夫への「告白」〜罪悪感と遠慮が募る〜 | 【千葉・オンライン】 はじめのいっぽのブログ

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つづき。

 
そうして、
甘えること、助けて
が言えぬまま、
ワタシはひたすら
「申し訳ない病」を育てていった。
 
こんなワタシで
申し訳ないーーー。
 
ずいぶん、ずいぶんと
夫に対して
罪悪感から遠慮することが多くなった。
 
こんなワタシだから、ワガママは言えない。
こんなワタシだから、意見できない。
こんなワタシだから、
 自分を優先するなんてできない。
ーーー…
 
だんだんと予定日は近くなる。
 
でも、夫は立ち会えないだろう。
ホントは
立ち会ってほしいけど。
そんなん言っても、どうせムリだな。
 
ーーー
だって、お正月かもしれないし。
年末年始、家族ゆっくりする時期に
夫は激務なのだ。
不在がちになる。
忙しい、のは11月からにわかに始まる。
 
で、ピークが年末年始なのだ。
それは1月末まで続く。
 
分かっていたから、物わかりよい妻でいた。
 
ホントは
お産に立ち会って欲しい。
 
言っても、ムリだし。
困らせてしまう。
だめだよ、分かってんだろ?
言われるだろうしな…。
 
黙っていた。
 
ーーー
 
いよいよ、お産になりそうだ。
夜中、病院に行くが、
おさまってしまった(泣)
 
全く子宮口も開いてないから
帰宅するかと考えたが、遠方だったし
配慮もいただき入院することに。
 
夜中、夫はクルマを運転してやってきた。
 
そう、寝不足だろうに来てくれた。
が、
産気づいてフウフウしてるかに見えた妻は
ベッドに座って
 
ははは、ゴメンね。
おさまってしまった。
 
とか言っていて、
ちょこんと座ってるケドーーー。
 
しかし、夫は怒らなかった。
それから朝まで定期的な痛みには繋がらず、
 
まあ、また来るよ。
 
と早朝に仕事に向かった。
 
ーーー
 
2日目、痛みがついてきた。
かなり痛い。
これは、今までとワケが違う。
母がつきっきりで
腰をさするだ、食事介助をしてくれた。
 
ーーー
 
なかなか思ったように進んでないようだ。
 
外で助産師が母に
伝えていたのが聞こえたが
 
そんなのワタシが、分かってた。
 
夜、また夫は仕事上がりにクルマを
飛ばしてきてくれた。
 
さすがに昨日と様子が違うので
 
産まれますかね?など聞いている。
 
後から来た人がお産になった。
焦る。
 
痛い。叫びたい。
しかし、環境が悪い。
私の居る部屋は
隣が切迫で入院してる人たちだ。
痛みが来て叫びたいが、
夫にタオルを渡される。
叫びたいが
声が大きいので迷惑になるから
口をふさげ、と。
 
ここ迄きて、
気を遣わないといけないか?
 
憎らしくて仕方がない。
悔しくて悲しくて情けない。
 
それもまた「この時」は言えなかった。
 
この痛み、お前に分かるまいーーー。
(後日これに関して悲しかった、と言ったが、夫はまず
お前がそう(隣が妊婦さん部屋だと)言っていて
タオルで口を抑えていたたから気を遣って渡してた。とのことーーー)

 
早朝、また夫は東京に帰らなければならない。
今日は、有名事務所の仕事だと。
夫は申し訳ない、と謝り
母にもお願いしますと言って去った。
 
ろくに二晩近く寝てないワタシは
微弱陣痛になり、意識朦朧だった。
 
行かないで。
 
もう言えないくらい疲弊していた。
怒りも交じっていたし。
 
ーーーーー
 
進んでない実感はありながら、
痛みだけはいっちょ前にイタイ。

それが苦しかった。

ーーー
ワタシは十分やったから、
もう帝王切開でいい。
これはもう分娩停止だよ。
よくがんばったよ?ワタシ。
もう、がんばれないーーー。
 
同様にがんばってただろう長男に、
ほそぼそと母に、
思い返せば、この時。
記憶している限りでは
初めて母に弱音を漏らした時、だったカモ。
(母が何と言ったか覚えてないが何も言わなかったと思う)
上司(師長)にも同じように訴えた。
しかし、ようやく担当医が来て
(週末だったから当直体制で不在だった)
 
7センチ開いてるから促進
(陣痛促進剤)しよう。
もう少しガンバッてみよう。
 
正直愕然とした。

あと5時間もあるじゃない?

正午までに産まれなければ
帝王切開する条件で絶飲食で話をのんだ。
 
その後、あれよあれよと全開し
数名がかりで分娩台へ移動。
しかし、それからも痛みは弱く
2時間がかりで、
ようやく長男は産まれた。
 
彼は、へその緒を
2回首に巻いていたため
お産が早ければ、それこそ心音が落ち
緊急帝王切開になっていたかもしれず。
ゆっくりゆっくり時間をかけて
長男は生まれてきたが、
それこそ負担をかけずにきた
彼の計らいだった。
 
そして泥のごとく眠ったワタシ。
初めての衝撃的な産後が始まった。
 
また、その晩に夫は来てくれた。
 
計3日連続、
彼は夜都内から千葉まで高速を使い、
クルマで来て帰ってを繰り返した。
 
つづく

 

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