青の誇り~プラチナ世代の軌跡~ -50ページ目

宮吉拓実、16歳1ヶ月でJ1デビュー!

プラチナ世代から初めてのJリーガーが誕生!


J1 第25節

9月21日(日) 18:00 K.O @西京極総合運動公園陸上競技場

京都サンガFC 1(1-2、0-0)2 ガンバ大阪

【得点】

0-1 01分・山口智(G大阪)

1-1 23分・佐藤勇人(京都)

1-2 26分・ロニー(G大阪)


▽ 京都メンバー ▽

----フェルナン----柳沢------

角田------佐藤------渡邉

---------シジクレイ---------

中谷---水本--増嶋---手島

----------水谷----------


▽交代

HT   角田→田原

54分  中谷→林

72分  フェルナンジーニョ→宮吉


SUB 平井、石井、安藤、アタリバ


京都の宮吉拓実(16)が16歳1ヶ月14日と史上2番目の若さでデビューした。72分、フェルナンジーニョに代わり途中出場。見せ場はいきなり訪れる。74分、自陣でクリアボールを受けた宮吉はカウンター気味にドリブルで持ち上がると、ハーフラインの手前で右前方の林に絶妙スルー。右足アウトサイドにかけられたボールは強さが絶妙で、DFラインの裏を駆け上がる林の足元に収まった。GKと1対1になった林があらぬ方向にシュートを打ってしまい得点には繋がらなかったが。シュートを決めていれば、語り継がれるプレーになっていただろう。宮吉にとってのファーストタッチだった。


その後も、82分にはGK藤々谷(G大阪)が弾いたボールを詰めてシュートを放つなど、確かな存在感と鮮やかな印象を残したまま試合を終える。宮吉は23日から始まるU-16合宿と、これに続くAFC U-16選手権に出場するため1ヶ月ほどチームから離脱することになるが、終盤には再度チャンスがめぐってくるに違いない。そう確信させるほどの素晴らしいデビュー戦だった。

J2 第36節 C大阪 vs 山形

J2 第36節

9月20日(土) 18:00 K.O @長居スタジアム 20,271人

セレッソ大阪 2(1-2、1-0)2 モンテディオ山形

【得点】

1-0 21分・香川真司(C大阪)

1-1 32分・豊田陽平(山形)

1-2 44分・豊田陽平(山形)

2-2 63分・ジェルマーノ(C大阪) *PK


【シュート数】

C大阪   9    山形   10


▽ C大阪メンバー ▽

-----古橋----カイオ-----

香川------------------乾

-----ジェル----青山-----

ジウトン--江添--前田--柳沢

----------相澤----------


▽交代

55分  古橋→小松

69分  青山→羽田

79分  カイオ→柿谷


SUB 鈴木、丹羽


「お友達といっしょ割引」(SBパスポートホルダーへの同行者1名無料券<S自由>配布)を利用したので、昨日はメインスタンドのS自由で観戦。いつもセンターラインの延長線上(中央付近)で観戦しているためか、S自由の角度はすごく見にくかった。SB席が動員された小学生に開放されたための特別措置なのだが、セレッソは本当に大事にしないといけない人(観客)は誰なのか?ということを考えないといけないと思います。


でも動員がなければ1万人前後の観客か?J2とはいえ天王山の試合だっただけに、寂しすぎる数字でした。動員したとはいえ今シーズン最高の観客を迎えた大一番。セレッソにとってはJ1昇格を争う直接対決であるとともに、新しい新規顧客を開拓する意味合いもある重い一戦だった。しかし・・・。我那覇に沈められた2000年、今野に沈められた2005年といい、ここ一番の試合でコケるのはセレッソのキャラなのかもしれない。


幸いにも昇格を争う湘南、鳥栖も引き分けため(仙台は勝ったが)、2位争いは勝点ほぼ変わらず混戦のまま。試合数が1減って確かに確率は悪くなったのだが、それでもまだ徳俵で残している状態か。湘南、仙台との直接対決をもう一度“天王山”にするためにも、23日の福岡戦(A)、28日の広島戦(H)で挽回して土俵中央に戻して欲しいところ。


選手個々の評価については今回はジウトンのみ。初先発、初出場にしては良かったと思います。サテの試合ではもっと中央に切れ込んでいったり「お前はFWか!」という仰天プレーを連発していただけに攻撃面で期待していたのですが、少し控えめでしたね。ディフェンスも飛び込まず、振り切られる場面も無く及第点かと。


※年間パス(SB・26,000円)コストパフォーマンス

@1,857円 (14/17試合観戦・あと4試合) +S自由無料券1枚

育成の再点検 #2

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■同感です

青の誇りさん、こんにちは。私も即買い読みしました(笑)。U12から各1年ごとに世代代表を育成するようなシステムを日本として確立してほしいですね。そしてU17とU22の5年間に世界との差が縮まるばかりか差が拡がっているような気がしてなりません…。「空白の5年間」。ユースを卒業すると、進路がプロでもアマでも、今までのチームの核として活躍していた場から新人扱いで生の試合から一瞬でも遠ざかったり、今までと違う使われ方や壁にぶつかって個性が失われたりと…。一貫した育成機会の場と、国内はもちろんのこと各世代で海外での国際試合を経験させる環境をシステムとして確立して欲しいものです。例えば、ユースと同じようにJ1・J2クラブの23歳以下のカップ戦があったっていいと思いますよ。


■Re:同感です。

日本サッカーはこれまで学校の部活動が主体になってきたので、6-3-3-4という区切りで一つのチームが構成されていました。そのため特にU-13、U-14、U-16、U-17、U-19~U-21あたりの育成に改善の余地があったと思います。U-13、U-14はJリーグが主体となってリーグ戦が創設されましたし、U-16は国体、U-17は各地域でリーグ戦と実戦の場が増えつつことは良い流れですが・・・。一方でU-19~U-21についてはほとんど手が付けられていないのが現状ではないでしょうか?


