舞台写真その1~それぞれが必要と考えるもの~
みなさま、こんばんは
公演初日から、早くも一週間が経ちました。
ゲネプロなどの写真データを少しずつ整理中のくまはちです。
今公演は一部がWキャスト。
つまりデータ量がいつもの2倍!
どのようにご紹介して行こうか試行錯誤中です
両チーム織り交ぜながら
前半はAチームメイン、
後半はBチームメインで行こうかと思います。
というわけで、急に写真の役者がチェンジします ので
ご了承ください!
* * * * * * *
それでは、舞台写真をご紹介していきたいと思います
(※ネタバレ注意!)
今公演、H恵さんが前説を担当しました
『ザ・シェルター』
時は1980年代の日本。
核シェルターを製造する会社に勤める「センタ」は、
新製品のテストをするため、妻の「サトコ」、娘の「カノ」、
父の「センジューロー」と共に、
自宅の庭に設置したシェルター『SH-1』の中で
3日間生活することになります。
80年代の曲に合わせて「センタ」登場。
荷物を運び入れています。
チェックシートを見ながら重要なことに気が付きました。
妻の「サトコ」に、“愛用の枕”を持ってくるよう声をかけます。
“枕が変わると眠れない”…デリケートな方のようです。
なかなか姿を現さない「サトコ」。
「すいません」
旅行に行くかのような姿で登場!
「センタ」はポカーン。
「センタ」の枕をしっかり持ってきました。
キャリーバッグには“毛糸”などがキッシリ入っています。
「サトコ」、「センタ」の寝癖にロックオン
なかなか他の家族が来ず、イライラし始める「センタ」。
呼びに行こうとしたところで…、
再び「サトコ」、寝癖にロックオン!
そこへ「カノ」登場!土遊びをしていたようです。
貴重なシェルターの水で手を洗わせようとする「サトコ」。
「うちの水道のように、水道局に水道管がつながっているわけじゃないんだ!」
と憤慨する「センタ」。
ハンカチで手を拭いてもらいながら
「水道って水道局につながっているの?」と質問する「カノ」。
貯水池、浄水場など、その仕組みについて熱~く語ります。
「センタ」またもポカーン。
リュックの中には“ぬりえやぬいぐるみ”など、
お気に入りがたくさん入っています。
とはいえ、孫には甘い祖父。
「センタ」は「カノ」に呼んでくるよう頼みます。
なんとしても計画を遂行せねばならない「センタ」。
グッとこらえ、条件付きで渋々了承します。
コンピューターで食糧の点検をしようとする「サトコ」。
しかし反応がありません。
一目見て“電源スイッチの入れ忘れ”だと見破る「センタ」。
「カノ」が鼻歌を歌いながら戻って来ました。
なんと、“養老院”の存在をチラつかせたというのです!
驚きあきれる「センタ」達…。
小学2年生の女の子が思いついてしかるべき言葉なのか
事は、老人問題と娘の教育問題と…
両者にわたって複雑化しつつ、その全貌をあらわしてきたと「センタ」。
「カノ」とトンボ捕りに行くつもりなのだとか。
果たしてこの3日間、4人は狭いシェルターの中で
無事に共同生活を送ることができるのでしょうか。
舞台写真その2へ続きます。
(くまはち)