舞台裏 -218ページ目

舞台写真その4~大きな台風の話~

みなさま、こんばんは織姫彦星


毎年七夕の夜は、お天気が崩れることが多いように思いますが

今年はきれいに晴れましたね☆


そして昨日のなでしこジャパン、準優勝おめでとうございますサッカーボール

日本もアメリカもかっこよかったです。




* * * * * * *




前回記事から舞台写真をご紹介中です。


舞台写真その1~それぞれが必要と考えるもの~

  舞台写真その2~やりたい放題の祖父と孫~

  舞台写真その3~コンピューターの故障?原因不明の停電発生~



今公演は一部Wキャスト。


両チーム織り交ぜながら

前半はAチームメイン、

後半はBチームメインで行こうかと思います。



というわけで、急に写真の役者がチェンジしますので

ご了承ください!


それでは、舞台写真の続きをご紹介していきたいと思いますビックリマーク


(※ネタバレ注意!)




『ザ・シェルター』


舞台写真その4




  

ふと、ローソクの炎がゆらめき…

“風に飛ばされた瓦が雨戸にあたったような音”がしました。




  

台風の話をして欲しいとせがむ「カノ」。



“キティ”に“ルーシー”

…何やらいろんな台風の話を知っていそうな「センジューロー」。




どうして台風に女の人の名前が付いているのでしょう?




「センタ」にきいてみろと「センジューロー」は振りますが…




知らんぷりの「センタ」。



そこへ助け船を出す「サトコ」。




  

場を和ませようと、トンチンカンな説明をしますが、大失敗。



女性の名前を付けたのは「アメリカ人のシャレ」とのことです。



【気になったので調べてみました!】

元々は気象学者の奥さんや彼女の愛称を使っていましたが、

現在は女性の名前と男性の名前、交互につけられるそうです。
アルファベットのAで始まる名前から順番に人の名前をつけますが、

Aが男性の名前なら次のハリケーンはBから始まる女性の名前、

その次はCから始まる男性の名前、その次はDから始まる女性の名前...

となっているようです。



  

「センジューロー」がその昔、“嵐の海を泳いで助かった”という話を

しようとしますが…

「子どもの頃、耳にタコができるほど聞いた」と「センタ」が水をさします。




険悪な雰囲気に逆戻り…。



間に挟まれた「サトコ」。




恥を忍んで?子どもの頃の話を始めます。



台風の時、家の窓を内緒で少しだけ開けて

外をのぞいた話を。




木の枝や瓦が、池の中を泳いでいるお魚のように

飛んでいたこと…、


窓の前にあったプラタナスの木。

その枝がみんな空を向き、竹ボウキやおちょこのようになっていたこと。


見えない嵐の手にグルグル回されて

ついには倒れてしまったこと…。





気が付くと、その場にいる全員が

想いを共有していました。





「センタ」もまた、子どもの頃台風の中外に出て

空を飛ぼうと計画を練ったと言います。



風呂敷をマントにして、水中めがねをつけて、

腕におもちゃの時計をはめて、胸にバッヂをつけて

物置の屋根に登ったとのこと。


まるでスーパーマン!




つっかい棒を外した物置は突然倒れ、計画は失敗に終わりました。


ところが今度は、空を飛ぶことより

そっちの方がおもしろくなったと「センタ」!


自分の家のみならず、近所の家にまで…。




  
真に受ける「サトコ」でしたが、後半部分は

「センタ」と「センジューロー」がからかっただけでした。

(ひどい!)




