宮古島旅行記2016 ~1日目~ | 夜明けのマリンブルー

夜明けのマリンブルー

さんごとおさかなでインテリア水槽を。

こんにちは、どにゃです。


大変?お待たせ?致しました!

先月、2年ぶり2回目となる沖縄県の宮古島へ行って参りましたのでそのレポートです!

前回は2014年の6月でした。

未読の方は一応前回の記事もお読み頂いた方が、今回の記事をよりお楽しみ頂けるかと思います。




ほぼ観光興味なしのサンゴ目的なのは言うまでもありません。(笑)

前回は、ハッと思いついて直前に急遽用意した安物水中デジカメでの撮影だったので酷い写真でした。

参考
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忘れたけどWBを曇りだか水中だかに設定するとこんなんなっちゃうんですよ・・・。


今回はその経験を活かし、最新型スマホ(Galaxy S7 edge)+防水ケースと、ミラーレス一眼レフ(SONY NEX-5N)+水中ハウジングという水中撮影設備をバッチリ整えて行きましたのでかなりいい写真が撮れました。
スマホはこの為に買い替えたくらいです。(笑)

なお今回は2台で撮影をしたので、わかりやすいよう画像の左上にどちらでの撮影かを入れてあります。



ちなみにスマホに使用したのはこのケースです。

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http://item.rakuten.co.jp/keitai/566-8425?s-id=top_normal_browsehist&xuseflg_ichiba01=10794039

防塵・防水規格の最高水準であるIP68という謳い文句の通り、一切の水漏れはありませんでした!

結び目の部分はプラスチックのコネクターがついているのですが引っ張っただけで外れる仕組みなので、気付かないうちに外れて流されて紛失する恐れがある為、外れないように結んでしまいました。


ここでちょっとケースについてのお話を。

スマホの防水ケースはハードケースとソフトケースがあり、どちらもケースに入れた状態で画面の操作が可能です。
しかし水中では水圧で常に画面が押されている状態となるため、画面上の操作が一切できなくなります。
つまり、水没状態では画面上にあるシャッターボタンが押せないどころか、そもそもカメラアプリの起動すらできません。

幸いこの機種はホームキー2回押しでカメラが起動し、本体側面にあるボリュームダウンキーでもシャッターが切れるため、ケースに入れた状態でもボタンを押せるソフトケースにしました。

これにより水中で「カメラ起動→シャッター→カメラ終了→画面オフ」という動作が完結できます。
すばらしい!
ハードケースの方が防水性能は高そうですが、撮影が目的なのにシャッターボタンが押せないのでは本末転倒ですからね。

なおハードケースでも動画に限れば水上で録画を開始してから水に沈めることで録画は可能です。
ソフトケースも動画の録画は画面上の録画ボタンをタップするしかないので、同様に水上で録画を開始してから水に沈めることになります。


ケースに入れると各ボタンの位置が見えなくなるので、マジックで黒く目印をつけました。
押しまくったせいで薄くなってるのがシャッターボタン(ボリュームダウンキー)です。

あと注意点としてスマホのカメラレンズとケースの間に空気が入ると写真が歪んでしまうので、なるべく空気を抜いた状態でケースに入れ、撮影時にはレンズ付近を抑えて撮るとキレイに写りました。

まぁGalaxy S7 edge自体がかなり高防水性能を有してはいるのですが、海水という点とストラップ的なものがない点でケースを使いました。




一眼レフはmjnekoさんからの借り物です。

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こちらもストラップ付きです。

一眼用の水中ハウジングは普通10万円以上するので、今回お借り出来て本当に助かりました。

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nekoさん本当にありがとうございました。
大変助かりました。

スマホを首からぶら下げ、右手首にはデジイチをぶら下げ、とっかえひっかえしながらシュノーケリングをしました。(笑)
しかしながら、一眼は水中ハウジング越しのモニターが直射日光及びハウジングの反射でほとんど見えなかったので、的外れの写真も含まれます。


今回の総撮影枚数は気合入りまくりの1700枚超!!