個人的には、
①U-13くらいからU-23までそれぞれに代表チームを立ち上げ合宿・海外遠征を実施する。その中でA選手は16歳だけどU-17で、B選手は16歳だけどU-18で、という感じで才能のある選手がカテゴリーをひとつずつ超え飛び級していくのが理想です。


U-20で争う全国規模の大会の創設。Jリーグの1年目~2年目の選手とユースの合流チーム、大学1~2回生のチームが主流となるでしょう。所属チームで出場機会の少ない選手たちに真剣勝負の場を。優勝チームには天皇杯の出場権を与えるとか。

【プレビュー】J2 第36節 C大阪 vs 山形

J2 第36節

9月20日(土) 18:00 K.O @長居スタジアム

セレッソ大阪 vs モンテディオ山形


▼プレビュー

18日付スポニチの報道 によると、今日の山形戦は3万人近くが入場する見通しと言う。今シーズンの観衆の平均が6,000人~9,000人、最高が横浜FC戦(8/3)の15,606人なので、動員をかけているとはいえにわかには信じにくい数字なのだが・・・。


セレッソにとっては文字通り天王山の1戦。今シーズン最高の観客の前で、山形に格の違いを見せ付けたいところ。アレーの負傷離脱により、ボランチ青山、左SBジウトンというイチ押し選手 の先発が濃厚で期待感は高まる。

サテライトで見たジウトンは非常に攻撃的な選手。激しい上下動を繰り返せる反面、左サイドのディフェンスに一抹の不安が残るのも事実だけど。ジェルマーノには申し訳ないが、ジウトンの上がった後のフォローをよろしく、と言っておきたい。気持ちの入ったテンションの高いプレーを持ち味とする青山、ジウトンが入ることがチームにとってもプラスになると信じています。あとは柿谷。評価を上げたU-19での勢いをセレッソにも持ち込んで欲しいところ。サブに甘んじている器ではないのだから。


今日は久々に長居へ参戦します。

レポートは後ほど。

育成の再点検


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U-16から各年代の代表を経験している細貝萌(浦和)。

ACL準々決勝(1st leg)より。


今週号の週間サッカーダイジェストは、「こんなに違う日本と世界の育成」というとても興味深い特集をしていて、即買いしてしまった。全敗した北京五輪を総括して、JFAが「個の力が足りなかった」との見解を示したことで、今にわかに育成についての議論が活発になっている。


先週のエルゴラッソでは加部究氏の「育成の再点検」というテーマで書かれたコラムに目が留まった。


「個の力不足が最大の敗因なら、それは育成の失敗だ。育成面で何らかの再点検を講じなければ、世界との差は縮まらないということになる。」との問題提起のあとに触れられたU-16代表についての記述。


「ところが下の世代まで見渡すと、明らかな豊作年がある。例えば現在のU-16世代、Jリーグ前夜の1992年生まれは、際立って個性豊かな素材が揃っている。」「先月行われた豊田国際ユースでは、ブラジルのU-16代表を流麗なボール回しで圧倒するシーンもあり、引き分け(1-1)以上の内容を見せたことでも、彼らの潜在能力の高さがうかがえる。」「豊田国際に出場したU-16代表に限れば、最終ラインからFWまで誰もが組み立てに加わり、なんだか82年スペイン大会でのブラジルやフランスを彷彿とさせる楽しいチームになっている。」「こうしたいわゆる“うまい”選手ばかりを集めたチーム作りには賛否両論分かれる可能性もあるだろうが、・・・もちろん闘うメンタリティ、ボール奪取の狙いや意欲、さらには走り切る才能も、後づけは難しいのかもしれない。だが“うまい”とか“しかけられる”という武器を持つ選手たちが、フィジカルや精神力を伸ばす可能性は、逆のパターンより遥かに大きいはずだ。」


「高さ」や「速さ」、「強さ」よりも「うまさ」を最大の基準に選考された今回のU-16代表は、個性豊かな素材が集まったプラチナ世代(この言葉を使うのはまだ早いが)というだけではなく、日本の進むべき道を示す使命を背負った重い世代でもある。さらに言うなら、金崎夢生、香川真司、柿谷曜一朗、河野広貴、斉藤学らテクニシャンが揃った一つ上の世代と合流して挑むロンドン五輪は、日本の育成が正しい方向に向かっているか否か、その進捗状況を確認できる中間点となるだろう。理想は、体格的に遜色のないスペインやメキシコのサッカー。そこに日本らしさを付加したサッカーを確立すること。


反町監督は18歳~22歳くらいまでの経験不足の解消を五輪後の課題として挙げた。


ロンドン五輪世代を育成の最終段階でどのように仕上げていくのか?この五輪でもし日本がこけたら、日本サッカーはゴールの見えない迷路に迷い込むのかもしれない。