子どもの頃はほんとに空を飛ぼうと思ったりして、

台風はなんだか楽しかったと「センタ」。




「サトコ」も子どもの頃、赤いコーモリ傘を使って

空にフワフワ舞い上がれないかと考えたことがあるそうです。


結局、赤い傘だけが灰色の雲の中に

吸い込まれるように飛んで行ってしまったものの、

とても感動したとのこと。




「センタ」と「センジューロー」が感心し、ほめてくれました。




ところが、学校で台風のことを作文にする課題が出た時に

不謹慎だと先生に叱られたと言います。



「センタ」はそんな「サトコ」を否定せず、共感します。


台風というのは、何かしら得体の知れないコーフンや震えを感じたこと、

停電すると、今と同じように家族がちゃぶ台の周りに集まり

ローソクが家中を照らしていたこと、

話題がないから自然に話は昔あった大きな台風の話になったこと…。




そして、バトンを引き継いでくれた「センジューロー」。

昔あった大きな台風の話を静かに語り始めます。



舞台写真その5へ続きます。



(くまはち)

舞台写真その3~コンピューターの故障?原因不明の停電発生~

みなさま、こんばんはギニュー


夢で卓球の試合をしたくまはちです。


必殺サーブが通用せず、

しかも苦手なコースを攻めてくる嫌な相手。


反撃しようとしたところで目が覚めました。


卓球を久々にやりたくなりました卓球ラケット




* * * * * * *




前回記事から舞台写真をご紹介中です。


舞台写真その1~それぞれが必要と考えるもの~

  舞台写真その2~やりたい放題の祖父と孫~



今公演は一部Wキャスト。


両チーム織り交ぜながら

前半はAチームメイン、

後半はBチームメインで行こうかと思います。



というわけで、急に写真の役者がチェンジしますので

ご了承ください!


それでは、舞台写真の続きをご紹介していきたいと思いますビックリマーク


(※ネタバレ注意!)




『ザ・シェルター』


舞台写真その3




昼食が終わりました。




1つだけ残った漬物に箸が伸びる二人。




無言の攻防戦の末、「センジューロー」が勝利!




くやしそうな「センタ」。



「ポリ ポリ ポリ」




お茶で口をすすぐ「センジューロー」。




暑さを訴える「センジューロー」。

「温度は自動調節される」と説明する「センタ」ですが

「センジューロー」は機械を信用していない様子。




 

ビタミン剤と水を口にふくみながら

「サトコ」に「カノは?」と問いかけます。


「お台所で水遊びしてます。」

 



   

「ブハーッ」


貴重なシェルターの水で遊ばせていることに驚き、

水を吹きだす「センタ」!その先には…。



「センジューロー」が…。

(カノは洗い物の残り水で遊んでいたのでした)


穏やかに微笑む「センジューロー」…。

「なにがあったの?」と覗き込む「カノ」。



「やることがない」からと、タバコを吸おうとする「センジューロー」。

「空気を汚す」と諌める「センタ」。




“食後に最も適した音楽”を流します。




BGMが妙な調子になります。


ますます変調し、止まります。



今度は電灯が点滅し…



消えてしまいました。



   

真っ暗の中「ハンドライトを持ってきて」と言われ、困る「サトコ」。





皮肉にも、タバコ用にマッチを持っていた「センジューロー」から

快く?マッチを借り、停電の原因を調べに行く「センタ」。




すかさず「センジューロー」、

別のマッチをすってローソクに火をつけます。



戻って来た「センタ」、明るく照らすローソクに驚きます。

それに対して「センジューロー」が言い放った言葉、

「だって、お前はマッチが借りたいって言ったじゃないか」



マッチを返した後、すっかりへそを曲げてしまう「センタ」。




   

電源スイッチの入れ忘れではないかとひらめく「サトコ」発見

…残念ながら見当違いでした。



状況から「サトコ」は計画のやり直しを提案しますが…




入口は自動ドアになっているから、それはダメだと言う「センタ」。




シェルターに閉じ込められたという状況を

全員が理解しました。


「故障なんてあるわけない」と言いながらも

深刻な状況であることが伝わり、「サトコ」も

落ち着きを失います。


「毛糸まき、手伝おうか」と母を気遣う「カノ」。



「カノ」と「サトコ」、毛糸まきを始めます。

「センジューロー」は荷物からトランジスタラジオを取り出します。




ラジオが歌い出します。



頭を抱えている「センタ」を明るく励ましますが、

「センタ」のイライラは募るばかりです。



ラジオが天気予報を始めました。



かなり大きな台風が発生し、日本に影響が出始めるのは

数日後になる模様…とのこと。



そしてまたラジオは歌い始めます。




  

ちゃぶ台を囲んで家族がコーヒーを飲むの図(カノはミルク)。

それぞれがコーヒーに集中しています。



舞台写真その4へ続きます。



(くまはち)


舞台写真その2~やりたい放題の祖父と孫~

みなさま、こんばんはフリーザ3


7月最初の週末、いかがお過ごしですか?


