結婚どころではない若者~給料が増えたように見せかけて、手取りがむしろ減らされている
結婚どころではない若者~給料が増えたように見せかけて、手取りがむしろ減らされている(リンクあり)>バブルが崩壊し、平成に入っても、全体の平均給与はあがり、1997年に467万円で最高値となったが、以降ズルズルと下降していった。底辺は、リーマンショックの2009年で406万円となったが、それ以降はわずかずつでも上昇している。上昇しているといっても、2021年段階でも1997年を超えてはいない。>つまり、給与の面からいえば、1997年以降今に至るまで約24年間「給料があがらない時代」だったといえる。なんでこの国こんなに貧しくなってしまったんでしょうね。手取りで見たら明らかに現役世代の収入が昔より収入減ってます。特に若い年代はひどいです。>1990年代からリーマンショックに至る期間においては、全年代の下げ幅以上に20代は下げられていた。確かに、2010年以降は、全年代平均以上に20代平均は上昇しているが、それはその前に十分下げられたがゆえの反動もあるだろう。いずれにせよ、不況時、いかに若者の給与が低く抑えられてしまったかがわかる。>たとえば、1995年に25歳だった若者は、2021年には51歳になっている。いわゆる生涯未婚率対象年齢である。2020年の国勢調査で男28.3%、女17.8%と過去最高記録を打ち立てているが、まさにその年齢の人たちは、全体と比較して全然給料があがらなかった仕打ちを受けてきた「かつての若者たち」なのである。>勿論、未婚化の原因は給料だけの問題ではない。他にもいろいろ要素が絡み合ってのものであるが、少なくとも本来結婚をしていたであろう20代のうちに、「何年間も給料があがらない」という経済環境の中に置かれて、「ようし、結婚するぞ。子ども産むぞ」と前向きになれただろうか、と思うわけである。生活苦しいと男性側も結婚して家族をもとうとは思わないですし、女性側も子供を産むぞとはならないでしょうね。出産、育児をする世代を大事にしなかった結果が今の少子化なわけで、少子化は当然の帰結なんでしょう。ジジババばかりに金を注ぎ込む国に先行きがあるわけがありません。>これで見ると、2021年の20代の所得の中央値は1996年を超えている。が、可処分所得は2021年時点でも超えていないのだ。つまり、額面の給料はあがっているのに、なぜか手取りの給料は下がっているのである。>可処分所得だけが減る理由は、直接税と社会保障費負担の増額である。推移をみてわかる通り、1996-2004年くらいまでは、額面所得も可処分所得もほぼシンクロしている。大幅に可処分所得だけが減り始めているのは2009年以降である。2021年は多少改善されたが、2019年にその減額幅は最大になっている。『「年収1000万円超の男」と交際した婚活女性の主張 彼女たちは夢見るセレブ生活が送れるのか』「年収1000万円超の男」と交際した婚活女性の主張 彼女たちは夢見るセレブ生活が送れるのか(リンクあり)たまに勘違いしている女性がいるのですが、年収1000…ameblo.jp以前の記事でも書きましたが大事なのは可処分所得です。額面の年収が上がっていても可処分所得が減っていては意味がありません。年収1000万円額面であっても手取りは722万円です。この国は消費税だけでなく、所得税も住民税も25年前よりかなり増税されてます。その結果昔と額面の収入は同じでも可処分所得は著しく減る状態になってます。働いている現役世代が貧しくなって、そこから巻き上げた金をジジババにばら撒いている国に先行きはありません。>2010年代に20代で働く若者たちは、確かにその前の世代より額面の給料は増えたかもしれない。しかし、なんだかんだワケもわからず差し引かれて、むしろ1990年代の若者たちよりも手取りが少ないのだ。そして、それより、2000年代の若者はもっと少なかった。>彼らは、丁度氷河期世代と同じ年代だが、2005年に25歳だった若者の生涯未婚率が判明するのは次の2025年の国勢調査である。2020年より増えていることは確実だろう。>結婚はお金だけの問題ではない。給料が増えれば婚姻数が増えるなどという暴論を言うつもりもない。が、お金がなければ、結婚や恋愛どころか、何かしらの行動をしようという意欲すらわかなくなることもまた事実である。お金が全てではありませんが、やはり結婚して家族を持つと独身よりはお金がかかります。私も結婚関係で数百万単位で金がふっとびました。今頃少子化がやばいと騒いでますが、すでにこの国は手遅れかもしれないと思い始めてる今日この頃です。いいね!とコメントお待ちしています。