なので選別にだいぶ時間がかかりました。(汗)
失敗も多かったです。

なおこのブログの画像はクリックで拡大、さらに画像右クリックで「画像だけを表示」でさらに拡大できます。(パソコンの場合)



前置きが長くなりましたが、それでははじまりはじまり~。




飛行機は前回同様、JTAの羽田-宮古直行便です。

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今まで宮古直行はJTAの1日1便しかなく、ちょうどそのころ予約したので知りませんでしたがANAでも今年3月から始まったようです。


7:12離陸、9:55に無事着陸しました。

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「宮古島のお魚たち」ということで紹介されていますが、前回も思ったけどパープルタンなんて本当にいるのかしら?
紅海のお魚ですぜ?


荷物をピックアップして外に出ると、B8さんこと今野さんが前回と同じようにお迎えに来てくれていました。
リピートなので、今回はプラカードなしでした。(笑)

※今野さんは以前関東に住んでいた元アクアリスト(当時のHNがB8さん)で、数年前に宮古島へ移住されました。
現在はTOMY8という屋号で宮古島の生体をアクアショップへと送り出すシッパーさんです。
分かりやすく言えば問屋さんですね。


前回も大変お世話になった方で、優しくて男気溢れるとってもステキな方です。
なので今回も思いっきり甘えてしまいました。(汗)



直前まで梅雨で雨マークが続いていた宮古島のお天気ですが、バッチリのタイミングで梅雨明けとなり快晴でした!

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やはりあの方のテルテル坊主は抜群に効きます。(笑)
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ちなみに南国というとカラッとした爽やかな暑さをイメージしますが、宮古は大変ジメッとしております。(汗)
日本の夏、って感じです。
それを補って余りある魅力があるのが宮古島ですけどね!


今回借りたレンタカーです。
レンタカーのナンバーと言えば「わ」ナンバーですが、宮古は観光が盛んでレンタカーが多いためか?「わ」が足りなくなって「れ」ナンバーでした。
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レンタカーのれ?
初めて見ました。



さて、前回は移動疲れをお気遣い頂き初日は島内観光でしたが、今回は初日から海をリクエスト!
レンタカー屋から海へ直行です!

今野さんが案内してくれたスペシャルなビーチ。
「そこから入りますよ~」と言われた茂みの奥には・・・

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うひょーーーー!!!
コレコレ~!!という宮古の透明な海!!
この透明度がたまりません!!


黒っぽいのは岩です。
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岩と言うかサンゴ礁です。(笑)

今回の日程調整は中潮~大潮に合わせたので、干潮時にはビーチの足元にミドリイシがあります。



早速着替えてレッツゴー!

こどにゃは人生2回目の海。
もちろん1回目も宮古島。
東京に住むこどにゃはこの海しか知りません。
なんて奴だ。(笑)

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沖の方は少し波が立って見えますが、手前はリーフ内なのでご覧の通り波は全くありません。
しかしやはり海に慣れていないので怖いらしく、ずっと嫁ちゃんにしがみついて「もう帰る~。もう帰る~。」と言ってました。(笑)

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一緒に遊べるようになるにはもう少し時間が必要だなぁ・・・。


ハヤる気持ちを抑えきれない私は嫁ちゃんにこどにゃを任せ、心の中で土下座をしつつ海の中へ・・・。

早速、念願の水中撮影開始です!!


枚数が多すぎるため色調補正はしていませんが、今回は機材がイイ為そこそこ写っているのでご了承下さい。

そのかわりバンバン行きますよ!


記念すべきスマホ水中撮影の1枚目!
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実際はこんなに濁ってませんよ!


ミドリイシ、ウスコモン、エダコモン、ルリスズメ。
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波打ち際辺りにはユビワサンゴヤドカリがゴロゴロいました。
海の中からお友達にLINEでリアルタイム送信。(笑)
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見渡す限りのミドリイシ。
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こどにゃは少し経つとちょっとだけ慣れてきたようですが、「チーン」みたいな顔です。(笑)
浜が随分と遠くに見えますが、ここでも立てばお腹ぐらいの水深。
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デバの群れ。
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ムラサメモンガラが周辺の魚を激しく追い払っていました。
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今野さんによると、本来はそこまで気性の激しい魚ではないので、そばのテーブルサンゴの下にある卵を守っているのでしょうね、とのこと。