昼前の大雨は久々にすごかったですね。

雨の後だからか、夕焼けがとてもキレイでした。



* * * * * * *




前回記事から舞台写真をご紹介中です。


舞台写真その1~それぞれが必要と考えるもの~



今公演は一部Wキャスト。


両チーム織り交ぜながら

前半はAチームメイン、

後半はBチームメインで行こうかと思います。



というわけで、急に写真の役者がチェンジしますので

ご了承ください!


それでは、舞台写真の続きをご紹介していきたいと思いますビックリマーク


(※ネタバレ注意!)




『ザ・シェルター』


舞台写真その2




シェルターに“タモ”を持って現れた「センジューロー」。





先行きが不安なものの、グッとこらえる「センタ」。




ようやく家族4人がそろいました。




今回の仕事について、もう一度説明する「センタ」。


シェルターを大量生産化する前の最終的実験として

社員である「センタ」とその一家が、実際に三日間居住し

その実用について調査することになったのです。



家族に協力を求めるべく、力説します。




茶々を入れる「センジューロー」。




本当にミサイルが飛んでくるのかと、疑問をぶつける「カノ」。




「大丈夫」と言い切るのは「センジューロー」。




「飛んできたらこのタモでつかまえりゃいいんだ」。




…ぶらさがるメガネ。“タモの奇跡”



「SH-1号」の性能について、力説する「センタ」。




「かんおけと同じだな」とツッコミを入れる野党「センジューロー」。




  

愛妻「サトコ」だけが話にのってくれます。




気を取り直したところで、入口のドアを閉めます。

(コンピューターで操作!)




おだやかなBGMが自動で流れ始めます。




  

「自由にくつろいで下さい」の言葉に、オナラをする人!




朝から嫁にビールを要求する義父と、便乗する小2の娘。

やりたい放題です。




「ビールはありません。」とバッサリ切る「センタ」。




   

「つまらんな」

シンクロ率が非常に高いです。




退屈した「カノ」は花火をやりたいと言い出します。




「センタ」に強く叱られ、ションボリ。

見かねた「センジューロー」がゲームに誘います。




  
「やろうよ、センジューロー」

花札で遊び始め、「カノ」に笑顔が戻ります。



名前を呼び捨てにさせる祖父に、花札を楽しむ娘…

怒りが爆発しそうな「センタ」を、毛糸まきに誘う「サトコ」。





「やった、九(かぶ)だ」「おみごと」


どこまでもマイペースな2人に

がっくりする「センタ」「サトコ」なのでした。



舞台写真その3へ続きます。



(くまはち)

舞台写真その1~それぞれが必要と考えるもの~

みなさま、こんばんは悟空


公演初日から、早くも一週間が経ちました。

ゲネプロなどの写真データを少しずつ整理中のくまはちです。


今公演は一部がWキャスト。

つまりデータ量がいつもの2倍!

どのようにご紹介して行こうか試行錯誤中ですあせる


両チーム織り交ぜながら

前半はAチームメイン、

後半はBチームメインで行こうかと思います。



というわけで、急に写真の役者がチェンジします ので

ご了承ください!





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それでは、舞台写真をご紹介していきたいと思いますビックリマーク

(※ネタバレ注意!)




