよく食べました。
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今野さんにホテルまで先導してもらい到着。
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今回のホテルは「ホテルライジングサン宮古島」です。

2014年7月にオープンしたばかりの新しいホテルです。
新しいだけあってとってもキレイでした。

東急みたいな海沿いの高級リゾートホテルではありませんが、コインランドリーなどもあり必要十分でした。
どうせ寝るだけだし♪(笑)

部屋からの眺めはこんな感じ。
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普通です。(笑)



休憩後、近隣の「北海道ラーメン 追風丸(はやてまる)」で夕食。

なぜか沖縄で北海道ラーメンを食べるという。(笑)


これにて初日は終了です。


明日はもっとガッツリ行きます!!








ども、どにゃです。

久しぶりにLEDネタです。
て、こっちでは初ですね。(笑)


今回のご依頼は、スポットLED4台の修理(2台)と改造(2台)です。




【故障修理】

修理する2台はこのタイプです。

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いずれも点灯しません。


まず筐体Aを点検した結果、ドライバの不良だったため新品と交換して修理は完了。

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このスポットの素子構成は2台ともUV2、ロイヤルブルー3、ブルー3、グリーン2、ホワイト2という構成です。

なお、このタイプは放熱パッドがアルミ基板にリフローされているので、ハンダコテだけでは素子を外すことができません。
取り外し方は大したことではありませんが一応企業秘密にしておきます。(笑)

スペクトルを実測してみます。

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この光の波長の中ではロイヤルブルー441nmの波長が一番強いようです。




次に筐体Bですが、こちらはUV素子1つが不良だったので交換して修理完了。

こちらもスペクトルを計測。

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先ほどの筐体Aと比べると、UV素子を1つ交換した分、明らかにUVの出力に差がありますね。
筐体Bは元々のピーク波長であるロイヤルブルーを追い越しました。(汗)

2つ使われているUV素子のうちの1つが高品質素子になっただけなのに、これだけの差が生まれます。
厳密には同じ品質の素子でも波長によって強度が異なるのですが、カンタンに言えば「良い素子は強い(明るい)」ということです。





さらに追加のご依頼事項として、2台ともホワイト素子をブルー系に替えて欲しいとのことでしたので、欠落していたバイオレットと交換しました。

筐体Aのホワイト素子交換前
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交換後
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狙い通り、大きな谷間が埋まりました。

460というラインを見てもらえれば分かりますが、交換前は相対強度で約65%あった460が、約55%程度にまで落ちています。

このグラフは一番強い部分「1(100%)」に対する相対グラフなので、460nm自体のパワーが落ちたわけではなく、440nmを1としたときの460nmの強さは65%だったのが、440nmよりさらに強い427nmを1とすると460nmの強さは55%になる、ということです。


分かりやすく言えば、「可愛い子」と「そうでない子」を並べて、「可愛い子」を100点、「そうでない子」を50点とします。
でもそこに「超可愛い子」を追加した時、「超可愛い子」が100点になると「可愛い子」は80点、「そうでない子」は40点になるけど、2人の顔が変わる訳ではありませんよね?

そんな感じです。
失礼。(笑)

小難しい話はこの辺でやめます。(笑)




筐体Aはドライバを替えて修理完了、と思いきや、レンズを組み付けると点灯しない・・・レンズを外すと点く・・・。
再度点検すると、どうやらUV素子の内部で接触不良が起きているようで、レンズが少し触れただけで断線することがわかりました。

該当のUV素子を1つ交換して今度こそ修理完了。


2台共にUV素子に不良がありましたので、ご依頼者さんに相談して、念のためUV素子は2台とも全数交換することになりました。

筐体Bのドライバも劣化が見受けられたので交換し、結局2台とも「UV素子全数交換&ドライバ交換」となりました。


ちなみにこのタイプは今までに4台見てきましたが、いずれもこのような酷いハンダ付けでした。(汗)

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完全にリフロー技術不足です。
皆同じ状態だったので、おそらく同じ工場かと思われます。

こちらも手直ししておきました。



そして完成後の実測スペクトルがこちらです。

ナオさん修理分

個人的には520nm辺りのグリーンを1個、500nmのシアンに交換すればよりなだらかなスペクトルになると思いますが、キリがないのでこの辺で。(笑)



【フルスペ化】


あとの2台はよくあるこのタイプです。

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(撮り忘れの為過去画像)


こちらは2台とも、お任せでフルスペ化を、とのことでした。

ノーマルの青白から素子全数交換。

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完成スペクトル。

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まさにフルスペのお手本のような、UV~シアンのワイドバンドなブルーとなっております。


こちらもドライバは交換、素子はオールプリズムレンズへと交換しました。



ご依頼者さんにお喜び頂ければ幸いです。




こんにちは、どにゃです。


最近はフラグの話題が多くなってきましたね。
フラグを取り扱うショップも増え、またキーパーの間で交換したりと色々な楽しみ方があります。
フラグ関連の用品も様々です。

フラグを接着する土台はLRのカケラなども良いですが、下が出っ張っていて穴に差し込める「プラグ」タイプと、フラットな「ディスク」タイプがあり、「プラグ」タイプが比較的好まれている印象です。