写真だとわかりにくいですが色んなお魚がいました。
実際はこんなに暗くありません。
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エダコモンに隠れるデバベビーとルリベビー。
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これまた分かりにくいですが中央下にアオハチハゼ?のペア。
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ちょっと青いサンゴ。
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キクメイシっぽいサンゴは至る所にありました。
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一瞬ヤッコかと思いましたがこの子は何の子でしょう?
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後日ネットで調べてみたところ、オジロスズメダイの幼魚かな?
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ユビワサンゴヤドカリ発見!
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閉じてますけど、岸際にはマメスナもありました!
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こちらは半開き?なんとなくグリーン?
記念に少し採取しようかと思いましたが岩を削らないと無理なので諦めました。(笑)
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水深は10-20くらい。
メートルでもセンチでもなくミリです。(笑)
完全に干上がってる場所にもありました。


宮古島はタイドプールにミドリイシが当たり前にあります。
何なら少し水から出ちゃってますけど・・・。
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ハタゴかと思ったらオオウミキノコ。
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ルリベビーがキラキラしてました。


ピンボケしてますがハナヤサイ。
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縮んでますがクリアグリーンのトサカ。
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この辺の水深は腰くらいだったでしょうか。
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海面から見える黒っぽいものの正体はチャイロイシです。(笑)
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何か薄暗いですが実際はもっとキラキラに明るいですよ。
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エッジがキレイなパープルだったウスコモン。
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パープルのスギ系。
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真っ赤なハナヤサイ!
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足元にはキレイなトサカがいくつもありましたが、なぜかどれも縮んでました。
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ミドリイシの絨毯です。
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全部オートで撮影したんですが、なんか明るさが一定しませんね。
くどいようですがもっと明るく澄んでいますよ。
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サンゴの熾烈な生存競争です。
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見事な群体美。
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これはキレイでした!
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シマハギのベイビーちゃんがせっせとコケを啄んでいてかわいかった!
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シマハギベイビーはあちこちにいました。
ちょっと欲しかったけど装備がないので捕まりません。(笑)


サンゴ礁に欠かせないナマコも。
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これはフウライチョウチョウウオかな?
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キレイなパープルのハマサンゴの上にちょこんと乗っている・・・あなたはだぁれ?
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クシハダ?とスギノキ?の戦い。
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スギはややパープルでした。
まぁ照明(笑)が水深1m未満の太陽光ですから水槽で見るような蛍光感は際立ちませんが、自然な色合いがとても美しかったです。
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まるで空中かのような透明度。


水槽の照明で見たらもう少しキレイに見えると思いますが、色云々よりも、水槽ではなかなかない溢れる生命感が感動的でした。
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どのサンゴもそうですが、共肉やポリプのハリ、色艶など見るからに健康的で「生かされている」のではなく「生きてる!」というオーラを放っています。
改めて「サンゴ本来の姿」を肌で感じました。


ウスコモンの見事な群体!
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エッジはもっとキレイなパープルだったんですが写し切れませんね。
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ミドリイシを突いていたミスジチョウチョウウオ?のペア。
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激青発見!
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スーパーアイスブルーです。
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青い照明ではなく、太陽光でこの色ですからね。

手の色との比較用。(笑)
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先端を少々ポキッと・・・はしていません。(笑)


シメはお馴染みのヤエヤマギンポ。
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以上の写真は全て足がつく水深です。
泳げない人でもこんな景観が楽しめるのが宮古島。
あぁステキ。





今日は初日なのでこの辺で切り上げてお昼ご飯にしました。

キッチンみほりんさんへ。
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冷やし宮古そばがおいしかったです!
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こどにゃもよく食べました。
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今野さんにホテルまで先導してもらい到着。
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今回のホテルは「ホテルライジングサン宮古島」です。

2014年7月にオープンしたばかりの新しいホテルです。
新しいだけあってとってもキレイでした。

東急みたいな海沿いの高級リゾートホテルではありませんが、コインランドリーなどもあり必要十分でした。
どうせ寝るだけだし♪(笑)

部屋からの眺めはこんな感じ。
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普通です。(笑)



休憩後、近隣の「北海道ラーメン 追風丸(はやてまる)」で夕食。

なぜか沖縄で北海道ラーメンを食べるという。(笑)


これにて初日は終了です。


明日はもっとガッツリ行きます!!