今公演、H恵さんが前説を担当しました音譜




『ザ・シェルター』



時は1980年代の日本。


核シェルターを製造する会社に勤める「センタ」は、

新製品のテストをするため、妻の「サトコ」、娘の「カノ」、

父の「センジューロー」と共に、

自宅の庭に設置したシェルター『SH-1』の中で

3日間生活することになります。




80年代の曲に合わせて「センタ」登場。




荷物を運び入れています。




チェックシートを見ながら重要なことに気が付きました。




妻の「サトコ」に、“愛用の枕”を持ってくるよう声をかけます。



“枕が変わると眠れない”…デリケートな方のようです。




なかなか姿を現さない「サトコ」。




「すいませんニコ


旅行に行くかのような姿で登場!

「センタ」はポカーン。




「センタ」の枕をしっかり持ってきました。

キャリーバッグには“毛糸”などがキッシリ入っています。





髪の毛のお手入れに時間がかかっていたようです。




「サトコ」、「センタ」の寝癖にロックオンロックオン





あらま~直しがいのある寝癖キラキラ




なかなか他の家族が来ず、イライラし始める「センタ」。


呼びに行こうとしたところで…、




再び「サトコ」、寝癖にロックオン!ロックオン




そこへ「カノ」登場!土遊びをしていたようです。




貴重なシェルターの水で手を洗わせようとする「サトコ」。


「うちの水道のように、水道局に水道管がつながっているわけじゃないんだ!」

と憤慨する「センタ」。




ハンカチで手を拭いてもらいながら

「水道って水道局につながっているの?」と質問する「カノ」。




貯水池、浄水場など、その仕組みについて熱~く語ります。




「センタ」またもポカーン。




リュックの中には“ぬりえやぬいぐるみ”など、

お気に入りがたくさん入っています。





計画への参加を渋っているという「センジュ―ロ―」。


とはいえ、孫には甘い祖父。

「センタ」は「カノ」に呼んでくるよう頼みます。






「カノ」は交換条件として、花火を持ってきていいか聞きます。



なんとしても計画を遂行せねばならない「センタ」。

グッとこらえ、条件付きで渋々了承します。



コンピューターで食糧の点検をしようとする「サトコ」。

しかし反応がありません。



一目見て“電源スイッチの入れ忘れ”だと見破る「センタ」。



「カノ」が鼻歌を歌いながら戻って来ました。



なんと、“養老院”の存在をチラつかせたというのです!




驚きあきれる「センタ」達…。



小学2年生の女の子が思いついてしかるべき言葉なのか!?




事は、老人問題と娘の教育問題と…



両者にわたって複雑化しつつ、その全貌をあらわしてきたと「センタ」。





そこへようやく「センジューロー」登場。





“タモ”の他、何やら大荷物です。

「カノ」とトンボ捕りに行くつもりなのだとか。



果たしてこの3日間、4人は狭いシェルターの中で

無事に共同生活を送ることができるのでしょうか。


舞台写真その2へ続きます。



(くまはち)

ご来場いただき、ありがとうございました!

みなさま、こんばんはニコニコ



昨日28日(日)、第54回公演 「ザ・シェルター」、
おかげさまで無事に千秋楽を迎えました




ご来場いただき、ありがとうございましたビックリマーク



Aチームです。




Aチームの「サトコ&カノ」。




集合写真。




Bチームです。




Bチームの「サトコ&カノ」。





集合写真。




「センジューロー&センタ」、何かたくらんでいる!?




両チーム混合の状態です。




…ぶらさがるメガネ。“タモの奇跡”





「Wサトコ」。

「あら、頭の毛後ろんところ立ってますわよ」




「Wカノ」。

「さ、はってくんねぇ!」




そして舞台全景図です。



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たくさんのお客様がアンケートにご協力下さいました

ありがとうございます!!


劇団員一同、大切に読ませていただいております。
私たちの何よりのエネルギー源です。



A4用紙のアンケートの他に、ハガキのアンケートもございます。
そちらの方もぜひご利用くださいニコニコ


皆様からの「声」を心よりお待ちしております!




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今後は、舞台写真や舞台装置の写真など、準備ができ次第

こちらのブログで少しずつご紹介していきたいと思います。


よろしくお付き合いください音譜




(くまはち)