ここで私は言いたい。

フラグ(frag)とは、破片、断片、カケラを意味する「fragment」です。(多分w)
従ってサンゴのカケラはfrag、「フラグ」です。

対して、それをくっつける土台は破片やカケラではありませんので、「栓」を意味するplug、「プラグ」です。
商品名もプラグ(PLUG)になっています。


つまりこれはプラグで、
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(これはつかみどりイベント時の画像なので通常の価格ではありません)


プラグにサンゴが乗ると、あくまで指してるモノはサンゴですので「フラグ」になります。(笑)

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え?どうでもいいですかそうですか。(笑)



さて話を戻します。

そんなフラグは専用の台に置くケースが多いと思いますが、コレも色々ありますね。
アクリル製のプレート型、ツリー型、擬岩型、ルーバーと呼ばれる四角いマスになっているエッグクレートで自作する方も多いですね。
人工的な感じを好まない場合は擬岩タイプになりますが、ライブロックを使って自作することもできますのでちとご紹介します。

とある事情でフラグをいくつかお迎えすることになり、それを置くためのフラグ台を作りました。

まず、なるべく平らなライブロックを探してきます。

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LRの上に置く場合は要りませんが、今回は砂地に置くため枝状LRのカケラを足にします。
イメージ・・・。

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そして間隔を見ながらまず5mmのドリルで下穴を開けます。

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次に10mm。
LRは脆いので、気を付けないとカンタンに割れてしまいます。
5mmの時は割れにくいですが、10mmは結構割れやすいのであまり力をかけずにゆっくりやった方がいいですね。

それと穴を開ける際、平らな面に置くとピンポイントに力がかかるのでとても割れやすいです。
力が分散するように手で持ったままやるべきですが、手に穴を開けないように。(笑)
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あまり端に近いのも割れやすいです。


プラグ(笑)がちゃんと刺さるか確認します。

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あとは海水でよく濯いで、バランスを見ながら足を接着して完成♪


上から見るとこんな感じです。


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はぁと(笑)

穴は16個くらいありますが、SPSフラグの場合は横に迫り出すのでこんなに近いと全部には置けません。
微妙に位置や向きを変えたりできるように穴は多めでもいいと思います。
多い程割れやすいですが・・・。


本設置はここではありませんが、とりあえず水槽に沈めてみました。

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足はちょっと気に入ってませんが、通水性と安定性を考慮して及第点ということにします。(笑)

自作と言っても穴を開けるだけなのでドリルさえあればできますし、材料はLRなので違和感も当然ありません。
今回の材料費は2,000円未満だったと思います。
これにマグネットをつければガラス面にセットしたり、アイディア次第で色々できますのでおススメです。



さーて、あとはフラグを待つのみです!


こんにちは、どにゃです。


白点の蔓延によりどうにもならなくなったのと、サンゴが成長しすぎて色々不都合も出てきたので、かねてより計画していたリセット(砂の入れ替え)をゴールデンウィークに行いました。



直前の全景です。

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とりあえず、片っ端からサンゴを取り出していきます。
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なるべく水質変化を抑えたかったので、濁らないうちに飼育水を確保していきます。
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なおそんなに大容量の容器はないので、巨大なビニール袋を使って浴槽を使いました。(笑)

幅30cm近い、我が家の御神体。
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元は握りこぶし大くらいの大きさでした。
ハナガサのはずが、なぜかテーブル状になってしまいました。


と、巨大なトゲ。
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当初はフラグだった痕跡が。(笑)
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まさかここまで大きくできるとは・・・。
このトゲは成長も色ももう満足したし、大きすぎるので欲しいという知人にあげちゃいました。


来た当時の画像。(2013/1)
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LRも全出し完了。
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部屋はこんな状態・・・。
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妻子は3日ほど実家に帰ってもらったので気兼ねなく自分のペースで作業が出来ました。
協力的な嫁ちゃんに感謝です。


砂も全出ししてピカピカに。
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ちなみに、砂の中は変色や異臭などもなくキレイな状態でした。
さすが本物のライブサンド、といったところです。


画像だと分かりにくいですが、マスキングテープの少し上に、横にキズが入っています。
コケ取り時にフリッパーとガラスの間に貝が挟まってつけてしまったようです。
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この機会なので酸化セリウムとサンダーで磨いてみました。

時間が遅かったのでサンダーの長時間使用が出来ず(サンダーはやかましい)、完全には消せませんでしたが少し薄くなりました。
水を入れれば気にならないくらいにはなると思います。
昼間にやるべきだった。(笑)
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しかし翌日に持ち越したくはないので妥協しました。


よーーーく濯いでRO漬けしておいたkzサンドを二袋入れ、クリーニングしたLRをレイアウトしました。
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砂の厚さは1cm程度です。


今まではLRとガラス面を開けていましたが、左右と背面をギリギリまで使って手前を空けて広々した感じにしてみました。
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そして水を入れてサンゴを入れてとりあえず手を放せるようになったのは午後4時頃から始めて17時間ほど経った午前9時でした。(疲)

サンゴのレイアウトや微調整、後片付けまで完全に終了までは丸3日ほどかかりました。

もう二度とやりたくないです。(切実)


当然ながらサンゴの色や調子は落ちましたが、3週間ほど経ってやっと徐々に回復してきました。
全景はそのうちに・・・。