ライブロックを使ったフラグ台。 | 夜明けのマリンブルー

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さんごとおさかなでインテリア水槽を。

こんにちは、どにゃです。


最近はフラグの話題が多くなってきましたね。
フラグを取り扱うショップも増え、またキーパーの間で交換したりと色々な楽しみ方があります。
フラグ関連の用品も様々です。

フラグを接着する土台はLRのカケラなども良いですが、下が出っ張っていて穴に差し込める「プラグ」タイプと、フラットな「ディスク」タイプがあり、「プラグ」タイプが比較的好まれている印象です。





ここで私は言いたい。

フラグ(frag)とは、破片、断片、カケラを意味する「fragment」です。(多分w)
従ってサンゴのカケラはfrag、「フラグ」です。

対して、それをくっつける土台は破片やカケラではありませんので、「栓」を意味するplug、「プラグ」です。
商品名もプラグ(PLUG)になっています。


つまりこれはプラグで、
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(これはつかみどりイベント時の画像なので通常の価格ではありません)


プラグにサンゴが乗ると、あくまで指してるモノはサンゴですので「フラグ」になります。(笑)

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え?どうでもいいですかそうですか。(笑)



さて話を戻します。

そんなフラグは専用の台に置くケースが多いと思いますが、コレも色々ありますね。
アクリル製のプレート型、ツリー型、擬岩型、ルーバーと呼ばれる四角いマスになっているエッグクレートで自作する方も多いですね。
人工的な感じを好まない場合は擬岩タイプになりますが、ライブロックを使って自作することもできますのでちとご紹介します。

とある事情でフラグをいくつかお迎えすることになり、それを置くためのフラグ台を作りました。

まず、なるべく平らなライブロックを探してきます。

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LRの上に置く場合は要りませんが、今回は砂地に置くため枝状LRのカケラを足にします。
イメージ・・・。

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そして間隔を見ながらまず5mmのドリルで下穴を開けます。

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次に10mm。
LRは脆いので、気を付けないとカンタンに割れてしまいます。
5mmの時は割れにくいですが、10mmは結構割れやすいのであまり力をかけずにゆっくりやった方がいいですね。

それと穴を開ける際、平らな面に置くとピンポイントに力がかかるのでとても割れやすいです。
力が分散するように手で持ったままやるべきですが、手に穴を開けないように。(笑)
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あまり端に近いのも割れやすいです。


プラグ(笑)がちゃんと刺さるか確認します。

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あとは海水でよく濯いで、バランスを見ながら足を接着して完成♪


上から見るとこんな感じです。


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はぁと(笑)

穴は16個くらいありますが、SPSフラグの場合は横に迫り出すのでこんなに近いと全部には置けません。
微妙に位置や向きを変えたりできるように穴は多めでもいいと思います。
多い程割れやすいですが・・・。


本設置はここではありませんが、とりあえず水槽に沈めてみました。

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足はちょっと気に入ってませんが、通水性と安定性を考慮して及第点ということにします。(笑)

自作と言っても穴を開けるだけなのでドリルさえあればできますし、材料はLRなので違和感も当然ありません。
今回の材料費は2,000円未満だったと思います。
これにマグネットをつければガラス面にセットしたり、アイディア次第で色々できますのでおススメです。



さーて、あとはフラグを待つのみです!